2020年2月17日月曜日

「クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー」内覧会

寺田倉庫株式会社が運営する建築倉庫ミュージアム展示室Aにて、2月8日(土)より企画展「クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー」が開催中。


本展は、ホテルの原点ともいえる日本を代表する12のクラシックホテルを中心に、その変遷を巡るとともに、建築空間に積み重なる”ものがたり”に焦点を当てる。
建築図面や写真、映像、言葉、グラフィックなど様々な角度から体感できる展示構成。

会場に入ってすぐ左手にある年表
来日観光客推移(人)に注目してほしい
2013年からの推移には目を見張るものが
クラシックホテルには、建築、室内装飾など随所に、創業者の込めた想いが色濃く反映されている。本展では創業者の想いを建築家がいかに建築空間に落とし込んだか、音声・映像・写真・家具の展示からその関連性に迫る。
東京ステーションホテル
客室で使用されていた椅子
展のために撮り下ろした東京ステーションホテルの最新写真には「今、ここで働く人々の想いと振る舞いが、100年先の未来をつくる。」との思いより、12ホテルのうち唯一従業員が写る。100年の時を越えて今なお現役稼働するクラシックホテルの息吹を感じて、新たな魅力を発見できる。


リーガロイヤルホテル(大阪) リーチバーの椅子
民芸運動など日本とも関わりの深い陶芸家 バーナード・リーチの着想を基に生まれたバー空間に設置される椅子など、長年ホテル空間を演出してきた家具の実物を特別展示。展示された椅子には実際に座ることも可能。
日光金谷ホテル 椅子と日光彫の小机
富士屋ホテル ダイニングチェア
奈良ホテル ロビーの家具セットと将棋盤
ホテルニューグランド 開業時本館ジオラマ
関連イベントも予定している。
本展は5月31日(日)まで。詳細はこちらを参照のこと。
展示室Bでは「高山明/Port B「模型都市東京」展」も同時開催中。

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