2024年9月19日木曜日

オカムラ、OPEN FIELD(オープン・フィールド)第2回企画展「ショールーム・フィクション 線のような家具と家具のような立体」

オカムラが主催するOPEN FIELD(オープン・フィールド)第2回企画展が9/13(金)~9/27(金)までの期間、紀尾井町にあるオカムラ ガーデンコートショールームにて開催中。
予期されない出会いや出来事の場として生まれたOPEN FIELD。
昨年に続き、キュレーターに建築史家の五十嵐太郎氏を迎え、若手建築家の山田紗子氏、アーティストの丸山のどか氏の2氏によるインスタレーション作品の展示をする。
▲9/13に行われた内覧会にて展示の説明をする五十嵐太郎氏

山田氏は、ジャングル・ジムのような屋外空間を備えた野心的な自邸、「daita2019」などで注目されたほか、インスタレーションや展覧会の空間構成も手がけている。また丸山氏は、家具や小物など、身近な日常生活で見られるモノを対象としつつ、ベニヤや角材を用いて再現する手法で知られ、各地の展覧会に参加している。
今回は展示では、丸山氏が制作した本物のようなモノを山田氏が制作した細いスチールパイプのインスタレーションが取り巻くように配置されている。一見すると丸山氏の作品が実際に座ったり、操作したりできそうなのだが、実際は実用性を備えた家具や小物ではなく、抽象化された立体作品=彫刻。反対に二次元のようにみえる山田氏のインスタレーションが座ったりモノを置いたりできる家具的な機能を持っている。日常の風景に違和感をあたえながら、異世界の存在を想像させる空間の創出をめざしたという。


9/14はトークイベント、9/18は学生ワークショップも開催された。展示は9/27(金)まで。入場無料で誰でも自由に見学可能。

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