2013年6月2日日曜日

渋谷西武にて「パトリシア・ウルキオラ」展、本日まで

西武渋谷店 A館7階特設会場にて、「パトリシア・ウルキオラ」展~a mano コレクション~が6/2(日)まで開催されている。「Art meets Life 暮らしにもっとクリエーティブを。」を掲げる同店が、ウルキオラ氏を起用、京都の窯元や竹工房とのコラボレーションで生み出された器など、PB「リミテッドエディション」の60アイテムが並ぶ。
ミラノに事務所を構え、世界のトップブランドと組んで、家具や照明、テーブルウェアなど、数多くのデザインを手掛けているウルキオラ。2009年には出身国スペインに、銀行をコンバージョンしてオープンした《マンダリン オリエンタル ホテル バルセロナ》のインテリアとを手掛けるなど(CEAR TRADINGサイト「水まわりレポート」2010.2.1が詳しい)発表される作品は注目の的。
サブタイトルにつけられた「a mano(ア マーノ)」とは、イタリア語で「手による」の意。そして「amano(アマーノ)」は「愛する」という意味でもある。会場入口では、イタリア国内で有名だという104歳のおばあちゃんの掌の大判パネルが来場者を迎える。人の手が作りだす愛情のこもった新感覚のクラフトを、というのが本展の主流を成すコンセプト。
今回のコラボレーションでは、イタリアのパンづくりの文化を日本の陶磁器づくりに持ち込むことで新たなデザインを創造する」というのもコンセプトのひとつ。微妙な色合いなど、京都の職人達と試行錯誤を重ねたであろう様子が、参考出展されたプロトタイプ(非売品)から見てとれる。

京焼き(清水焼き)の窯元「京泉窯(きょうせんがま)」とのコラボレーション作品。
手の指が絵柄として描きこまれた平渕付タンブラー「HAND」。
展示作品の一部は、館内ショップとネットショップ【e.デパート】で販売している。画像左下の「輪花高台皿(中)BIRD」は税込みで15,750円。

1898年創業の竹工芸工房「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」とのコラボ作品。
竹に切り込みを入れて曲げた大小のトレーや、酒器やぐい呑など。

陶工・武内裕氏による窯「秀峰窯(しゅうほうがま)」とのコラボ作品。奥の壁のパネルは、大中小の「練り込みカップ」。
裏の底にウルキオラ氏がデザインした絵柄が施された小鉢や湯呑など。ウルキオラ氏ならではの新感覚の器。

会場終盤には今回のプロトタイプも参考出展されている(非売品)。
だんだんパスタに見えてきて、「美味しそう」などと思ってしまう。
なお、本展の会場構成もウルキオラ氏が手掛けた。出口付近では、今回コラボレーションした窯元や工房本来のオリジナル作品を見ることができる。

京都の唐紙屋「唐長(からちょう)」の11代目長女・千田愛子氏とアキヒコ氏の夫妻がプロデュースする「KIRA KARACHO」とのコラボも進行中。ゲシュタルト心理学の隠し絵に触発された抽象画を新しい版として制作されたイメージ図。
百貨店営業時間にあわせ10時開場、本日が展示最終につき18時閉場。入場無料。

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