2013年5月26日日曜日

イルマ・ブーム来日記念トーク

6/21(金)から21_21 DESIGN SIGHT で始まる企画展「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」関連プログラムとして、同展に新作ブックデザインを発表するイルマ・ブーム氏のトークイベントがオランダ王国大使館大使公邸で開催された。
イルマさんはアムステルダムを拠点に活躍する世界的なグラフィックデザイナー。
25年ほど前に手掛けた某美術評議会のためのアニュアルレポートブックを皮切りに、2136ページにおよぶ超ぶ厚い書籍から、レム・コールハース事務所(OMA)やテキスタイル作家のシーラ・ヒックス為のコンセプトブック、切手など、これまで手掛けた作品を実物を使って紹介。本を構成する素材、中身のレイアウト、小口の見せ方や断裁方法にいたるまで、イルマ氏による驚異的かつ強力なデザインの意思がはたらいている。
昨年2月に日本国内でも発行された『プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る』(レム・コールハース、ハンス=ウルリッヒ・オブリスト著 平凡社[海外版はTaschen])の帯は縦に巻かれている。何故こうなったか、その経緯も披露された。
場内がどよめいたのは、CHANEL「N°5」の為のスペシャルブックのページが繰られた時。インクは一切使われておらず、ページに浮き上がる文字や絵柄は全てエンボス加工によるもの! トーク終了後、聴講者が競って本を手にとり、その軽さにまた驚く。

6月からの「カラーハンティング展」では、同展ディレクターの藤原大氏と、今回のトークイベントで聞き手を務めたエディターの太田佳代子氏とのコラボレーションによる、新作ブックデザインが発表される。大いに楽しみである。

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