2011年6月15日水曜日

銀座のポーラミュージアムアネックスにて、「松尾高弘インタラクティブアート展」開催中

「Aquatic Colors」

「Aquatic Colors」

銀座にあるポーラ銀座ビルの3階・ポーラミュージアムアネックスにて、松尾高弘氏による企画展「松尾高弘インタラクティブアート展」が開催中。松尾氏は映像や光をもちいて作品を表現するだけでなく、作品と鑑賞者の動きを連動させるインタラクティブ(双方向性)アーティストとして、ミラノサローネをはじめ国内外で広く活躍している。今回は2009年のミラノサローネにて発表された作品「Aquatic Colors」と、雨を題材にした新作「White Rain」の2作品の展示である。

まずは「Aquatic Colors」をご紹介。オーガンジーでつくられた透過性スクリーンに手や体を近づけると、赤外線センサーの作用によってスクリーンにクラゲが連鎖的に現れる。暗闇の中発光するクラゲの群れがとても幻想的で、鑑賞者を静かな深海の世界へ誘うようである。

「White Rain」

「White Rain」

続いては「White Rain」。会場内にはLEDが埋め込まれた幾本かの細いポールが静かに林立しており、そのポールの中をLEDの光が雨のように流れてゆく。その中に立ち入ると赤外線センサーが人体を感知し、光の雨が一層賑やかに降りそそぐというしくみである。光と連動して響く爽やかな音が耳に心地よい。

企画展の開催に際し松尾氏は、2作品に共通するのは自然や生命など人間の知覚に作用する、インタラクティブ=相互性の原初的な感覚。光を通して描く新しい世界を是非体験してほしい、と述べている。いよいよ暑さ増す初夏の都市の中で、一抹の涼を与えてくれる涼しげな作品である。

会期は7月10日(日)まで。詳細は下記URLを参照されたい。
http://www.kenchiku.co.jp/event/detail.php?id=2813

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