2013年7月6日土曜日

青山 スパイラルにて「ムサビズム展」明日まで

武蔵野美術大学校友会80周年記念企画「ムサビズム展」が、青山のSPIRAL1F スパイラルガーデンにて明日7/7(日)まで開催されている。「武蔵美校友を結ぶ」というサブタイトルの通り、会場のあちこちで交流の花が咲いていた。
1958年卒の洋画家を筆頭に昨年2012年に武蔵野美術大学(MAU)を卒業したばかりのアーティストの卵まで、学部や作品形態を問わず多様な作品100点が並ぶ。
会場受付ではアーティストを紹介した図録を1部500円で販売中。

作品No.さ-047「TOKYO SUBWAY COASTER」はスリバチなど地形・地図好きの方におススメ。その名の通り、東京の地下を走る地下鉄13路線をジェットコースターに見たてて映像化したもので、造形学部通信教育課程デザイン情報学科を卒業した鈴木梓乃さんの作品。
手前の円卓上のボタンで見たい路線1つを選択すると、例えば有楽町線(Y)なら和光市からスタートし、終点の新木場までノンストップで突っ走る。池袋を過ぎるあたりまで副都心線(F)と並走、左手には青い路線(都営三田線)がチラと見えている。
都心に近付くにつれ、行く手に色の帯が増えてくる。スクリーン上方には路線の駅名も表示され、自分が今どの辺りを走っているかが判るようになっていて、同時に高低差も表している。
電車の運転速度ではなく、まさにジェットコースター並みの速さで進行し、他路線の存在が次々と視界に飛び込んでくるので、実世界では味わえない、スリリングなバーチャル体験が味わえる。
鈴木さんはコミュニケーションデザインコースを専攻、それ以前は別の大学で漆工の勉強をしていたと聞いてまたビックリ。
知識としては知っていたが、間隙を縫うようにつくられた新路線のコースどりの複雑さや、逆に長年使っているのに、今回初めて知った急勾配・急カーブなど、東京の地下空間の妙を、新鮮な驚きと共に窺い知る事が出来る。見飽きることのないこの楽しさは、静止画や図録では決して味わえないので、ぜひ会場で体感を。
ムサビズム展」開廊は11-20時。入場無料。
なお、明日7/7(日)13:10より、スパイラル3Fにて、「僕の鉛筆はどこへいった~リアリティを失ったクリエイション時代~」と題して、第19回武蔵野美術大学地域フォーラム「アート&デザイン2013東京」も開催される。柏木博氏、内田あぐり氏、和田智氏、中島信也氏らが登壇。

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