2010年9月18日土曜日

「"ゼロ年世代"の都市・建築・アート」展 始まる

表参道GYRE|EYE OF GYRE にて「"ゼロ年世代"の都市・建築・アート」展 始まる。リードに「CITI2.0——WEB世代の都市進化論」を問う、とある本展は、昨年同会場にて開催された「ARCHITECT 2.0 WEB世代の建築進化論展」に続くもの。
16時からのプレスカンファレンスには、2年連続でキュレーションを担当した藤村龍至氏+TEAM ROUNDABOUT、監修の飯田高誉氏が出席、出展15組の各作品を駆け足でレクチャー。

作品1:「海市 Mirage City」、作品2:「孵化過程」共に磯崎新

色とりどりの針金チューブが目をひく作品は、1962年初出品された後、1997年水戸芸術館「日本の夏」展開催時の「孵化過程」の予備模型。24日には磯崎氏が来場、上から石膏を流し込むパフォーマンスを行なう予定。
1997年にICCで開催された企画展「海市」を、現代のweb環境で捉え直しているのが本展の大筋。作品をかたち作っている針金を、来場者も自由に生成できる。


作品2: 「海市2.0」
5週間の会期中、残り空いている5つのフィールドに、15組の建築家(乾久美子、五十嵐淳、垣内光司、木村松本、SPACESPACE、徳山知永、dot architects、中村竜治、中山英之、長谷川豪、藤本壮介、松岡聡田村裕希、満田衛資、森田一弥、吉村靖孝)が3人一組で、かつて磯崎氏が提唱した、連歌のように模型をつくっていく。共同制作の過程はBIMデータで残る(協力:GRAPHISOFT)。


壁の奥の3枚のパネル=作品3: mashcomix + TEAM ROUNDABOUT「海市2.0マンガ」は未だ"白紙"。会期中、変容する前述「作品2」の世界をマンガに起こす予定。此処でも連歌のコンセプトに準じて、複数の人間が鉛筆を使って書き足していく(ペン入れは最後)。


作品4: 名和晃平「element」


作品5: カオス*ラウンジ「カオス*ハウス プロジェクト」+作品6: 梅沢和木「テラストラクチャー・オブ・クイアパイン」
表参道に面したこの一室は、藤村事務所が手掛けているカオス*ラウンジの為の住宅PJのミーティングルームという位置付け。会期中、何度か実際に此処で打合せが行われ、デスクの上の模型も生成される予定という。


作品7: 濱野智史「アーキテクチャの生態系マップ」を解説する藤村氏。右は作品8:「The Region Maker」MVRDV


作品9:「誘導都市」から「太陽神の都市」/「反太陽神の都市」渡辺誠


作品10:「Continuum of Normal」日建設計
某企業の本社ビル計画案。



作品11:瀋陽市方域地区計画 柄沢祐輔
サイトは世界遺産地区の地下に新しく誕生する483万平米の地下空間。このメガスケールのPJに与えられた期間は僅か半年、柄沢氏はコンピュータ・アルゴリズムを用いて設計した。


作品12:「TOKYO MODEL」森ビル
半年に一度、実際の東京の建替状況に応じて更新される、森ビルの1/1000巨大都市模型の一部。


作品13:「さわれないやまびこの眺め」泉太郎
泉氏の彫刻作品を街の人に見せて、その見た目の反応から、段階的に変容していく作品。「海市」のアート版。


作品14: Pingpong「pingpong005 verb Line / verg track for CITY2.0」
会場GYREを中心に、ネット上でつぶやかれている状況を可視化している。そのツイートがRTされればされるほど、画面上の表示も大きくなる仕組み。


作品15:「Shenzhen Logistic City / Rue De La Loi」Julian De Smedy
ブリュッセル/ベルギーに計画されたマスタープランのPJほか。


会期は5週間、10/14まで。作品2や3の共同作業(ワークショップ)は毎週土曜に開催の予定。会場配布のチラシも同じく更新される。

0 件のコメント: