2012年10月18日木曜日

「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」10/19(金)まで

ビッグサイトで開催中の「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」へ。開催5回めとなる今回、11の国と地域から338社・団体が出展(10/11時点)。

東5ホール入口の正面にある、5つの企画展示のひとつ「Creative Resource 素材の造作とちから」。 「リノベーション」と「編集型ライフスタイル」をキーワードに、個性的な空間づくりのためのインテリアマテリアルや造作家具、関連商材を扱う20社が出展。
芦沢啓治氏監修による「Materal Park」では、6組の建築家やデザイナー(芦沢啓治建築設計事務所、橘昭仁/スタジオアナグラム、鈴野浩一+禿真哉/トラフ建築設計事務所、林裕輔+安西葉子/ドリルデザイン、藤本泰司アトリエ、橋本潤/フーニオデザイン)が参加、各事務所作品の「マテリアル」の一部や、各氏がイマジネーションのためにストックしているものの展示。
並んだ「マテリアル」から、既に世に出ている作品を推測するのも面白い。

「Creative Resource」出展企業のうち、C-16:中川ケミカル+玉俊工業所の共同ブース。(株)中川ケミカルが主催する「第17回CSデザイン賞」学生部門の一部入賞作品のサンプルのほか、(株)玉俊工業所のディスプレイシステムEXTOと、中川ケミカルのカッティングシート(以下CS)のコラボ展示。
手前の展示台は、(株)玉俊工業所が提供した透明アクリルキューブに、透明のCSにグラデーションをつけて出力したものを貼った「gradation cube」と、同社のCS「IROMIZU]を3面に貼った「iromizu cube」。角度によって多彩な見え方をする。

これに写真を貼ると、どうなるか? 「photo cube」には、写真家の菊池和歌子氏、アーティストの鈴木安一郎氏、書家の小林俊弘氏が撮った写真が1面に貼られている。
EXTOを使った展示は 「photo cube」が宙に浮かんでいるように見え、着脱もできるので、見る角度によって変わるcubeの表情を楽しめる(参考:寺田尚樹氏とEXTOのコラボ企画展「1/87+1/43×1/32+1/72展」の様子)。これらのcubeは商品化され、「CS STYLE」としてこのほど発売される。

「Creative Resource」出展企業からもう1社、京都の京朋(株)のブース(C-19)。
着物のトータルコーディネイトを行なっている同社が立ち上げた和のライフスタイルブランド「yuugi(ユウギ)」の展示。かつて着物を染めに使われていた伊勢型が、手捺染(てなせん)の技法で生み出されたファブリックやクッションカバーに。

通路を挟んだ隣りには、最大規模のカリモク家具のブース。
01-40:KARIMOKU NEW STANDARDのブースでは、シルヴァン・ウィレンツ氏デザインによる「HOMERUN」シリーズのキッズ用椅子「HOMERUN KIDS CHAIR」や、柳原照弘氏によるソファ、「HALFWAY」など。
カリモク家具(株)のブース(01-28)。
小林幹也氏がデザインした「HARU」シリーズは、品質や色にバラつきがある為にチップなどにしか使われてこなかった国産広葉樹の小径木を、カリモクの集成技術で家具に用いたもの。色のバラつきもまた木のもつ美しさ。手前の濃い茶色のテーブルセットはウォールナットによる参考商品。
「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」初日の午後には、小林幹也氏とカリモク家具(株)と、小林氏と家具の新ブランド「nagi(ナギ)」を立ち上げた冨士ファニチア(株)関係者が出席し、「国産家具に光をあてる ~本当に売れるリアルなデザイン」と題したトークショーも開催された。場内は立ち見も出る盛況。

小林幹也スタジオによるまた異なる仕事。大阪のアイワ金属(株)とのコラボレーションで生まれたニュープロダクツ「Timbre」のブース(04-10)。
わずか半年の間に誕生したという「Timbre」の初披露。生活に潤いを与える音色・響きのような機能をもつプロダクトを今後、生み出していく予定という。第一弾として選ばれたアイテムは「ドアチャイム」(2012年末発売予定)。
手前の4つの白いドアには、「Tori」「Tama」「Bo」の3種が実際に取り付けられている。ドアチャイム本体裏側はマグネットになっており、鉄扉には工事なしでそのまま取り付けられる。
黄色の亜鉛ダイカストの「Tori」に、アルミの"尾羽"が3本、ドアの材質を選ばない、心地良い音色が響く。

 01-50:ドリームベッド(株)による「ligne roset」展示ブース、通路側は目に鮮やかなブルーの椅子が並ぶ。右端は今年の新作チェア「SERPENTINE」。

手前:TIME & STYLEのブース(07-03)。
h concept(アッシュコンセプト)、(株)テラモトヨシカワによる「すみだ×h すみだものづくりコラボレーション事業」のブースも大きくてひときわ目立つ(04-20)。
+d(プラスディー)」:小野舞デザインのブックマークシリーズ、小林幹也氏「タテオタマ」、原嶋亮輔氏デザインのキャンディー型スプーンとマドラーなど楽しいプロダクツが並ぶ。ほか川上元美氏らデザイナー多数参加。画像手前のテーブルとスツールはh と旭川の匠工芸(TAKUMI)による「MUSHROOM」。

インテリアショップ「SEMPRE(センプレ)」のブースは04-12。イルマリ・タピオヴァーラのKIKIが日本初お披露目。
このほど同店では、Artek(アルテック)の「CHAIR69」のユーズド品(シリアルナンバー入り)を限定販売する。また「STOOL60」80周年アニバーサリーバージョンも会場に。
「80TH ANNIVERSARY」の5色は、1933年にフォンランド《パイミオ・サナトリウム》の内装で使用されていたもの。

Artek社の名作椅子は、会場内「FABRICATION CAFE」にも置かれている。 カフェと通路をゆるやかに仕切る大判の布(ファブリック)は、カフェを取り囲むようにして出展中の(株)ニーディックNEED'K)はじめ5社が提供。
フードメニューはANDERSENの提供。場内で飲食できるのはこちらだけ。

IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」会期は10/17(水)-19(金)の3日間、最終日は17時で閉場。当日入場料2000円(事前登録者は無料)。

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