2012年7月7日土曜日

MOTにて「トーマス・デマンド展」明日まで

東京都現代美術館(MOT)にて「トーマス・デマンド展」を観る。画像右側は平田晃久さんの「ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト」のポスター。
Thomas Demandの作品は、単なる写真ではなく、インターネットや新聞紙上で人々の注目を集めた事件やシーンを、厚紙で精巧忠実に(しかも原寸大で)再現した現場を撮る、というもの。どれもこれもパッと見、被写体が紙とは思えない。
実際の大統領執務室を写したかように見える「執務室」が秀逸。同年の米国大統領選挙中に、NYタイムズからの依頼で3週間で仕上げた作品で、ホワイトハウスから正確な図面提供などある訳もなく、過去50年間におよぶ同紙の写真アーカイブを元に、絨毯やカーテン、重厚なデスクや星条旗に至るまで全て原寸大の紙で作り上げた。しかも、例えば○○大統領が座っていた椅子、家族が写った写真立ては△△大統領のイメージというふうに、大統領執務室ときいて人々が当然そこに在ると思い描くモノは、各時代から引っ張ってきている。完全なるフィクション、なのにリアル! 作品掲載時、殆どの読者は実際の執務室と勘違いしたそうだ(会期初日に行なわれた作家本人によるアーティスト・トーク映像より、会場2Fで上映中)。

デマンド展会場は3F。途中の2Fから同館の吹き抜け空間が見えるのだが、いよいよ7/10(火)から始まる「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」のジオラマが広がっていた(昨日から明日まで要事前予約の「1万人事前招待会」実施中)。
上層がひん曲がった東京タワーが見えたが、壊したのは巨神兵?

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