2011年5月13日金曜日

東京の下町・蔵前に複合商業施設「Mirror」がオープン


蔵前駅から徒歩3分。隅田川沿い、厩橋のたもとに、(株)バルニバービプロデュースによるカフェやアートの複合施設「Mirror」がオープンした。11日のオープニングでは東日本大震災の復興支援のためのチャリティイベントとしてINO hidefumi氏のライブなども開催され、大勢の人が詰め掛けた。

写真左より、REBIRTH PROJECTの横田光隆氏、亀石氏、建築家の永山祐子氏、THINK GREEN PRODUCEの関口正人氏、当プロジェクトのプロデューサー・バルニバービ代表の佐藤裕久氏、グラフィックデザイナーの曽根友星氏。

プレスプレビューで配布された著書『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)を片手に、「Mirror」への思いを語る佐藤氏。
東京・大阪をはじめ全国で約30店舗のレストラン・カフェやスイーツを経営する佐藤氏にとって、スカイツリーの膝元として徐々に盛り上がりを見せる東東京エリアへの進出は、まだ始まったばかり。バルニバービが得意とする「食」の側面だけではなく、音楽を聴いたり運動をしたりといった、生活を営む上での多様な時間の過ごし方を提供する空間としたいと語った。

プレスプレビューでの関口氏と永山氏。
ブランディングとして当プロジェクトに携わった関口氏によれば、古くは江戸の城下町として栄えた東東京は、豊かな歴史を持つ奥行きの深い街。例えばニューヨークにおけるブルックリンのように新しいムーブメントが生まれつつあり、未来への可能性を大いに感じさせる土地であると言う。地域全体の価値を向上させるような事業展開を目指したいと語る。
1~3F部分のカフェ「Cielo y Rio」ファサードデザインは、建築家の永山氏が手掛けた。新旧の境目のような場所に建つ「Mirror」はベイエリアのリデザインの起点となり得るため、エリアラインを意識し設計に当たったとのこと。新旧が切り替わるきっかけの表現としてピンクのカラーガラスを採用し、施設への入場の前後で風景の切り替わりを感じられるデザインとなっている。

特徴的なロゴはグラフィックデザイナーの曽根氏によるもの(ロゴは写真参照)。ロゴデザインを決定するにあたり開かれたコンペティションの中から採用されたアイデアである。「Mirror」を「ミラー」とカタカナ表記しそれぞれの文字を繋ぎ合わせたというこのデザインには、「Mirror」が人と人とのコミュニケーションツールとして活用されるように、との願いが込められている。

「Ciero y Rio」3Fのパーティースペース。Cieloは空、Rioは川という意味。

同じく3F「EAST GALLERY」では、REBIRTH PROJECTと横田光隆氏によるアートインスタレーション「ART PIECE "harmonization"」が展示されている。”生命の調和”をテーマに捕食者と被捕食者の関係性を表し、地球上の生命の一員として人類がすべきことを問いかける。

宮城県にあった横田氏のアトリエは今回の東日本大地震で被災し、全壊してしまったとのこと。こちらはその廃材を用いて制作された作品。

6F「”Mirror”Logo Gallery」では、今回のコンペの際に応募されたロゴデザインを展示している。

窓から見下ろす隅田川。ちょうど屋形船が通りかかった。(4F「LOUNGE & Ping-Pong」より)

「Cielo y Rio」2Fには、国内外でアート活動を展開しているオカナオヤ氏の東京初となるショールーム「gaveta」が併設されている。













「Cielo y Rio」1Fは、開放的な吹抜けが設けられたカフェ&レストラン(お食事は大変美味でした!)。

0 件のコメント: