2015年11月24日火曜日

昭和女子大学環境デザイン学科 杉浦研究室 2015年学園祭「秋桜祭」展示レポート

昭和女子大学の学園祭「秋桜祭」が、11月14日・15日の2日間にわたり開催された。環境デザイン学科の杉浦研究室では、「大地の芸術祭 ―越後妻有アートトリエンナーレ2015―」にて発表した「ヤマノウチ」の作品紹介展示と関連グッズの販売、また「ヤマノウチ」を秋バージョンに再構成した「秋。ヤマノウチ」の展示を行った。
 大地の芸術祭で発表された作品「ヤマノウチ」(画像はパンフレットより)
 「ヤマノウチ」の模型

2015年7月26日~9月13日まで開催された「大地の芸術祭 ―越後妻有アートトリエンナーレ2015―」にて杉浦研究室が制作した作品「ヤマノウチ」は、新潟十日町地域の祭の中心となる諏訪神社から500m程奥へ進んだ山の尾根へ展開された。
約5メートルの寒冷紗を木立から約200枚タープ状に吊ったこの作品は、木立・光・風・空といった現地の自然の空間性を最大限に顕在化させる仕掛けとなり、会期中2度「夕涼み物見遊山」として気鋭の音楽家等とコラボでコンサートを行い、多くの来訪者に食と音を含み五感で楽しむ場となった。
「秋。ヤマノウチ」
「秋。ヤマノウチ」の展示イメージ(画像はパンフレットより)
寒冷紗を2枚セットにしたものを連続して吊るし、隣り合う寒冷紗の中心点をとめてゆくと、
さやの連続のような空間が出来る。
寒冷紗は透過性が高く、角度の違いによって空間の濃淡を変化させる。
寒冷紗を通して柔らかく拡散する光にあたたかさが感じられる。

今回の秋桜祭では、夏の展示よりも目の細かい寒冷紗を使用して「ヤマノウチ」の霞のような空間性を再現しながら、冬に向かってあたたかくこもるイメージも表現した「秋。ヤマノウチ」を展開 。秋桜祭中は同会場で魚沼産こしひかりの米麹甘酒や雪下人参ジュース等の販売も行われ、休憩スペースとしてたくさんの来場者が訪れた。
会場では、大地の芸術祭の制作準備の様子や、期間中の現地の様子が写真と映像によって展示された。
写真の中に写っている映像は、大地の芸術祭中に行われた「長尾晃司氏+清野美土氏」による演奏会の様子。
映像は他にグループ「表現 (Hyogen)」がヤマノウチで撮影したPV(プロモーションビデオ)と、
地域の方によるスライド写真も。
会場となった「80年館」のエントランスの様子。のれんのように取り付けられているのは寒冷紗。
エントランスで使用された寒冷紗は大地の芸術祭で使用されたものと同じ目の大きいもので、
風が吹くたび軽やかになびく。
「秋。ヤマノウチ」の文字も。

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