2011年3月19日土曜日

コヤマアトリエ《東中野の家》オープンハウス

小山貴弘/コヤマアトリエによる《東中野の家》オープンハウスへ。
3方を低層住宅に囲まれ、目の前の道路は狭くて勾配のついた2項道路という立地。室内のプライバシーを守りつつ、周囲に対して閉じた印象を与えないようにしている。

茶色い外観。建材素材は土壁。
「土壁塗りの素朴なテクスチャーをもつオブジェクトが、やさしい印象を街に与え、道ゆく人々が住まい手を想像できるような佇まいを目指しました」:事務所配布資料より転載

エントランス。天板が銅板のカッコイイ郵便受け。ドアを透かして上方に空が見える。
注/実は、ドアの右側にこれまた素敵な、浮き彫り細工の「表札」が出ているのですが、画像処理で(土壁を塗って)消しています。

1Fはほぼ1室空間。奥からエントランス側の眺め。

上方は大きな吹き抜け。明るく開放的なコートハウス型住居。

柱、床材など木材の殆どが杉、白い壁は砂漆喰を採用。自然素材に近い建材の使用はクライアントからの第一条件。

2Fへ。ここでも木材を使用。

階段を上がり、2Fの居室。壁・床材は1Fと同様。左側が吹き抜け部分。腰壁より上の障子戸を開ければ、1Fリビングが見下ろせる。

2Fに居室は2つ。向こう側には、この"渡り廊下"で。左側、白い砂漆喰壁の向こうは納戸で、片側一面が大きな書棚。

1F、2Fは納戸も含め、仕切りが緩やか。訪問時は夕方だったが、かなり暖かかった。

同居室の天井。壁と同じ白い砂漆喰で統一。

2Fテラス。周囲は住宅密集地、独り占め感のある青い空は嬉しい。奥に1F玄関ドアのアーチ部分が覗いて見える。

"渡り廊下"の足下付近、溝の中には照明が仕込んである。夜間には下の1Fにも淡い光となって落ちる。
壁の立ち上がりは僅かに隙間がある。聞いて成る程、掃除機もかけやすい。

1Fに戻り、水まわり。風呂場の框ドア越しに、洗面所とキッチンまでが見通せた。

WC、対面に白い手洗器あり。

住まい手は椅子式ではなく床座の生活を希望した。この為、床に座った人の視点を基準とし、台所に立つ人の視点とがうまく馴染むよう、1Fリビングと台所の間にはステップ(段差-50cm)がある。


反対のリビング側は"掘りコタツ"のようになっていて、対面に腰を下ろせば、大きいキッチンカウンターはテーブルとしても使える。ここに座って資料に目を通していた時、木材の良い香りに包まれた。

カウンター上には、今回の《東中野の家》の図面集と、《落合のシェアハウス》や《熱海の家》などのポートフォリオが綺麗に並べられている。

《東中野の家》オープンハウスは明日3/20(日)にも開催予定。
以上、設計管理:コヤマアトリエ、施工:平野建設(株)

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