2013年5月19日日曜日

町田に「空想の建築展 ―ピラネージから野又穫へ―」を観に行く

町田市立国際版画美術館で開催中の「空想の建築展 ―ピラネージから野又穫へ―」展へ。
ピラネージと野又穫作品が来場者を迎える。

場内撮影禁止につき、フライヤー画像で雰囲気だけ感じてください。
企画展会場入口(これのみ撮影可)。
看板構成イメージ:左上から時計回りに、ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(1720-1778)「古代ローマのアッピア街道とアルデアティーナ街道の交差点」、『<エジプト誌>古代篇』より「テーベのカルナック宮殿」(1812年刊)、ジョン・マーティン(1789-1854)『失楽園』より「万魔殿の出現」、右下は同館MAP、ジョン・ソーン(1753-1837)『建築のデザイン』、左端は野又穫(1955-)「Skyglow-H3」2008年。
1Fロビーにて、右側の野又作品「牢獄その上に(未完)」は、左側のピラネージ作品へのオマージュ三連作のひとつ。
今回の企画展では、野又氏の1980年代の作品から2013年の最新作を含む計35作品が出展されているのだが、三連作のプレートには「未完」と記されている。5/20(日)14時から開催された「柴門ふみ×野又穫スペシャルトーク」での作家本人の発言によれば、完成度は50%くらい(「間に合うと思って描いていたが間に合わなかった」)。本展終了後に加筆されるとのことで、ある意味で貴重な出展。

また本展にあわせて、野又穫のドローイン グ展『ELEMENTS-あちら、こちら、かけら』も隣室にて開催中(特別展示、入場無料)。朝日新聞「ザ・コラム」に連載中の水彩画が一堂に。
カタログ(本体価格2800円、エクスナレッジ)は約120点を収録、「妄想と名前のない建築」と題して谷尻誠氏も寄稿している。
本体、表紙、帯のデザインはそれぞれ異なる。帯には、ピラネージの「古代ローマのアッピア街道とアルデアティーナ街道の交差点」をモチーフに、都内某所の夕景を描いた2013年の野又作品「波の花(未完)2013」が採用されている。「交差点で待つ間に(未完)」を含めて会場でお確かめを。

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