2024年10月22日火曜日

【横浜市】横浜にある国指定重要文化財「関家住宅」を11月23日に特別公開


横浜市は、横浜にある国指定重要文化財「関家住宅」を特別公開する。

横浜市都筑区勝田町にある関家住宅は、主屋は関東地方で現存する最古級の民家といわれ、書院や表門を含めた建物と広大な屋敷地が国の重要文化財に指定されている。
11月23日に通常非公開となっている関家住宅を特別に公開し、学芸員や調査研究員による解説を受けながら見学できる。


■開催日  
令和6年11月23日(土)
■定員  
午前(10~12時)の部
午後(13~15時)の部   各100名
※原則、中学生以上。
 集合場所・集合時間等の詳細は、当選者のみに連絡
■申込期間  
令和6年10月16日(水)~10月31日(木) ※必着
 
■申込方法  
 電子申請又は往復はがきで申込み
・電子申請システム
   横浜市ホームページ からお申し込みください。
・往復はがき
 1.~5.を記入のうえ、送付先まで郵送してください。
 1. 行事名「関家住宅特別公開」
 2. 午前・午後の希望
 3. 参加者人数(1グループ4名まで)
 4. 参加者全員の氏名
 5. 代表者の氏名・住所・メールアドレス・連絡のつく電話番号
 
     送付先   
  〒231-0005 横浜市中区本町6-50-10 
  教育委員会事務局生涯学習文化財課 「関家住宅公開」担当 行
  ※当選・落選の連絡は、代表者宛てに11月上旬までに連絡される
 

問合せ
教育委員会事務局生涯学習文化財課
 TEL:045-671-3284

「東リファブリックフロア」新商品発売

東リ株式会社は、2024年10月23日より、住宅向けタイルカーペット「東リファブリックフロア」の新商品を発売する。

東リファブリックフロアは、ラインアップの豊富さと、品質の高さが評価を得ており、1996年の発売以来、リピート購入を含めた多数の販売実績がある。今回の改廃では、高級感や肌触りの良さ、遮音性能の向上に特化した新商品など、消費者ニーズにもとづいた新商品を発売する。

■商品概要

シリーズ名:東リファブリックフロア

規格:全厚7~10.5mm 寸法400mm×400mm、500mm×500mm

価格:5,000~10,000円/㎡(税抜き価格)

※キャラクターシリーズ、キッズロードパネルカーペットは2,600円/枚(税抜き価格)

アイテム数:15柄90アイテム(新商品5品種32アイテム)

発売予定日:2024年10月23日

■特長

1)高級感、肌触りの良さなどを追求した新商品を発売

2)遮音性能に特化した新商品を上市、シリーズ最高の⊿LL5を実現

3)販促物はプロダクトヒストリーやスタイリスト提案・モニターインタビューなどのコンテンツを新設、施工性・性能訴求動画も拡充


東リファブリックフロア

https://www.toli.co.jp/product_carpet/fabric_floor/

2024年10月21日月曜日

日本空間デザイン賞 2024年度 KUKAN OF THE YEAR【在る美】【馬場川通りアーバンデザインプロジェクト】【tobe】の3作品に決定


DSA(一般社団法人日本空間デザイン協会)とJCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)が共同主催する日本空間デザイン賞は、3次・最終審査会にて金賞・銀賞・銅賞の合計38作品を選出し、金賞に選ばれた12作品の中から【在る美】、【馬場川通りアーバンデザインプロジェクト】、【tobe】の3作品を今年度グランプリの「KUKAN OF THE YEAR 2024」に決定し、大手町三井ホール(東京・大手町)で贈賞式が開催された。

 贈賞式会場ステージ 撮影:HIROSHI TSUCHIDA

作品名:在る美
受賞者:資生堂クリエイティブ株式会社 金内 幸裕
撮影: 林 雅之
作品名:馬場川通りアーバンデザインプロジェクト
受賞者:株式会社ランドスケープ・プラス 平賀 達也
撮影: 浜田 昌樹
作品名:tobe
受賞者:kufu 成田 和弘 + 成田 麻依
撮影: TOREAL 藤井 浩司 

審査員選評
在る美
審査員:山本 尚美(株式会社NY4 代表取締役 / 東北大学特任教授(客員) )
単に日本の伝統工芸の美しさを再解釈・再構成するだけでなく、美の本質を追求する行為として捉えた。「神は細部に宿る」という言葉を思い起こさせ、竹骨や糸に込められた作者の想いが映し出されているようだ。完璧で完成された美ではなく、不完全さの中に美を見出そうとする姿勢が感じられる。ディテールにこだわりつつも、全体として一つの造形にまとめ上げている。静寂の中にも、詩を詠むかのような動きのある作品に仕上がっている。
 
馬場川通りアーバンデザインプロジェクト
審査員:芦沢 啓治(建築家、芦沢啓治建築設計事務所 主宰)
このスペースは、都市再生推進法人の前橋デザインコミッション(MDC)とデザイナーは理想を実現することの難しさから行政とタッグを組み、仕組みから作ることによってできあがった。できあがったその空間は、まるで昔からそうであったかのようにすでに定着している感があり、むしろなぜそれらができなかったのか、日本におけるアーバンデザインの問題が逆に浮き彫りにされるかのようである。日本において公共空間は、誰のためにあるべきなのかは実に曖昧である。多くの場合、公共空間を管理する人たちによって管理のしやすいものとなる。このプロジェクトにおいては、その管理においても官民で行うこととしている。また、改修や管理に関わるお金の多くが地元有志によって寄付されていることも特筆すべきことであろう。この意欲的なプロジェクトが地方都市における一つのモデルケースとなり新たなプロジェクトの呼び水になればと心から思う。
 
tobe
審査員:鈴木 康弘(アーティスト )
一見すると煉瓦造りの美術館建築を思わせるような外観が目を引く。思わず触れてみたくなる煉瓦の質感、周囲や小道を圧迫しない細かな配慮が建物全体に優しさを感じさせる。小部屋ごとに空いた隙間や道に沿った壁面によって、風通しのよい柔らかな境界線を描き出している。差し込む光や通り掛かる人の気配を招き入れ、住宅とギャラリー、生活とアート、プライベートとパブリック、それらを分けることなく和えるような、感性による「しきり」の提案が成されている。この敷地でしか生まれ得ない空間が立ち現れていることを評価した。
 


日本空間デザイン賞

【amu株式会社】廃漁具をアップサイクルしたデザインタイルを初公開

 
amu株式会社は廃漁具をアップサイクルしたデザインタイル「amuca(R)タイル」を2024年10月15日~17日に東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO 2024」で公開した。
「amuca(R)タイル」 使用済のテグス、ブイ、海苔網などを使用

廃漁具は海域に流出して海洋汚染の原因の一つになっており、適切に処分を行う必要があります。しかし、廃漁具に含まれる塩分や汚れ、素材ごとの分別が必要などの理由でリサイクル・処分は容易ではありません。また、焼却処理でのCO2発生や、逼迫している埋め立て地など処理における多くの課題があった。

「amuca(R)タイル」はリサイクルの難しい漁網やブイ、ロープなどを分別せずに粉砕して材料の一部にしたセメントタイルです。漁具の色や形をそのまま生かした唯一無二のデザインにできます。また、形のカスタマイズや、小ロット生産も可能です。什器、内装材などインテリアから建材やインターロッキングなど幅広く使用可能で、漁具の地産地消を行うことで地域のシンボリックな施設等にも活用できる。

タイルの製造は、合同会社ESSHの協力
 

amu株式会社
https://www.amu.co.jp/

2024年10月18日金曜日

FC東京「NO PLANET,NO TOKYO」協賛のお知らせ

建築情報サイト”KENCHIKU”を運営する、株式会社建報社は、FC 東京 (東京フットボールクラブ株式会社)が主催する「NO PLANET, NO TOKYO」のサポートパートナーとして協賛いたします。

対象試合は11月3日(日祝)2024明治安田J1 リーグ 第35 節 FC東京 vs 湘南ベルマーレ(14:00キックオフ 味の素スタジアム)になります。

『NO PLANET, NO TOKYO』とは、FC東京が2021年より開催をしているイベントで、FC東京を通してこれからの未来を担う子どもたちと共に、社会や地域課題解決の方法を考えるきっかけを創出できるような様々なイベントを実施しています。

弊社はこの取り組みに賛同し、より良い未来を作るきっかけになればと考えております。


FC 東京【公式】NO PLANET, NO TOKYO 特設サイト

FC 東京【公式】WEB サイト


【グリーンエナジー&カンパニー】太陽光発電システムを標準搭載した未来型トレーラーハウス〈ASOBOX〉を開発

株式会社グリーンエナジー&カンパニーが、日本が抱えるエネルギー問題を個人参加型で解決しながら「自遊な暮らし」を実現するトレーラーハウス〈ASOBOX(アソボックス)〉を開発した。居住利用や商業利用の他、防災・減災や国土強靱化の取り組みに基づき、災害時の避難所や復興支援住宅としての活用も視野に入れている。

写真は全てイメージ

ASOBOXは、住宅メーカーとして培ってきたノウハウでコストダウンを図り、低価格ながら太陽光発電システムを標準搭載(※1)。エネルギー問題だけではなく、さまざまな社会課題の解決につながるトレーラーハウスで、住みたい場所での自遊な暮らしはもちろんのこと、運送業界の2024年問題解決や、災害時の避難所としての活用など、個人・法人問わずに幅広いニーズに応えることを目指して開発された。

 
 商品名: ASOBOX(アソボックス)
本体価格: 698万円~(税込 767.8万円)
 サイズ: 3.4m×11m店舗用3種・住居用3種
     ※1住居用スケルトン仕様のみ、太陽光発電システムはオプション。



ASOBOXブランドサイト
https://asobox.gx-life.jp
 
株式会社グリーンエナジー・ライフ
https://life.green-energy.co.jp/contact/

2024年10月17日木曜日

合言葉は「ごちゃまぜ」! 0〜100 歳が集う福祉施設「深川えんみち」が グッドデザイン金賞を受賞!

JAMZA一級建築士事務所が設計し、社会福祉法人聖救主福祉会・NPO法人地域で育つ元気な子の2団体で運営する、多世代共生の複合型福祉施設 「深川えんみち」が、2024年度グッドデザイン金賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。

「深川えんみち」は、公益財団法人日本財団が2021年に開始した「みらいの福祉施設建築プロジェクト」で応募された472事業のうち、採択された6事業のひとつであり、都内で初めて実現したプロジェクト。

1階に高齢者デイサービス、2階に子育てひろばと学童保育クラブが入り、1階には私設図書館を設け、一般の方も本を読んだり借りたりできるようになっており、同じ建物に同居するだけでなく、それぞれがゆるくつながり、重なり合いながら、自然と交流が生まれるようにデザインされているのが大きな特徴。


「深川えんみち」への審査員評価コメント  
包括的地域社会に対する挑戦的な解答である。
まずリノベーションとして、街に対して閉じられていた壁面が開かれ、新たな顔が生まれている。そこがデイサービスになっているのだから驚きである。
施設らしさは全く感じられない。建物の中に道を通し、人々の顔が見える場所を生み出した。この形をさまざまな人たちが合意していったことにプロジェクトの感動がある。道を通し、街角をつくるには、私設図書館を街側に配置し、利用者さんの見守りをするのだという。設計者は、街の人たちにとって多世代の場が、自分たちの暮らしの豊かな風景をつくることに合意しているように、ビジョンを形にした。この役割は、これからの福祉施設に対する影響として計り知れないほど大きいはずだ。 

「深川えんみち」概要 












運営事業者:社会福祉法人 聖救主福祉会、NPO法人 地域で育つ元気な子 
設計・監理:JAMZA一級建築士事務所 
設計協力:ウェルケアデザイン 
ケアプロデュース:RX組 
グラフィック:BOAT INC.  
施工:長井工務店 
制作家具:松本家具製作所 
所在地:東京都江東区富岡1-15-9 


深川えんみち
深川えんみち紹介動画 
私設図書館「エンミチ文庫」

【YKK AP株式会社】 戸建住宅向け高断熱玄関ドア 「イノベスト D50」にデザイン・カラー・新仕様を追加

YKK AP株式会社は、高断熱玄関ドア「イノベスト D50」に新たに11 デザインを追加し全23デザインへ拡充、カラーは全13色の内9色を刷新し、最新のトレンドへの対応力を強化した。さらに、新仕様としてお求めやすい価格帯の「イノベスト D50 Basic」を追加した。


2022 年度に断熱等級5・6・7が創設され、2025 年度には断熱等級 4 が、2030 年度には断熱等級5の義務化が予定されるなど、住宅の高断熱化への取り組みが急速に進む中、窓だけでなく玄関ドアの高断熱化が求められている。また、デザイン面ではモダンスタイルに人気があり、カラーはブラック色をアクセントとしたコーディネイトがトレンドで、グレイ色基調の外壁と組み合わせたシンプルでシックな洗練されたデザインが好まれる傾向にある。

このような住宅の高断熱化とデザインの動向を踏まえ、高断熱玄関ドア「イノベスト D50」シリーズは、デザイン数を約2倍の全23種類に拡充し、設定カラーについても全13色の内9色を刷新。さらに採光付デザインで熱貫流率1.53W/(㎡・K) を確保しながら、ガラスの仕様を見直すことで価格を抑えた新仕様「イノベスト D50 Basic」を追加し、高断熱玄関ドアを、より採用しやすくなった。


YKK AP株式会社
https://www.ykkap.co.jp/


2024年10月16日水曜日

2024年度グッドデザイン賞金賞20作品を発表。大賞は11月5日発表

 

公益財団法人日本デザイン振興会は、グッドデザイン賞の2024年度受賞結果を10月16日(水)に発表した。         

2024年度グッドデザイン賞は5,773件が審査対象になり、審査委員会によって、厳正な審査を実施した結果、1,579件のグッドデザイン賞受賞が決定。全受賞作品から特に優れたデザインとして高く評価された「グッドデザイン・ベスト100」100件を選出、ここから「グッドデザイン金賞」20件が決定した。今年度の最高賞である「グッドデザイン大賞」は「グッドデザイン金賞」作品から審査員及び受賞者の大賞選出投票をオンラインで実施。大賞は11月5日受賞祝賀会にて発表となる。

今年は新企画として「みんなの選んだグッドデザイン」を開催する。これは11月1日より東京ミッドタウン各所で行われるグッドデザイン賞受賞展「GOOD DEISGN EXHICTION2024」にて、「グッドデザイン金賞」作品の中から来場者に投票をしてもらい、最多投票を獲得した作品が「みんなの選んだグッドデザイン」に決定となる。(投票は11月4日まで)

「みんなの選んだグッドデザイン」も11月5日の受賞祝賀会にて発表される。

審査を振り返り、審査委員長の齋籐氏は「世の中を良くしよう、もしくは今あるものより良くしようと、何か良くしようという、強い熱量から始まったものがデザインだと思う。いままで色々なテーマを掲げてやってきたが、今年はその源流まで遡ることが出来たのではないかなと審査を通して感じた。」と述べた。

グッドデザイン金賞は下記の通り。 

●障害者シェアハウス+シェア店舗

はちくりはうす

株式会社ブルースタジオ+竹村眞紀+特定非営利活動法人はちくりうす

●集合住宅

天神町place

株式会社 寿企業+有限会社 伊藤博之建築設計事務所

●複合型福祉施設

深川えんみち

社会福祉法人 聖救主福祉会+NPO法人 地域で育つ元気な子+JAMZA

●都市空間再生プロジェクト

CACP ''Designing?''

YIIIE Co., Ltd.

●介護用洗身用具

スイトルボディ SWB-1000JP

株式会社シリウス

●教科用図書

「くらしに役立つ」シリーズ

株式会社ADDIX

●多機能ポータブルオーディオレコーダー

teenage engineering TP-7 field recorder

株式会社メディア・インテグレーション

●レンズ交換式デジタル一眼カメラ

α9 III

ソニーグループ株式会社 / ソニー株式会社

●Laptop PC

ASUS Zenbook Duo (2024)

ASUSTek Computer INC.

●半導体製造装置

FPA-1200NZ2C

キヤノン株式会社

●半導体製造装置

Adastra

キヤノンアネルバ株式会社

●MRIシステム

ECHELON Smart ZeroHelium(エシュロン スマート ゼロヘリウム)

富士フイルム株式会社

●放射冷却素材

SPACECOOL

SPACECOOL株式会社

●自動倉庫ソリューション

ラピュタASRS

ラピュタロボティクス株式会社

●再生処理プロダクトブランド

SALWAY

株式会社名優

●雑誌

プラグマガジン

有限会社サーブ

●流域地図

YAMAP流域地図

株式会社ヤマップ

●ウェイストマネジメント事業

WOOMS

小田急電鉄株式会社

●新しい教育のあり方

スタディツアー~地域と生徒の未来創造の旅~

学校法人新渡戸文化学園

●遊具研究プロジェクト

RESILIENC PLAYGROUND プロジェクト

株式会社ジャクエツ


グッドデザイン賞:https://www.g-mark.org

開催中!東京ミッドタウン「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024」

六本木の東京ミッドタウンにて、10/11~11/4までの期間、秋のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024(東京ミッドタウン デザインタッチ)」が開催中。“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトに17回目の開催を迎える。今年のテーマは「つむぐデザイン-Weaving the Future-」。
以下、公式サイトより
持続可能な社会に向けて、人々をとりまく環境では、テクノロジーやシステムなど、さまざまな変化が起きています。よりよい社会を創るためには、その変化を人々が意識するとともに、ポジティブに受け入れることの大切さが認識されています。本イベントでは、さまざまなものをより合わせ、新しいカタチ、コトを生みだす、未来への変化と人の心をつむぐデザインの力を体感していただけます。

主なコンテンツの紹介
<芝生広場>
◎今注目の建築家・クマタイチ氏による集う人々の行動がつむがれて、新しい景色が生まれていくインスタレーション「リレキの丘」
大・中・小の三つのリングがずれながらつながることでできた、3次元の木のインスタレーション。会期中10/17までの間は施工の様子を、10/18~完成した作品を楽しむことができる。完成後の土日や祝日には木の表面に来場者の行為を表現したシールを貼るイベントを実施し、その場の履歴として残すとともに色彩を帯び変化していく。また、空間を活かした1日限定のパフォーマンスも開催。集う人々の行動がつむがれることで、新しい景色が生まれていく。
▲施工中の「リレキの丘」とクマタイチ氏

<ミッドタウン・ガーデン>
◎建築家・津川恵理氏による、自身が住む環境下での過ごし方を再発見するインスタレーション「都市の共動態」
ミッドタウン・ガーデンの微地形を3Dスキャンし、そのデータを基にコンクリートキャンバスでデザインされたプリミティブなオブジェ群。薄いが触ってみると固く頑丈で座ることも出来る。日常で意識することのない都市の潜在的な情報を可視化、立体化することで、人々のさまざまな感性や行動を刺激して、あらためて自身が住む環境での過ごし方を発見する機会を創出する。
▲「都市の共動態」と津川恵理氏

そのほか、ビジュアルデザインスタジオWOWが取り組むデータデザインプロジェクト「InForms」の展示やnendoのインスタレーション「ヤワラカサカ」のアップサイクル家具、「DESIGNART TOKYO 2024」等、デザインやアートに触れられるイベントが東京ミッドタウンに集結。
また会期中は、参加クリエイターらによるトークセッション「TALK SALON(トークサロン)」も開催。 それぞれのイベントやコンテンツの詳細は公式サイトにて。

【コトブキシーティング株式会社】体感型ショールーム 学校施設エリアをリニューアルオープン

コトブキシーティング株式会社は、本社ビル内に併設する体感型ショールームのうち、エントランスと学校施設向けの家具を展示しているエリアを10月1日にリニューアルした。

空間デザインは、「伝えたくなるデザインをつくる」をコンセプトに多くのオフィスや店舗などのインテリアデザインを手掛ける株式会社SIGNAL(代表:新海一朗氏・徳田純一氏)が、カラーコンサルティングは、色や素材の持つ力を効果的に活用したクリエイションを生み出すSTUDIO BYCOLOR Inc.(代表:秋山かおり氏)が手掛けている。

リニューアルした学校施設向けエリア

コンセプトは「未来をひらく学校施設のためのCo-Creation Space(共創空間)」。家具を体感することに加えて、「いま必要とされている教室空間とはなにか」「選ばれる学校のための施設とは」「学びかたはこれからどう変わっていくのか」など学校施設に関するさまざまな課題を、関係者とともに考え、ともに悩み、ともにアイデアを出し合い、ともに創り上げる場所としてつくられている。

「主体的・対話的で深い学び」を実現するためのアクティブラーニングや探究学習をはじめとした学び方の変化や、義務教育学校や小中・中高一貫校、他の公共施設との複合化など施設の在り方の変化に、学校はどのように対応していくべきか。時代にあった「学び」をデザインすることは、校長をはじめとする学校関係者の共通のテーマであり、施設、設備、家具はそれらを実現するという大事な要素を一緒に考える場として、当社の納入事例や実際の製品を見ながら、それぞれのナレッジを共有し、議論を交わすことをコンセプトにリニューアルされた。



コトブキシーティング株式会社
https://www.kotobuki-seating.co.jp/

2024年10月15日火曜日

東京ミッドタウン「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」結果発表、受賞作品展示

東京ミッドタウンが、”「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街”を目指す活動の一環として開催するデザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」の受賞作品が発表された。受賞作品は、東京ミッドタウンのプラザ B1にて10/10から11/10までの期間で展示中。

同アワードは、<デザインコンペ>と<アートコンペ>の2部門にて募集。17回目を迎える今年は計1,767点(デザインコンペ:1,410点、アートコンペ:357点)の応募作品の中からグランプリなど全14点の受賞・入選作品を決定した。
<デザインコンペ>では、人の成長に合わせて役割を変化させることができるプロダクト『トイ文具』、<アートコンペ>では、一つ車輪の立体作品「相棒」とそのケースを背負い歩き回る様子の記録映像、ドローイングをあわせて展示した『一周まわる』がグランプリに選出された。
他、受賞作品については下記の通り。
〈デザインコンペ〉テーマ:「とき(時)」
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『トイ文具』福田雄介
■優秀賞(賞金30万円)
『丁寧な退出』nanka/川畑紗希、明石怜旺、児玉菜緒
『me-tronome』若田勇輔、内山智義
■ファイナリスト(賞金5万円)
『灯台と小さな天体』一條遥貴
『循環印』小松崎慎梧
『MapCup』中村 綾
『toki-shirube』Baumkuchen/栗本真亜人・稲葉巧・西門 亮
『ゆっくりドリル』藤森朝子
▲デザインコンペ グランプリ『トイ文具』福田雄介

〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『一周まわる』さとうくみ子
■準グランプリ(賞金50万円)
『You and me and everyone we have met』Sareena Sattapon
■優秀賞(賞金10万円)
『groveof』大原 由
『静と動から切り取るリアリティ』何 梓羽
『赤のワンピースを捨てて』まちだリな
『Untitled (Cocoon mechanism)』R E M A
▲アートコンペ グランプリ『一周まわる』さとうくみ子

受賞者に授与されるトロフィーは年度ごとのオリジナルで、今回はデザインコンペの審査員・篠原ともえ氏がデザイン、制作したもの。一枚の紙からアイデアが形になる過程の象徴としてデザインしたトロフィー。北陸復興支援への想いを込め、富山県高岡市の伝統工芸士・職人達と共に創られた。
▲受賞者に授与されたオリジナルのトロフィー

展示期間中、受賞・入選作品の中からお気に入りの作品に投票できる「東京ミッドタウン・オーディエンス賞」を実施。結果は11月下旬に公式サイトにて発表予定。

【イビケン株式会社】メラミン化粧板「イビボード 2025~」総合⾒本帳 発刊

イビケン株式会社から、総合見本帳『IBIBOARD 2025~』が発行された。
プレミアム化粧板「イビボードH(アッシュ)」掲載頁

イビボードは、什器やパーテーション、天板など耐久性を要する場で選ばれ続けるメラミン化粧板と質感を徹底して重視し意匠にこだわったプレミアム化粧板「イビボードH(アッシュ)」のラインアップ。今回、見本帳に新たに本革の端材から再生したサスティナブル新素材の「アップボーンレザー(皮革繊維再生複合材)」、リアルな木目柄の「サペリマホガニー」。セラミック調柄のエイジングポリッシュが新たに掲載された。

新掲載_皮革繊維再生複合材「UPBORNLEATHER(アップボーンレザー)

新掲載_エイジングポリッシュ(セラミック調柄)

新掲載_サペリマホガニー(木目柄)



「イビボード2025~見本帳」専用請求サイト

イビケン株式会社 建材事業部サイト
https://ibiboard.jp/


2024年10月11日金曜日

【構造計画研究所】 建設・製造現場の計測業務を強力にサポートする、ハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」の販売を開始

構造計画研究所は、ドイツのスタートアップ企業NavVis GmbHが開発した、新しいハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」(ナビビズ エムエルエックス)の国内販売・サポートを10月11日より開始する。従来のハンディ型3Dレーザースキャナの課題であった「点群データの品質」と「操作性」を高いレベルで両立させた。

「NavVis VLX」由来の高性能なLiDAR SLAMに加え、ビジュアルオドメトリー(VO)により強化されたSLAMソフトウェアを搭載し、高品質な点群データ取得を実現している。また、4台のカメラを用いて記録される高解像度なパノラマ画像は、撮影姿勢により270°モードと360°モードを自動で切り替え、ストリートビューライクな映像の生成と点群データへの鮮明な色付けを実現した。

スキャナ本体をハーネスで体に固定できるため、腕にかかる負担が大幅に軽減され、長時間の計測でも疲れにくい構造。また、フラットな筐体デザインにより、三脚やケースがなくとも水平な場所に寝かせて置いておくことができる。さらに、リュックサック型のケースにより、車や飛行機だけでなく、電車や自転車でも現場まで容易に持ち運ぶことができる。

一方で、「NavVis VLX」の優れた操作性も踏襲しており、例えば計測中に基準点を記録できるほか、組み込み式ディスプレイにより、追加のデバイスやモニタが手をふさぐことなく計測状況のプレビューをリアルタイムに確認することができる。

狭い空間や高所などを計測できる「NavVis MLX」を、広大かつ複雑な現場を計測できる「NavVis VLX」と組み合わせ、さらにストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」を活用することで、多様な現場を手軽に丸ごと3D化することができる。加えて、「NavVis VLX」で計測済みのエリアのうち改修した部分だけを「NavVis MLX」により再スキャンしてデータを更新するなど、現場3D化の実現をさらに加速し、現場の維持保全業務の生産性向上に貢献します。


NavVis MLX製品ウェブサイト: https://solutions.kke.co.jp/navvis/products/navvis-mlx/

 

■  販売スケジュールおよび価格

「NavVis MLX」は2024年10月11日から注文を受付開始し、順次発送を予定。「NavVis MLX」の初期導入費用は655万円~(税抜)。

2024年10月10日木曜日

WHAT MUSEUMにて開催中、T2 Collection「Collecting? Connecting?」/奥中章人「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」


T2 Collection「Collecting? Connecting?」は、株式会社ブレインパッドの共同創業者であり、ビッグデータ・AI領域で活躍する高橋隆史氏が、約6年前から収集してきた現代アートのコレクション展。高橋氏がコレクターとして歩みはじめて最初に購入したベルナール・フリズの作品をはじめ、宮島達男、名和晃平、和田礼治郎など、近年惹かれているコンセプチュアルな作品を中心に約35点を紹介する。今回の為にN.Yから取り寄せた松山智一の日本初公開作品「Baby, It's Cold Outside」も。開催期間を通して変化を見せる作品や、参加型の展示など、実際に会場に足を運んで参加、体験いただける作品が見れる
▲宮島達男/Painting of Change - 0032020
180×128.4×3cmキャンパスに油彩
協力:SCAI THE BATHHOUSE
▲©Yoshio Shirakawa
1Fの展示は作品と合わせてバナーを掲示。裏面には解説が記載されている。
▲©Tomokazu Matsuyama
松山智一の日本初公開作品「Baby, It's Cold Outside」
▲10/3に開催された内覧会での高橋氏。

奥中章人「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」は最大直径12メートルの体験型バルーン状彫刻作品を展示。「空気と水と光」を題材に巨大な作品を制作し、鑑賞者の感覚を揺さぶる体験を生み出してきました奥村氏。展覧会タイトルである「Synesthesia(シナスタジア)」とは共感覚を意味し、奥中氏はこの言葉を独自に解釈し作品に落とし込んだ。展示室いっぱいに膨らみ、さまざまな色に変化する作品の内側には、大きな水枕が置かれている。空間デザインとしても、アート作品としても、また、親子で体験していただける体験型の展示としても楽しめるものになっている。会期中に関連イベントも開催されるとのこと。
▲10/3に開催された内覧会での奥中氏(右)
▲スケッチやシュミレーションのCG、模型等の展示
▲中央の水枕は座ったり、寝転んだりすることが出来る

T2 Collection「Collecting? Connecting?」/奥中章人「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」
会期:2024年10月4日(金)~2025年3月16日(日)
会場:WHAT MUSEUM 1・2F(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:11:00〜18:00(最終入場17:00)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始
入場料:一般1,500円、大学生/専門学生800円、高校生以下無料