2020年9月14日月曜日

「AYDA2020スペシャルトークセッション」開催

AYDA2020スペシャルトークセッション開催 日本ペイントホールディングスグループが、アジア一円で開催している建築デザインの国際コンペティション『AYDA(Asia Young Design Award)』の関係者によるスペシャルトークセッションが9/10にオンラインで開催された。 
『AYDA(Asia Young Design Award)』は、多様性を受け入れ、社会にまなざしを向けることのできる人材の育成を目的に、2008年より開催しているコンペで、アジア全15地域の建築・インテリアデザインを学ぶ学生を対象に実施している。日本では第8回目の開催を迎える今回は、独立研究者の森田真生氏を審査員長に、建築家の藤原徹平氏、中山英之氏を審査員に迎え、審査・講評を行う。 
各地域の最優秀賞受賞者は、賞金に加えて、各国の学生同士が学び合い多様性を理解する場となる『アジア学生サミット』(本年度は2021年中国上海で開催予定)に招待。また、同サミットでアジア全域の最優秀賞に選出された学生は、ハーバード大学デザインスクールに6週間の「デザインディスカバリープログラム」に招待されることとなる。日本からアジア、アジアから世界へ羽ばたく、大きな機会となるコンペだ。

このスペシャルトークセッションは、審査員3名とビジュアルデザインに携わっているデザイナー古平正義氏で、コンペテーマである「光の可能態」について解題とヒントを届ける企画として開催。
・毎年変わる審査委員長が今回は森田真生氏となった理由
・数学的、建築的に色や光を議論すること
・近年の日本コンペと比較したAYDAの魅力
・それぞれが考える「光の可能態」
・公式HPのデザインから掴む課題のヒント 
等々、、コンペ応募者もそれ以外の人も思考のキーワードとなるようなトークが繰り広げられた。

コンペ応募者に対して、「これまでと比べても、難しくチャレンジングなテーマだが、それを面白い!やってみたい!という学生が少しでも多くいてくれると嬉しい」「建築だけでなく、アートやデザイン、数学分野の人の作品もみてみたい」という呼びかけもした。
トークセッションはYouTubeのアーカイブにもあがっているので、見逃した人も視聴可能。
またarchitecturephotoにて、関係者による「色」についてのエッセイの連載が開催している。
コンペの登録締切は11/12(木)、作品締切は11/18(水)まで。

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