2011年4月28日木曜日

アクシスギャラリーにて、中山英之展+とびらプロジェクト報告会

六本木AXIS4F/アクシスギャラリーにて、中山英之「小さくて大きな家」展がスタート。オープニングイベントでは、中山氏と乾久美子氏による対談「シェアビルドの時代」が行なわれたが、その前に、「とびらプロジェクト」の進捗報告会も併せて開催され、共に聴衆を集めた。

「とびらプロジェクト」では、中山氏による未完の建築「草原の大きなとびら」の実現を目指し、2009年から活動を続けている。報告会では、発起人の三氏(川勝真一氏、岡田栄造氏、山崎泰寛氏)がそれぞれ発言した。

「草原の大きなとびら」の建設予定地に手を挙げたのは、北海道根室市の明郷伊藤☆牧場。同牧場では、フットパスという歩行者専用の道を牧草地に整備して提供している。「草原の大きな扉」はフットパスを利用する人々の休憩所や酪農体験のワークショップなどに利用される予定。

同PJでは「シェアビルド」という新しい理念に基づいて「1000人のとびらプロジェクト」を新たに立ち上げ、事業の目標金額を1000万円として、メンバーに1口1万円の寄付を募り、建設費に充てる予定。1000人全員が1つの建物のクライアントになる。

会場では伊藤牧場から地元のおいしい牛乳が配られた(ごちそうさまでした)。


さて、報告会の後に登壇した乾久美子氏は、延岡駅周辺整備計画のデザイン監修者に2ヶ月前に就任したばかりで、今回のテーマ「シェアビルド」について討議するにふさわしいゲストだった。同整備計画では、市民協働で街づくりが進行中、その為のさまざまな施策を山崎亮氏(STUDIO-L代表)と取り組んでいる(共同執筆だが、おそらく乾さん初のブログ「延岡駅周辺整備日誌」もその一環)。延岡の今後も目が離せない。

なお、本展は中山氏にとって初めての個展。繊細な模型作品が載った台、テーブルクロスも同展を構成する作品のひとつ。描かれたものの細部、その下に立つ脚のディテールまで見てほしい。会期は5/8(日)まで、入場無料。

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