2011年10月13日木曜日

AGCstudioにて『AGC studio Exhibition No.02 INSULATION ~遮蔽~ それでもガラスが透明なわけ』開催中

京橋のAGCstudioにて、ガラスが受ける身近な外部影響のうち「電磁波」「脅威」「音」をテーマに、ガラスの基本的性能から機能開発の現在までをアートとテクノロジーの視点で深く掘り下げる、UIA大会関連企画展『AGC studio Exhibition No.02 INSULATION ~遮蔽~ それでもガラスが透明なわけ』が開催されている。
窓ガラスは、光や外界の風景を取り入れながらも、内部空間にとって好ましくない外的環境を遮蔽する、建築において必要不可欠な材料である。透過したいものはより透過させ、不要なものは反射または吸収して遮蔽するというテクノロジーが、板ガラスの進化のかたちとしてますます求められている。テーマごとの展示作品は下記の通り。

「電磁波」【参加アーティスト:Enlightenment/エンライトメント(ヒロ杉山、鈴木シゲル、山口要)】
3枚のオーガンジーの布を用い、可視光線透過率を巧みに利用した映像作品。黒いボックスの表面にはブラックのカラーガラスがはめられており、それを介して見るボックス中の蝶のグラフィックがとても幻想的である。(ちなみに夕暮れ~夜の時間帯が最適とのこと。)


「脅威」【参加アーティスト(建築家):窪田建築都市研究所(有) 窪田茂】
ガラスの強度、また吸水性能がゼロであることを利用した作品。ガラスボックスの中にスプリンクラーが一つ設置され、スイッチを入れると勢いよく水が噴射される。スプリンクラーを取り囲むガラスのうち、3側面にはそれぞれフッ素系の撥水処理がなされており、コーティングの違いによる水滴の付着具合を比較することも出来る。


「音」【参加アーティスト:宇治野宗輝
板ガラスに起こるコインシデンス効果(ある周波数域でのみ遮音性能が下がる現象)を利用した作品。ミキサーの振動音がエレキベースのピックアップを通してアンプに送られ、ガラスボックス内のスピーカーから大音量で出力される。ガラスボックス内のカラーボールを跳ね上がる程の音エネルギーが発せられるが、二重のガラスによって大幅に遮音されている。

会期は1122日(火)まで。詳細は下記URLを参照されたい。

AGC studio Exhibition No.02 INSULATION ~遮蔽~ それでもガラスが透明なわけ」

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