2013年10月22日火曜日

5組の建築家と共に新しい住空間を考えるプロジェクト「SACLAB」発足記者発表

三協立山株式会社 三協アルミ社は、10/22(火)に都内で合同記者会見を行ない、建築家の視点を取り入れた新しいアルミ建材の開発を目的に、建築家とのコラボレーション事業“SACLAB(通称:サクラボ)”を発足したと発表した。なお、“SACLAB”は、Sankyo Alumi Creative Laboratory の頭文字の略。コーディネーター・プロデュースは株式会社TRUNK代表の桐山登士樹氏。

会見には同プロジェクトに参加している5組の建築家も出席し、今春からスタートしている「ラボトリー」における研究テーマ「新しい境界」に対するそれぞれのデザイン案も披露された。
会見時の説明によれば、大型物件から個人邸まで幅広く手掛けている建築家の経験値と、彼等のもつ高いデザインセンスを商品に取り入れ、今回のような商品開発をはじめ、時にはこの後に開催されたトークイベントのように、何らかのかたちでアウトプットしていく。今回発表されたデザイン案は来年の春以降順次、商品化の予定とのこと。

5組の建築家と、それぞれのエクステリアデザインを、主催者提供のイメージ画像と共に以下・速報する。

千葉 学(千葉学建築計画事務所)「RING RING」
3種類のサイズのリングが、宙に浮かんでいるようなフェンス。住んでいる人がフェンスに積極的に関与ことで、想定しない用途が生まれたり、景観も様々に変わっていくことを期待している。


鈴野浩一+禿 真哉(トラフ建築設計事務所)「Air Block」
コンクリートブロックのモジュールをそのままに、目地が立体の格子になったようなフェンス。「空気の器」のような透明感をもつ。


永山祐子(永山祐子建築設計)「Flower block」
5種類のモジュールのピースを縦横にジョイントすることで、狭い空間が立体的な庭になったり、組合せ次第ではストリートファーニチャーやオブジェにもなるブロック。
永山氏はもうひとつ、日本古来も文様:青海波をモチーフとした「mermaid」も発表。


納谷 学+納谷 新(納谷建築設計事務所)「Kaede」「momi」
広葉樹の楓、針葉樹の樅の木をデフォルメしたフェンス。境界線を点の集合体として捉え直し、単体でも例えばクリスマスツリー代わりに使えたり、点の密度=濃淡によって景観が変化する。


原田真宏+原田麻魚(マウントフジアーキテクツスタジオ)「-2.6°C」
多孔質の保水材(発泡アルミ等)を用い、生け垣のような蒸散機能などの物理的効果を圧縮したフェンスを計画。

なお、明日10/23(水)18時まで、六本木のアクシスビルB1F/AXIS GALLERY SYMPOSIA(アクシスギャラリーシンポジア)において、“SACLAB”発足記念「5組の建築家と考える“新しい境界”とエクステリアデザイン」展も開催、それぞれのデザインコンセプトと模型を実際に見ることができる(注/場内撮影不可)。

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