2013年10月29日火曜日

伊勢丹新宿店「ふしとカケラ MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonen」10/29(火)まで

伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージにて、「ふしとカケラ MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonen」が10/23(水)から10/29(火)の7日間限定で開催されている。
会期中、限定販売されているのは、深澤直人氏がデザインした(株)マルニ木工の家具シリーズ「HIROSHIMA」のチェアとテーブル。オーク、ウォールナット、ビーチ材の3種類が、今回の為にリ・デザインされた。木が生長する過程でできる「ふし」を表面に有する木材を用い、チェアの座面には皆川明氏ファッションブランド「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」の生地の「カケラ」(裁断した際に出る余り布)をパッチワークにしたファブリックが張られている。余り布を使って生み出されたアイテムは、ミナ ペルホネンのショップ[piece, tokyo]でも販売しているが、今回のチェアは本イベントに限った100脚のみ、かつ同じものが他に2つとない完全オリジナル。

10/23(水)閉館後に開催されたプレスビューにて、深澤直人氏と皆川明氏(右)。

「ふし」のある木材は、黒い染みのような見た目で、また技術的にも加工がとても難しい。これまで製造過程において除外されてきたもの。だが、木の「ふし」は生長の証であり、限りある森林資源も無駄にしたくない。ネガティブをポジティブに変換させる新しいコンセプトに共感した皆川氏も、「カケラ」の座面とは別に、長年使い込んでいくうちに擦れてしまう座面の下から別の色が浮かび上がってくるような二重構造のファブリックで蝶々柄のカラーバリエーションを用意、ファッションの分野ではあまり重視されない“経年変化”に取り組んだ(コンセプトは、マルニ木工東京ショールームで9/2に行なわれたプレス内覧会での発表の通り)。
今回の「ふしとカケラ」は、“HAND MADE BY / FOR ME”をテーマに、三越伊勢丹が都内旗館3店舗で11/5(火)まで展開するデザインイベント「ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK」のメインコンテンツ。開催前から注目度は高く、チェアは店頭と伊勢丹ONLINEと合わせて計80脚の注文を初日に受けた。HIROSHIMAのアームチェアをイメージして ミナ ペルホネン がデザインした“カケラ”のバッグも初日に完売。
会場は本館1Fフロアのほぼ中央に位置する。三角形のステージを壁で囲わず、リビングに居るような開放感を大事にした。
太い柱を装飾している桟木のような細い木材は、HIROSHIMAシリーズなどを製造しているマルニ木工広島工場において、木材を乾燥させる時に風通しを良くする為に木材と木材の間に挟む木として通常使われているもの。1本1本丁寧に積み上げたものをパネル化して、開催前日の閉館後に搬入、コーナー部分のエッジの仕上げにこだわって施工した。商品を陰で支えてきた木材が、百貨店のステージを飾る。
「ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK」を告知するメインビジュアルも、マルニ木工の広島工場で撮影された。新聞の折り込み広告の表紙や、本館正面入口の脇でも大きく掲出されている。

新宿三丁目交差点に面したウィンドーのメインのコーナーも「ふしとカケラ」が占める。


製品のプロトタイプと共に、広島工場の職人達にインタビューしたメイキング映像も字幕付きで流れている。「ふしとカケラ」のイベント展示は10/29(火)20時まで。

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