2025年3月31日月曜日

【オスモ&エーデル】オスモカラー《外装用》木材保護塗料「ウッドステインプロテクターつや消し」発売

オスモ&エーデル株式会社は、2025年4月1日にオスモカラー《外装用》木材保護塗料「ウッドステインプロテクターつや消し」を発売する。

本製品は、日本の建築や環境に調和する落ち着いた仕上がりが特徴。高耐候性・撥水性能を備え、紫外線から木材を保護するほか、防カビ・防腐・防藻性能を付与。色づきが良く、木目を生かした自然な仕上がりで、ウッドデッキや外壁、ガーデン家具など幅広く使用可能。

現行の3分つやタイプは在庫が無くなり次第販売終了となる。

ウッドステインプロテクター製品ページ:https://osmo-edel.jp/osmocolor_lineup/osmocolorwoodstainprotector/

【カラーバリエーション(24色)】

2025年3月28日金曜日

谷口吉郎設計「愛知県陶磁美術館」本館リニューアルオープン!

愛知県陶磁美術館(設計:谷口吉郎)は、2025年4月1日(火)に本館をリニューアルオープンする。約1年9か月の修繕工事を経て、より安全で快適な展示環境を提供する。

リニューアルのポイント

安全性向上:天井の耐震改修、バリアフリー対応のトイレ設置

展示環境改善:新規展示ケース導入、床・壁修繕、LED照明化

利便性向上:ラウンジの改装とキッズコーナーの新設

リニューアルオープンを記念して「新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ」を開催する。 

会 期:2025年4月1日(火)から5月6日(火・振休)まで

休館日:毎週月曜日

(月曜日が祝日の場合、翌火曜日は休館)

※5月5日(月・祝)・5月6日(火・振休)は開館

観覧料:一般 400円、高大生 300円中学生以下無料

愛知県陶磁美術館 公式サイト

https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html

【ナニックジャパン】ウッドパーフェクト ブラインドをリニューアルして新発売

ナニックジャパン株式会社は、「ウッドパーフェクトブ ラインド(耐水ブラインド)」を、より上質な仕上がりのスラット(羽根)を採用し、質感・意匠性ともに向上させてリニューアルし、2025年4月1日より発売する。

「ウッドパーフェクトブ ラインド」は、ポリスチレン樹脂の基材に木の模様を熱転写したスラット(羽根)を用いたブラインドで、耐水性に優れ、バスルームなど直接水のかかる場所や、汚れやすい場所での使用に最適でありながら、木製ブラインドに必要な機能を徹底追究・集約し、同時にデザイン・意匠性を重視した専門メーカーならではの完成度の高さが魅力の製品。

<リニューアルのポイント>
〇自然な風合いのスラット
標準カラーは厳選された8色。本物の木と見紛うほどの美しい仕上がり
特注色も対応可能
〇耐水性とお手入れのしやすさ
スラットは樹脂製のため、浴室など水がかかる環境でも安心して使用でき、汚れがつき
にくいので拭き掃除も簡単
〇選べる操作機構
昇降やチルト(羽根角度調整)を行うメカ機構に、耐水性能を備えた手動タイプと電動タイプを用意
〇発売開始日
2025年4月1日(火)
リニューアルに伴い価格変更有従来の仕上げ色は在庫が無くなり次第販売終了(要問合せ) 
ウッドパーフェクトブラインド製品詳細https://www.nanik.co.jp/products/venetianblinds/woodperfect/




ナニックジャパン株式会社

2025年3月27日木曜日

21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催中「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」

東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内にある、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて、20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティに焦点を当てた展示「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」が開催中。

ジオ・ポンティ・アーカイヴスの協力のもと、ポンティがミラノの自宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に大胆に導入されていたセラミックタイルの再現によって、その独自の空間世界をインスタレーションする。また、およそ60年にわたる巨匠の仕事を振り返る大パネルには、1920年代のリチャード・ジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展示のほか、フランチェスカ・モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像「Amare Gio Ponti」を上映し、ジオ・ポンティの視線の先にある私たちの未来を考える。
 会期:2025年3月19日(水)- 31日(月)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
休館日:3月25日(火)
開館時間:10:00 - 19:00
入場料:無料

【KANADEMONO】「THEシリーズ」にアフリカ産のブビンガやサテンウォルナットなど希少な天然木4種類を追加

ルームクリップ株式会社KANADEMONOカンパニーは、個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の美しさと上質な素材感を追求してつくり上げた、KANADEMONOの自信作「天然木スタンダードシリーズ」に、新たに「ウェンジ」「ニューギニアウォルナット」「サテンウォルナット」「ブビンガ」を天板に使用した商品の発売を開始した。

天然木4種類は「THE TABLE」と「THE BOARD」のシリーズでの先行販売を行ない、その他のカテゴリーは随時展開する予定となっている。

いずれの樹種もKANADEMONOでは初の取り扱いとなるが、希少な樹種を、空間の一部として存在感がありながらも、表情豊かで美しい木目を存分に楽しめるプロダクトへ仕上げており、天然木の風合いを、ミニマルな金属脚が引き立て空間のアクセントとなる。

ウェンジ
アフリカ産で、繊細でなめらかな木目と落ち着いた黒褐色が特徴。表皮の近くが淡い色の木材ですが、美しいダークブラウンの心材だけを贅沢に加工した天板。光の角度によって異なる表情を見せ、重厚感と気品を兼ね備えたスタイリッシュな雰囲気を醸し出す。
 
ニューギニアウォルナット
名前に「ウォルナット」とついているが、ウォルナットとは異なるウルシ科の広葉樹。
淡いブラウンから赤みを帯びた濃褐色まであり、大胆さと繊細さをあわせ持つ動きのあるデザイン。木目も独特な模様や緩やかな波状のものなどさまざまで、光の加減で多彩に変化する縞模様が特徴。
 
サテンウォルナット
名前に「ウォルナット」とついているが、ウォルナットとは異なるマンサク科の広葉樹。
ソフトなベージュカラーがさまざまな木材家具と調和しつつも、繊細でありながら力強い模様が広がることが特徴で、流れるように交差した迫力のある木目がまるで一枚のアート作品のよう。
 
ブビンガ
アフリカ産で、マメ科の広葉樹。耐水性と耐腐食性に優れているため、高級家具や楽器など肌に触れることが多いものに理想的な木材と言われている。
鮮やかな赤褐色が特徴で、美しい木目を活かしてKANADEMONOでは初めて木を斜め方向に配置したデザイン(現在はブビンガのみ対応)で、さりげない遊び心をプラスする。
 
天然木スタンダードシリーズ 




KANADEMONOカンパニー 


2025年3月26日水曜日

【millegraph】岩元真明 著 『ヴァン・モリヴァン──激動のカンボジアを生きた建築家』を3月25日に発刊

millegraphとNPO法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫との協働により、20世紀の日本を代表する建築学者・西山夘三の名を冠した新しいシリーズ「西山夘三記念叢書」を刊行する。

第1巻は、岩元真明 著 『ヴァン・モリヴァン──激動のカンボジアを生きた建築家』、3月下旬より一般販売される。


『ヴァン・モリヴァン─激動のカンボジアを生きた建築家』(西山夘三記念叢書 1)
 著者:岩元真明 

カンボジア初の建築家ヴァン・モリヴァン。
独立まもないその国で、主要な国家プロジェクトの数多くを手がけ、建築の近代化と脱植民地化に向き合った。内戦が始まると、スイスへ亡命しポル・ポトによる大虐殺から逃れ、祖国帰還後は戦後復興とアンコール遺跡の世界遺産登録に貢献した。
激動の時代を生きたひとりの知られざる建築家の生涯から、近現代を通貫する建築のグローバル・ヒストリーが見えてくる。著者 岩本真明の10年にわたる研究の集大成。

発行 2025年3月25日
判型・頁数 四六判・336頁 上製本
言語 日本語
定価 本体3,000円+税
デザイン 小池俊起
発行所 millegraph
印刷・製本 サンエムカラー
ISBN 978-4-910032-11-5



millegraph[株式会社ミルグラフ]
https://note.com/_millegraph/n/ne4d9527d5e07

2025年3月25日火曜日

【マリスト】東京ショールーム移転、特別イベントを開催

株式会社 Maristo(マリスト)は東京都港区六本木にあった本社と東京ショールームを港区麻布台に移転し、4/16にグランドオープンする。
▲イメージパース図

4/16~18の3日間は、新商品を発表する特別イベント『Maristo Marche 2025 AZABUDAI OPEN EVENT』を開催。新ショールームでは、Maristoのコンセプトである「Trend Marche(トレンドマルシェ) 」を体現したインテリアと多種多様なマテリアルを用意。設計者、デザイナー、コーディネーターなど様々なクリエーターのインスピレーションを掻き立てる空間。イベント最終日の4/18(金)には、新ショールームのデザインをした株式会社乃村工藝社RENSの松浦竜太郎氏と、月刊商店建築編集長の塩田健一氏とのトークイベントも開催予定(TEL:03-5573-9293 まで要問合せ)。

【新所在地】
〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町8F
TEL:03-5573-9291 FAX:03-5573-8663
※電話およびFAX番号は変更なし

株式会社 Maristo

2025年3月24日月曜日

【コイズミ照明】「SOLID DESIGN BASE LIGHT」シリーズ システム天井用のスリムタイプを含む新製品45機種ラインアップ

コイズミ照明株式会社は、「SOLID DESIGN BASE LIGHT」シリーズで新たに45機種をラインアップした。新製品は簡単にレイアウトを変更することができるシステム天井用「S.C/Solid Seamless Slim」と、側面遮光のライン照明で下方の照度を確保しつつ、側面の輝度を抑えた「Flat Seamless」を拡充した。

■S.C/Solid Seamless Slim

システム天井用のスリムタイプ「S.C/Solid Seamless Slim」を新たに4機種ラインアップ。Tバー下へ取付が可能なため、グリッドに沿った配置ができ、直線やロの字、L字なども隙間無くレイアウトが可能。また、DALI-2による個別制御でコントロールエリアのレイアウト変更も簡単に設定することができる。

S.CSolid Seamless Slim(1200mmタイプ)

<S.CSolid Seamless Slim(1200mmタイプ)>

灯具サイズ  :高35mm、幅25mm、全長1200mm、重1.1kg

本体/セード色:鋼板/ポリカーボネート・乳白色

調色範囲   :2700K~5000K

調光範囲   :約1~100%

価格(税別)  :79,800円

<S.CSolid Seamless Slim(600mmタイプ)>

灯具サイズ  :高35mm、幅25mm、全長600mm、重0.8kg

本体/セード色:鋼板/ポリカーボネート・乳白色

調色範囲   :2700K~5000K

調光範囲   :約1~100%

価格(税別)  :69,800円

■Flat Seamless

高出力で側面遮光タイプの電源一体型ライン照明である「Flat Seamless」を41機種ラインアップ。専用工具を用いての独自のメンテナンス方法により、つなぎ目の目立たない設計を実現。設計や施工性を考慮し、建築の尺寸にフィットしやすいサイズバリエーションを直付タイプと埋込タイプそれぞれに用意。ジョイント部分は、灯具間のすきまができにくい構造を採用し、つなぎ目の光モレを防止。49mmの発光部からのスレンダーなライン照明がより洗練された照明計画を可能にした。

【Flat Seamless 埋込タイプ

<直付タイプ>

灯具サイズ  :高82mm、幅49mm、全長1510mm、重2.6kg

本体/セード色:アルミ・白色塗装/ポリカーボネート・乳白色

調色範囲   :2700K~5000K

調光範囲   :約1~100%

光束維持時間 :40,000時間

価格(税別)  :99,800円

<埋込タイプ>

灯具サイズ  :幅63mm、全長1524mm、出幅1mm、

        埋込穴径 1515mm×52mm、

        埋込深 80mm、重2.6kg

本体/セード色:アルミ・白色塗装/ポリカーボネート・乳白色

調色範囲   :2700K~5000K

調光範囲   :約1~100%

光束維持時間 :40,000時間

価格(税別)  :99,800円

WEBカタログ:https://www.koizumi-lt.co.jp/product/webcatalog/index.html 

2025年3月21日金曜日

【スガツネ工業】新製品を約500品番追加、5年ぶりの刷新となる「MDT(モーションデザインテック)ハンドブック」を発刊

スガツネ工業株式会社は、MDTハンドブック No.450を3月12日に発刊した。

本カタログは、多彩な動きを創造するテクノロジーMDT(モーションデザインテック)」を搭載した機構部品を掲載。総ページ数は508頁。掲載品は約1,400品番。新製品は約500品番掲載。代表的な新製品として、上蓋を任意の位置で保持する機能に加え、ばねのアシストで軽く操作できる「アシストトルクヒンジ」、スガツネ工業独自の機構により、様々な方向の荷重を受けても滑らかに走行可能な「マルチローラーリニアガイドレール」、機械の振動でもブレにくいモニターアーム「KA-T100S50-W型/P型」などがある。

【カタログ概要】

カタログ名:モーションデザインテック ハンドブック No.450

発刊日  :2025年3月12日

掲載品  :約1,400品番

新製品  :約500品番

判型   :B5

頁数   :508

本カタログは、全国の販売店、WEBサイトから請求できる(無料)。また、デジタル版も閲覧が可能。

請求ページURL: https://search.sugatsune.co.jp/product/catalog/catalog.aspx

2025年3月19日水曜日

開幕! 傑作14邸を中心に20世紀の建築家たちの挑戦を紐とく「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」

本日3月19日(水)より、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点に着目した展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s-1970s」が国立新美術館で開幕する。
※巡回展:兵庫県立美術館 会期:2025年9月20日(土)-2026年1月4日(日)

■展覧会概要
1920年代以降、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエといった多くの建築家が、機能的で快適な新しい住まいを探求した。
その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人々の暮らしを大きく変えていきました。本展覧会では、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点に着目し、傑作と称される14邸を中心とした世界各地の住宅を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィック、映像などを通じて多角的に検証する。
■開催概要
展覧会名|リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
会  期|2025年3月19日(水)~6月30日(月)
 休館日|毎週火曜日※4月29日(火・祝)と5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館
開館時間|10:00-18:00※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
  会場|国立新美術館 企画展示室1E / 2E(東京・六本木) 
 観覧料|(税込) 一般1,800円、大学生1,000円、高校生500円
       ※中学生以下は入場無料
       ※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
       ※2階企画展示室2Eの展示は無料でご覧いただけます。 

  主催|国立新美術館、東京新聞、(独)日本芸術文化振興会、文化庁


   展覧会HP https://living-modernity.jp/
国立新美術館 https://www.nact.jp


【株式会社石巻工房】 アウトドアソファ新発売

昨年の株式会社10周年を契機に業務提携したカリモク家具と共に、Maker Packラインの開発や充実を図り、石巻の職人が手掛けるThe Originalsもラインナップ拡充を行なっている株式会社石巻工房が、アウトドア用のソファシリーズ「KOBO SOFA」(1・2・3人掛)と「105° LOUNGE CHAIR」を販売開始した。

KOBO SOFA・105° LOUNGE CHAIR


KOBO SOFA
シンプルな木のフレームとクッションによって構成されている KOBO SOFA は、東北の震災後復興支援のために開かれたIT 企業のオフィスのためにデザインされたもので、DIY の雰囲気を残しながらも無垢集成材をベースにしたフレームからはカリモク家具製品ならではの上品さと、低く奥行きのあるプロポーションによって様々なシーンで使用できるソファ。
今回、アウトドア仕様とするにあたっては、カリモク家具でクヴァドラ製のアウトドア用張地の外部用クッションが採用されている。

105° LOUNGE CHAIR
真っ直ぐにカットされたフレームとシンプルな構造によって構成された、あたたかい雰囲気を作り出すラウンジチェア。インパクトがあるプロポーションとクッションを持ったチェアでありながら、コンパクトでモダンな空間にもフィットする、石巻工房のデザインの思想と規格材の条件から生まれたラウンジチェア。


 
株式会社石巻工房
https://ishinomaki-lab.org
 

2025年3月18日火曜日

【ニッタイ工業株式会社】「ニッタイ タイル・建材カタログ2025」発刊

ニッタイ工業株式会社が「ニッタイ タイル・建材カタログ2025」を発刊する。

本カタログには、タイルメーカーの利点を生かして開発した、湿式製法による土ものの魅力溢れる内外装壁タイルをはじめ、日本・ヨーロッパ・アジア等世界各国のデザイン性優れる壁床タイルの数々を豊富に取り揃えている。

新製品のラインナップとして、公共の広場、駐車場、駅構内などの用途に適した20mm厚タイルをはじめ、さまざまなシチュエーションに対応した各種壁床タイルなど計10シリーズを追加し、時代のニーズに応える魅力的な全354シリーズを掲載した。
また、シリーズの異なる製品を組み合わせたイメージを多数掲載することで、住宅・商業施設・公共施設など多種多様な空間を、この一冊で提案することができる。



発刊:2025年3月
判型A4 592ページ
配布開始日(予定):3月18日




ニッタイ工業株式会社
(カタログ・サンプル請求ページあり)
お問い合わせTEL. 03-5319-9521


 


2025年3月17日月曜日

【株式会社サンゲツ】SANGETSU DESIGN AWARD 2024 受賞作品決定

 株式会社サンゲツが主催しているコンペティション『サンゲツデザインアワード2024』の最終審査会が日比谷オフィス(PARCs/パークス)で2025年3月6日(木)に開催され、大賞1点を含む各賞が決定した。本アワードはテーマを『Joy of Design』と設定して広く壁面のデザインを募り、応募点数は、528点(WEBエントリー1121件)に及んだ。

大賞を受賞した『PACROUGH block』は、紙パッケージの印刷会社に勤務する応募者が、廃棄されるパッケージ厚紙を細かくチップにして再構築した室内装飾用タイルで、紙の質感や印刷カラーもそのままエッセンスとなるのが特徴。その温かみのある材質と素朴なテクスチャは、完成にいたるまでの過程一つ一つがデザインされている完璧な物語になっている点などが審査員に高く評価された。

SANGETSU DESIGN AWARD 2024 大賞『PACROUGH block』
大賞『PACROUGH block』プレゼンテーション風景

サンゲツデザインアワード2024 
テーマ:Joy of Design

審査員:
山﨑 健太郎(建築家)
座間 望(インテリアデザイナー)
森本 千絵(アートディレクター/クリエイティブディレクター)
安藤 北斗(デザイナー)
近藤 康正(株式会社サンゲツ 代表取締役 社長執行役員 ※審査委員長)

◆⼤賞(賞金100万円)
『PACROUGH block』(株式会社坂井印刷所 ⾦丸 萌・吉⽥ ⼤貴 )

◆優秀賞(賞金50万円)
『うみのカケラ』(北村 さくら)

◆特別賞(賞金各15万円)
・コミュニケーション賞 『対話する壁/Dialogic Wall』(A+M 阿蘓 俊博・瀧澤 仁奈⼦) 
・作家賞『Light waterfall』(Daniel Campbell) 
・アイデア賞 『WALLSCAPES -お隣さんと積みあげる尾道の未来-(⾕ 卓思・岡本 ⼀希・岡崎 友洋) 
・ドリーム賞『いぬ』(株式会社ライドウェイブ ⽮冨 忍・⼤宮 あずさ・⽥⼝ 雅浩) 

◆サンゲツ社員賞(賞金5万円)
『PACROUGH block』(株式会社坂井印刷所 ⾦丸 萌・吉⽥ ⼤貴) 
 
◆ファイナリスト賞(賞金各2万円)
『⼿揉み和紙柿渋仕上げ「貴和美」』(⽥淵 萬坊) 
『⽩って200⾊あんねん』(中⾕ 和瑚)
『EVERY DAY』(磯村 直誠) 
『コミュニケーションのない⼈⽣なんてイヤだ︕︕︕』(⼤久保 桃穹) 
『あやふやな境界』(KODATSUMA 児⽟ 結⾳・吾妻 愛太郎) 
『Rainbow』(⼤栁 友⾶) 
『inout wall』(OHAGI) 
『星の数だけ』(マツココロ ⼭⻄ 優⼼・松尾 知⾨) 
『Earth Palette』(⼤村 公亮・上⽥ 彬央) 
『enokidake wall』(太⽥ 雄⾶)



サンゲツデザインアワード
株式会社サンゲツ

2025年3月14日金曜日

【大建工業】 リフォーム用床材『イエリアフロア3Tセレクト プレミアムウッド柄』を発売

大建工業株式会社は、意匠性の高いデザインの床暖房対応リフォーム用床材『イエリアフロア3Tセレクト プレミアムウッド柄』を発売した。

リアルな木目柄で、標準仕様で床暖房に対応しており、熱による変形が起こりにくいほか、プラスチックキャスター等による凹み傷や擦り傷にも強く、機能性に優れている。また、MDFの単層基材を用いたことで、床暖房対応の上張り床材という性能を備えつつも、高いコストパフォーマンスを実現した。存の上張り床材よりも厚みを抑えた床材のため、上張り後でも建具開閉時に干渉しにくくなっている。

【主な製品仕様等】

サイズ 3mm厚さ、150mm×900mm

基材、裏面 2.7mm特殊MDF+裏面防湿シート

表面 オレフィンシート

色柄 全8柄 〈アイボリーホワイト柄〉、〈コットンベージュ柄〉、〈ライトシナモン柄〉、〈チャコールブラウン柄〉、〈ペールグレー柄〉、〈ライトベージュ柄〉、〈ラスティックブラウン柄〉、〈キャメルブラウン柄〉

価格 17,600円/梱、24枚入り(3.24平方メートル )

「イエリアフロア3Tセレクト プレミアムウッド柄」商品ページ

【問い合わせ先】大建工業株式会社お客様センター:0120-787-505 

2025年3月13日木曜日

DIC株式会社と国際文化会館がアート・建築分野での協業に合意 ~建築ユニットSANAAが「ロスコ・ルーム」を設計~

DIC株式会社と公益財団法人国際文化会館は、3月12日、アート・建築分野を起点とする協業に合意した。

DIC川村記念美術館は、卓越した戦後アメリカ美術を中心とする20世紀美術品を所蔵しており、そのコレクションを中核に国際文化会館に移転する。DIC川村記念美術館は、所蔵するマーク・ロスコの<シーグラム壁画>7点すべてを、国際文化会館が建設する新西館へ移設。国際文化会館は、同館に建築ユニットSANAAが設計する常設展示室「ロスコ・ルーム」を開設する。

DICと国際文化会館は、新設する「ロスコ・ルーム」を共同運営し、アート・建築の力によって民間外交・国際文化交流を推進する公益プログラムの充実を図る。

■建築ユニットSANAAからのコメント

「国際文化会館は日本モダニズム建築の代表作である本館と、七代目小川治兵衛による名勝の庭園が見事に調和した空間となっています。私どもが新西館を設計する上では、自然と建築の融合、歴史の継承と新しい風景、知的対話・文化交流を生み出す空間という3つのコンセプトを建築として具現化できるよう設計してまいりました。この度、世界的な文化財である<シーグラム壁画>の「ロスコ・ルーム」を設計するという機会に巡り合う事ができ大変光栄に思います。」

WHAT MUSEUMの建築倉庫がリニューアルオープン

寺田倉庫株式会社が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)の「建築倉庫」が新たに体験型スペースを増設し、3/8(土)にリニューアルオープンした。
「建築倉庫」は、寺田倉庫が預かる建築模型を保管・展示する倉庫として2016年にオープン。現在では、800点以上の建築模型を保管・展示し、初めて建築に触れる人から専門家まで、幅広い層が建築文化に親しみ、楽しめる空間を提供している。
今回のリニューアルでは、従来の鑑賞型展示に加え、建築模型を用いたワークショップやトークイベントを定期的に開催し、建築家や専門家と直接交流できる新たなエリアを増設した。
家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」、中高生向けの構造ワークショップ「多面体と構造」など、模型を用いて学び体験できる子どもから大人まで幅広い層が楽しめるプログラムを今後実施していく。
▲増設した体験スペースのエリア
▲建築家が作成した建築模型の展示とインタビュー動画<建築家と模型>の投影。
動画は建築倉庫のYouTubeでも視聴可能。
▲プレス内覧会で実施されたワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」
デモンストレーション。参加者たちも体験を楽しんでいた。

リニューアルに伴い、エントランスには竹の素材の特性を活かした構造システムでつくられた作品が新たに設置。これは、WHAT MUSEUMで2023年に開催した企画展「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」の出展作品である滋賀県立大学陶器浩一研究室設計の「三灯小径」を移設したものです。一般参加者も含むワークショップを通して組み上げた。
▲「三灯小径」設計:滋賀県立大学陶器浩一研究室

ワークショップの申込は公式サイトにて適宜募集される。現在は、家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」が募集中(申込制・要参加費)。

2025年3月12日水曜日

【シェルター】アメ横 純木造3階建てビル「御徒町計画」着工

株式会社シェルター(本社:山形県山形市、代表取締役社⾧:木村仁大)は2024年11月、東京都台東区上野で、純木造3 階建てビル「御徒町計画」を着工した。竣工は5月末の予定。
築50年以上の既存建物(鉄骨造2階建て)の老朽化に伴い、柱や梁などの主要構造部を木造とした3階建ての純木造ビルに生まれ変わる計画。
南側・東側の一面ガラス張りによって、木の空間と御徒町駅前・上野アメ横商店街の独自固有な賑わいが混ざり合うデザインとしている。
構造には同社の接合金物工法「KES 構法」と木質耐火部材「COOL WOOD」(1時間耐火仕様柱・梁)を採用し、耐震・耐久性と耐火性を確保している。
▲完成予想パース

建設地である台東区では、沿道の建物の耐震化・不燃化による「倒れないまちづくり」および木造住宅密集地の不燃化や建て替えの促進による「燃えないまちづくり」を目指しており※1、最新の令和3 年の統計では構造別延床面積は耐火構造が全体の83.4%に達している。その反面、同区の木構造(防火木造、木造)は減少傾向※2 にある。産業振興・環境配慮・心身の健康などのメリットから、建築物への木材利用を推進する法整備※3が進む中、本計画が台東区エリア、ひいては防火地域における木造中層建築物のモデルケースとなることを目指す。

※1:「台東区都市計画マスタープラン」より
※2:「台東区都市づくりのための基礎資料」より
※3:令和3 年「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律
(通称:都市(まち)の木造化推進法)」施行
令和6 年 国土交通省「木造建築物の耐久性に係る評価のためのガイドライン」公表(木造の法定耐用年数見直し)

【建築概要】
運営:三絹株式会社
総合監修:DESIGNWORKS 合同会社
設計・監理:佐藤千弘建築設計事務所
ビル管理:株式会社ビルバンク
構造設計・施工:株式会社シェルター
【規模】
敷地面積:47.92 ㎡
建築面積:36.07 ㎡
延床面積:106.25 ㎡
階数:地上3 階
最高高さ:9.97m

2025年3月11日火曜日

【LIXIL】 住まいの防犯対策は ”敷地に侵入しにくくする” エクステリア

株式会社LIXILは、門構えを彩りながらも住まいの防犯対策にもつながる「門扉」「照明」「フェンス」「機能門柱」カテゴリーに新商品を追加し、2025年4月1日と2025年5月1日に発売する。

門扉シリーズにスマートロックシステム「FamiLock」を展開。また、中高級住宅向けの門扉「プレミエス門扉」を刷新し、本物素材のタイルやガラスを使用した「開き門扉AX」を発売する。また、防犯性能が高い「2ロック」が標準装備で、かみ合わせを強化する「鎌付デッドボルト」により、こじ破りへの抵抗力を高めている。

あわせて、高級住宅向けにプライバシーやセキュリティの確保を重視した高さ2,450mmの「プラスG エントランス 開き門扉AH」を発売。今回発売の「開き門扉AX」「プラスG エントランス 開き門扉AH」は共に、「FamiLock」に対応。

隠れさせない美しいあかり「美彩」「100V」

外まわりが暗いと窃盗犯が身を隠しやすいため、照明を設置して明るくすることが“敷地に侵入しにくくする”環境づくりにつながる。「美彩」シリーズでは、戸建住宅・集合住宅のどちらにも設置できるようにトランス電源ユニットの機能・デザインの向上、見積システムの刷新など、インフラを強化。さらに、人感センサで段調光が可能な「インダイレクトポールライト」、地中埋設できない場所に設置可能な「フロアアッパーライト」、樹木やポールに取り付けられる「ベルトスポットライト」の3機種を追加。「100V」シリーズは、タイマー調光やゆらぐあかりで心地よい演出をするガーデンライトのラインアップを拡充する。

高尺タイプでしっかり目隠し「フェンスAB」

「フェンスAB」シリーズは、従来の高尺タイプになかった2mの柱ピッチが新登場。従来のフェンスよりも柱本数が少ないため、すっきりとしたデザインで、施工の手間も軽減。さらに、従来品の柱ピッチよりも高い耐風圧性能を備えた安心設計で、ブロック施工にも対応が可能。

玄関ドアまでの距離をつくる「機能門柱FF」「アクシィ」

機能門柱を使い敷地境界で訪問者の応対ができるようにすることで、オープン外構であっても部外者が侵入しにくい環境をつくることができる。


「門扉」シリーズ概要

■発売地域:全国

■参考価格:

・開き門扉AX 1,718,200円(税込)

 (FT1型 W800×H1600mmサイズ両開き FamiLock仕様)

・プラスG エントランス 開き門扉AH 4,731,210円(税込)~

 (アシンメトリー納まり W30-D20 側面側:デザイン格子)

■発売日:

・FamiLock 2025年4月1日

・開き門扉AX 2025年5月1日

・プラスG エントランス 開き門扉AH 2025年5月1日


■「美彩」参考価格

・トランス電源ユニット:16,500円~(税込)※トランス電源ユニットのみ2025年6月発売

・インダイレクトポールライト:40,700円(税込)

・フロアアッパーライト:42,350円(税込)

・ベルトスポットライト:31,900円~(税込)

■「100V」参考価格

・ガーデンライト:56,650円~(税込)

・ポーチライト:49,170円~(税込)

■「フェンスAB」参考セット価格:本体1枚+柱1本(部品込み)

T-14:72,710円~(税込・工事費別途)

T-16:96,030円~(税込・工事費別途)

■「機能門柱FF 前入れ前取り出し」参考価格

290,730円~(税込)

■「アクシィ 宅配ボックス付き仕様」参考価格

アクシィ1型:152,350円~(税込)

アクシィ2型:154,110円~(税込)

リクシルのエクステリアで100のいいコト+PLUS:

https://exterior100.lixil.co.jp/tags/security/

2025年3月10日月曜日

【LIXIL】 内装壁機能建材「エコカラットプラス」シリーズ3商品を新発売

株式会社LIXILは、内装壁機能建材「エコカラットプラス」に、「リブスレート」「シングレース」「ルランジュ」の3商品を追加し、2025年4月1日より発売する。また、自分で簡単に取付け・交換できる「エコカラット セルフ」には、2つのデザインを追加する。

リブスレート
ルランジュ
エコカラット セルフ

■エコカラットプラス新商品ラインアップ

・「リブスレート」

カラー:3色(アイボリー/グレー/ダークグレー)

希望小売価格:17,160円/平方メートル (税込・工事費別)

発売日:2025年4月1日(火)

・「シングレース」

カラー:4色(グレー/ベージュ/ダークグレー/チャコール)

希望小売価格:17,160円/平方メートル (税込・工事費別)

発売日:2025年4月1日(火)

・「ルランジュ」

カラー:2色(エクリュホワイト/ペールグレー)

希望小売価格:12,100円/平方メートル (税込・工事費別)

発売日:2025年4月1日(火)

■エコカラットセルフ新商品ラインアップ

・サイズ:606mm×1212mm/909mm×909mm

・希望小売価格:42,900円/セット(税込)

・発売日:2025年4月1日(火)

製品ページ:https://www.ecocarat.jp/products/ 

2025年3月7日金曜日

【飛騨産業】 三澤 遥デザインの国産ブナ材を活用した新作椅子「HIHI DADA」オンラインストアにて先行受注販売開始

飛騨業株式会社は、昨年11月の東京神宮前+81 Gallery Tokyoでの展覧会「Haruka Misawa Exhibition『HIHI DADA』」で好評を博した新作椅子HIHI(ヒヒ)とDADA(ダダ)を2025年2月28日(金)より飛騨産業公式オンラインストアにて受注開始、その後直営店HIDAをはじめとする実店舗での販売を順次スタートする。

これを記念して、2025年4月5日(土)より5月6日(火)まで、岐阜県高山市の遊朴館 HIDA GALLERYにて椅子のデザインを手掛けたデザイナー三澤 遥氏による展覧会「Haruka Misawa Exhibition『HIHI DADA in HIDA』」を開催。会期初日の4月5日(土)には、三澤氏と当社開発担当者によるトークセッションも開催する。

受注販売開始スケジュール

飛騨産業公式オンラインストア|2025年2月28日(金)より先行受注販売

HIDA各店ほか(実店舗)  |2025年4月末より展示・販売(予定)

飛騨産業公式オンラインストア https://hidasangyo.com/products/series/hihi-dada/

2025年3月6日木曜日

【LIXIL】日本のトイレ文化を世界へ発信する新たな展示館「トイレの文化館」INAXライブミュージアムに2025年4月17日オープン

株式会社LIXILが運営する、土とやきものの魅力を伝える文化施設「INAXライブミュージアム」(所在地:愛知県常滑市)は、日本のトイレ文化を発信する展示館「トイレの文化館」を2025年4月17日(木)から一般公開する。

LIXILの日本国内の水まわり・タイル事業は、1924年、六古窯の街として知られる愛知・常滑に伊奈製陶株式会社(後のINAX、現LIXIL)が設立され、トイレなどの衛生陶器は、太平洋戦争直後の1945年から製造を始め、来年2025年に80周年を迎える。

「トイレの文化館」は、水まわり・タイル100周年を記念し、INAXライブミュージアムの7つ目の館として開館する。木製便器の時代から、華やかに装飾された陶磁器製便器、やがて水洗化を経て和魂洋才の技術的な発展と空間としての充実を遂げた現代のトイレに至る歩みを、約50点の実物展示と豊富な資料展示でたどっていく。


「トイレの文化館」

■ 施設概要

施設地:愛知県常滑市奥栄町1-130 (INAXライブミュージアム内)

敷地面積: 732.4 平方メートル    延床面積:405.7 平方メートル (1 階 ピロティ約50 平方メートル 、2階 展示室 約180 平方メートル )

設計:南の島工房一級建築士事務所(共同   森川設計) 施工:小原建設株式会社 

内装・展示:株式会社丹青社

建築物:鉄筋コンクリート造/木造 2階建屋内展示館

■INAXライブミュージアム概要

所在地:愛知県常滑市奥栄町1-130

TEL:0569-34-8282 

休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始

新共通入館料(2025年4月以降):一般:1000円、学生 800円 、中・高生:500円、小学生:250円

ホームページ: https://livingculture.lixil.com/ilm/

Facebook: https://www.facebook.com/LIXIL.culture  

Instagram: https://www.instagram.com/lixil_inaxmuseums/


2025年3月5日水曜日

【日本財団】第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト 表彰式開催

公益財団法人日本財団が、建築デザインを重要な要素として位置づけ、福祉と地域のみらいをつくっていくことを目指して、多様な人の日常を支える福祉拠点の提案を募集していた「第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト」の助成決定事業3事業が決定し、3月4日(火)に日本財団ビル(東京都港区)で表彰式が開催された。

(左から)クリエイティブサポートレッツ・坂茂建築設計・日本財団笹川会長
(左から)teco・薫英会・日本財団笹川会長
(左から)千葉学建築計画事務所・中央福祉会・日本財団笹川会長


第4回日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト 助成決定事業

◎NFP0006
スキップフロアによる障害者グループホームの地域拠点化 たけし文化センター田町
特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツ
株式会社坂茂建築設計

◎NFP0008
きどのイドバタ -風景と人の交わる”きどのミチ”-
社会福祉法人薫英会
teco株式会社

◎NFP0045
届ける福祉「みらいの家」
社会福祉法人中央福祉会
千葉学建築計画事務所


日本財団 第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト
助成決定事業の提案ならびに審査講評
こちら



【ライカ ジオシステムズ】 デジタル・コンストラクション・レイアウトを再構築する新製品を発表

ライカジオシステムズ株式会社は、Leica iCON iCS20 / Leica iCON iCS50 センサーと、建設用コンストラクション・レイアウト・ワークフローを組み合わせた Leica iCON trades ソリューションを発表した。

Leica iCON trades は、独自に開発されたドット&ストライプパターンによって、ポールの高さを自動検出し、ポールの傾きが補正される。これらの機能により、アクセスしにくい場所でもポイントやラインをミスなくレイアウトでき、作業スピードが大幅に向上した。

Leica iCON trades for Layoutページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/software/leica-icon-trades/layout-software
 
Leica iCON iCS20製品ページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/leica-icon-construction-tools/leica-icon-ics20

Leica iCON iCS50製品ページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/leica-icon-construction-tools/leica-icon-ics50
 

2025年3月4日火曜日

第31回ユニオン造形デザイン賞 表彰式・特別講演会

今回で31回目となるユニオン造形デザイン賞の審査員に建築家・永山祐子氏を迎え、テーマを「100年の建築」として昨年9月から11月にかけて応募をつのり102作品の応募作品が集まり、審査を経て、優秀賞5点と奨励賞2点の計7作品の表彰が2月26日に行われた。

今回は、大賞となる作品が選出されなかったが、審査員・永山氏は、「全体的にアベレージの高いものだった。」ということで、ただ優秀賞作品から突出されたものまではなかったということも講評で述べられた。また、最後に受賞者に対して、「ここから各々作品を掘り下げて欲しい」と、これからも建築を追及してもらいたいとしめられた。 


表彰式の後、永山祐子氏の特別講演会が行われ、手掛けられた作品「膜屋根の家」、「東急歌舞伎町タワー」や、大阪・関西万博のパナソニックパビリオン「ノモの国」、「ウーマンズパビリオン」を紹介された。 

2025年3月3日月曜日

【総合資格】『画文で巡る! 丹下健三・磯崎新 建築図鑑』3月3日(月)発売

株式会社総合資格は、令和7年3月3日(月)に新刊『画文で巡る! 丹下健三・磯崎新 建築図鑑』を発行する。

本書では、丹下健三と磯崎新の国内主要50プロジェクトを、建築の総合情報誌『日経アーキテクチュア』連載の「建築巡礼」でおなじみの宮沢洋氏が、味わい深いイラストと独自の切り口でつづる文章で紹介。

本書は建築の紹介の他に、縦軸にモダニズム・脱モダニズム、横軸に年代をおいて二人の主要プロジェクトを記した「統合年表」、事務所OBと建築史家が丹下、磯崎との思い出や二人が長年建築界のトップであり続けた理由について語り合う「深掘り対談」を掲載。「5つのキーワード」では、丹下・磯崎それぞれの建築を読み解くためのキーワードを解説。

【基本情報】

著 者:宮沢洋          

発行元:株式会社 総合資格

判 型:A5判           

頁  :208ページ(4色カラー)

定 価:2,420円(税込)     

発売日:2025年3月3日(月)

発 売:総合資格学院 出版サイト(https://www.shikaku-books.jp)、その他全国の書店、大学生協、ネット書店など

 

【CONTENTS】

Chapter.1 丹下健三

丹下建築を味わうための5つのキーワード

01 広島平和会館原爆記念陳列館 世界を驚かせた“消える軸線”

02 津田塾大学図書館 70年間守られる続ける開放感

03 図書印刷原町工場 モダニズムの花形は70年現役

04 倉吉市庁舎 師・岸田日出刀が与えた模索の場

05 墨会館 中庭側は別世界の白い要塞

06 香川県庁舎 丹下モデュロールが生むリズム

07 今治市庁舎・公会堂 折板が出発点の丹下ワールド

08 旧倉敷市庁舎 第二の生を導いた精緻な目地

09 立教大学図書館 レンガ壁の上の新旧対比

10 今治信用金庫 端正さに隠された転調のデザイン

11 日南市文化センター 最南端に残る鼓形平面の遺跡

12 旧香川県立体育館 別メンバーで代々木の吊りと競う

13 国立屋内総合競技場 金字塔となった「二重の吊り」

14 東京カテドラル聖マリア大聖堂 8枚のHP シェルが描く十字架

15 山梨文化会館 成長を実現させた“縄文” 的円柱

16 静岡新聞・静岡放送東京支社ビル コア1本で都市の成長を可視化

17 戦没学徒記念館 外観を消した幻の丹下建築

18 ゆかり文化幼稚園 園児を包み込むプレキャストの城

19 日本万国博覧会お祭り広場大屋根 「太陽」の陰に佇む祭りの残像

20 駐日クウェイト大使館 2本のコアにまといつく立体庭園

21 草月会館 唯一残るミラーガラスの鉱石

22 兵庫県立歴史博物館 モダニストらしい天守閣への敬意

23 横浜美術館 半円柱の丹下流ポストモダン

24 東京都新庁舎 「転向」との声も出たIC模様

25 フジテレビ本社ビル “丹下好み” を詰め込んだ湾岸の華

深掘り対談 丹下健三編(堀越英嗣氏×豊川斎赫氏)前川國男や坂倉準三を飛び越え“世界のTANGE” になれた理由

 

Chapter. 2 磯崎新

磯崎建築を味わうための5つのキーワード

01 新宿ホワイトハウス 幻の第1 作はアートの拠点に

02 岩田学園 静かに挑発する教室棟と体育館

03 大分県立大分図書館 「切断」を主張する中空梁の列

04 群馬県立近代美術館 立方体づくしで2度目の学会賞

05 北九州市立美術館 丘の上に突き出す直方体の筒

06 北九州市立中央図書館 異質な外観と内部の心地よさ

07 西日本総合展示場 波に向かう吊り屋根の帆船

08 神岡町役場 「未知との遭遇」の異質さ

09 つくばセンタービル 見る者の歴史知識を試す問題集

10 西脇市岡之山美術館 白い箱をつなぐ前衛的前室

11 お茶の水スクエアA 館 名建築を復元しつつも「断絶

12 ハラ ミュージアム アーク 心をほぐす緑と黒の風景

13 水戸芸術館 ねじれる塔は“次”への宣言

14 由布院駅舎 ふわりと浮かぶクロスボールト

15 富山県立山博物館 展示館・遙望館 階段と映像で登拝を疑似体験

16 東京造形大学 造成なしの奇策でコンペ当選

17 兵庫県立先端科学技術センター 世界的造園建築家とのコラボ

18 奈義町現代美術館/奈義町立図書館 作品と一体化した第3世代美術館

19 ビーコンプラザ 水戸超えのタワーは巨大球面

20 豊の国情報ライブラリー 来館者の姿勢を正す荘厳な入り口

21 なら100 年会館 施工=デザインの瓦の黒船

22 秋吉台国際芸術村 “群島” の中に立つ幻の住宅

23 セラミックパークMINO 谷地をまたぎ、展示室を吊る

24 山口情報芸術センター 波打つ屋根が市民をかき立てる

25 北方町生涯学習センターきらり・岐阜県建築情報センター リベンジからの「流れ」の屋根

深掘り対談 磯崎新編 渡辺真理氏×五十嵐太郎氏 師・丹下を乗り越えるための「アバンギャルド」という戦略

磯崎新による丹下健三への弔辞

付録:丹下健三・磯崎新 統合年表/国内主要作品MAP