2013年7月5日金曜日

ギャラリール・ベインにて、鈴木エドワード氏のドローイング展「Reflections on GOoD DESIGN」開催中

西麻布のリラインスのショールーム内にある GALLERY lebain(ギャラリー ル・ベイン)で開催中の、鈴木エドワード氏によるドローイング展「Reflections on GOoD DESIGN」へ。

本展は、鈴木エドワード建築設計事務所設立35周年を記念してまとめられた『GOoD DESIGN:神のデザイン哲学』(小学館)の刊行にあわせて開催された。 ホワイエ空間に掲出されているバナーは同書の表紙。
6月末に刊行された『GOoD DESIGN:神のデザイン哲学』は、小学館のウェブマガジン『BOOK PEOPLE』 に連載されていた鈴木氏のテキストを大幅に加筆・修正したもので、建築のみならず物理、化学、生物学、宇宙や自然に対する、氏の日頃の思いや考えが綴られている。作品集ではなく、このようなテキストが1冊にまとめられるのは今回が初めてとのこと。同書および本展のタイトルで使われている「GOoD DESIGN(ゴッド・デザイン)」とは、「GOD」と「GOOD」を掛けた鈴木氏による造語である。
今回出展されているのは、鈴木氏が2000年から2002年頃に描いたパステル画が中心。公園の池や水盤などに映った水面の情景20点を選び、額装した。以前、「空」をテーマにしたドローイング展を開催したこともあるそうだ(鈴木エドワード建築設計事務所スタッフ談)。
壁に掛けられたドローイング作品のうち、#1、#2の2点(上の画像:右側2点)のみクレヨン画で、以外はパステル画。また最近は墨絵も手掛けているそうで、但し今回は額装されず、クリアファイル2冊に収め、閲覧のみの参考出展。
#1 「国立科学博物館 NATIONAL MUSEUM OF NATURE & SCIENCE」(1999.5.7 19:00 CRAYON)。

作品プレートには描かれた時間も明記されている。付随したファイルは「サイレント・オークション」の入札用紙。 会期中、最も高い値をつけた方に販売される(墨絵と後述の「分子構造模型」を除く)。収益は「国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」の活動の一部に全額寄付されるとのこと。
#6 「真鶴 MANAZURU」(2000.10.9 15:30 PASTEL)

#7 「スウェーデン サマーヴィラ SUMMER VILLA,SWEDEN」(2001.7.28 17:30 PASTEL)

右から、
#14「代々木公園 YOYOGI PARK」(2003.5.5 15:30)
#15「有栖川宮記念公園 ARISUGAWANOMIYA MEMORIAL PARK」(2004.7.19 18:30)
#16「代々木公園 YOYOGI PARK」(2002.7.20 15:45)、全てパステル。
右端: 「蓼科 三井の森 MITSUI NO MORI,TATESHINA」(2002.8.10 15:30 PASTEL)

#20「京都高瀬川 TAKASEGAWA RIVER,KYOTO」(2009.8.8 15:15)。
会場内のドローイングでは最も新しいパステル画である。

会場中央に置かれた立体作品は、 鈴木氏がライフワークとして取り組んでいるものを具現化した分子構造模型「C-60(Carbon-60・炭素60)、またはバックミンスターフラーレン」。画像手前にある立方体ユニットを60個繋げて構成されている。詳細は下記画像(作品プレート)、または後述する「TED×Tokyo 2012」での講演ビデオを参照のこと。
会場内では、昨夏「TED×Tokyo」における複数の分子構造模型を使いながらの講演(約7分)と、『GOoD DESIGN:神のデザイン哲学』刊行に際して鈴木氏からのメッセージ(約3分)も上映されている(前者は英語での上映。「TED×Tokyo」公式サイト上には日本語翻訳版の掲載あり)。書籍発行元である小学館サイトにおいて、著者らが書籍について語る『ウチノヨメ。』に鈴木氏のインタビュー(所要3;18)も掲載されている。

また本展とは主催が別だが、書籍『GOoD DESIGN:神のデザイン哲学』出版記念イベントとして、来週7/10(水)19時より、丸善丸の内本店にて鈴木エドワード氏のトークショーとサイン会も開催される(詳細は同書店サイト>イベントページを>参照。申込・問合せは同店和書グループ TEL.03-5288-8881 まで)。

本展「Reflections on GOoD DESIGN」会期は7/7(日)まで、開廊は11~19時、最終日は17時まで。入場無料。

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