2013年11月10日日曜日

モビールブランド「tempo」発表展示会 11/10(日)まで

恵比寿南のアートブックショップ/ギャラリー POST にて、日本では初となるコンテンポラリーモビールのブランド「tempo」の設立と作品披露をかねた展示会が開催されている。
tempo」を立ち上げたのは、日本各地の工場や職人・デザイナーなど人と人を繋ぎ、各地それぞれの文化や技術、素材の特性をいかした商品開発によって、数々のオリジナルプロダクツを世に送り出してきた、群馬県邑楽郡に事務所を構える(有)mother tool 。

このたび mother toolでは、素材に精通したデザイナーや建築家と考える新しいモビールブランド「tempo」を立ち上げます。「重力」「バランス」「リズム」「素材」「動き」・・・ tempoのモビールの特徴は、これらの要素をダイレクトに感じられるよう具象的な表現ではなく幾何学などの抽象表現でデザインされていることです。すべての製品はデザイナーが考える重力やバランスへの解答であり、時間と空間にアプローチした新しいプロダクトです。
それは「アッセンブルのプロフェッショナル」によってバランスが損なわないよう、丁寧に手作業で組み立てられています。ひとつひとつの音が集まりハーモニーを奏でるオーケストラのように多層的な魅力が詰まっているプロダクト、それがtempoのモビールです。ーー以上、「tempo」公式サイトより転載。

参画したデザイナーは、寺田尚樹氏、藤森泰司氏、DRILL DESIGN(林裕輔氏+安西葉子氏)、MUTE(イトウケンジ+ウミノタカヒロ)、村澤一晃、そしてmother tool。DRILL DESIGNは「tempo」のディレクションと本展の会場構成も手掛けた。
右手前:DRILL DESIGN「constellation」
中央:藤森泰司「throughout」
左奥:村澤一晃「satellite」

地券紙から作られた段ボールによる商品パッケージもDRILL DESIGNがデザイン。但し、箱の中身—モビールが壊れないよう、かつ美しく納めるかについては、箱のサイズも含めて各デザイナーに一任された。
右奥:前述・村澤一晃氏「satellite」。
中央:DRILL DESIGN「brain」
左奥:mother toolが手掛けた「perspective」

DRILL DESIGN による「brain」をはじめとして、空調の送風でゆらゆらと揺れ動き、刻々と変化する壁に落ちた影も美しい。

会場では、各モビール作品に実際に触れて、バランスの具合を試すこともできる。
カラフルなアクリル・スティックによるモービル作品は、寺田尚樹氏の「I’m only sleeping」。下の画像はパッケージ。
寺田氏は上記のほかにも、小さな錘(おもり)の反対側に写真やカードを取り付けることで完成する「please Mr. postman」も出展中(弊社FB掲出の画像を参照)。

なお、ブランド名の「tempo(テンポ)」にちなんで、それぞれの作品には楽曲名があてられている。
DRILL DESIGN「energy flow」の素材はステンレスとガラスチューブ。垂直のガラスチューブを下に引っ張り、離すと、モービル全体がスローモーションのように上下する。

左手前:MUTEがデザインした「circle waltz」。大小3つの輪の素材は、巻き尺などに使われるカーボンスチール(高炭素鋼)。重さは僅か15グラム。
ほとんどの作品は100グラム以下またはその前後と軽量なので、画鋲でとめて吊り下げられる(「throughout」など一部の作品を除く)。

カラーバリエーションや価格など詳細は、「tempo」公式サイトを参照のこと。各ページをスクロールすると、作品やブランドロゴがくるくると回転するのもモビールブランドらしい楽しい仕掛け。

会期は11/10(日)が最終日。開廊は POST 営業時間に準じた12時から20時、入場無料。

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