2025年6月4日水曜日

【エヌ・シー・エヌ】プラットフォーム「大規模木造建築ネットワーク」の発足を発表 

株式会社エヌ・シー・エヌは、27日に紀尾井町カンファレンスで記者発表を行ない、これまでの住宅ネットワーク事業で培ったプラットフォームを活用し、物件相談から設計・施工までワンストップで提供する新たなプラットフォーム「大規模木造建築ネットワーク」を発表した。

2050年のカーボンニュートラル実現に向け大規模木造建築が世界的潮流となる中、創業以来、安心安全な木構造を普及させ、資産価値のある住宅を提供する仕組みをつくることを目標としてきた同社は「大規模木造建築ネットワーク」の設立により、その目標を非住宅へと拡げ、36社のパートナーと共に市場課題を解決していく。
木造建築のプロフェッショナル企業36社が参加

昨今の大規模建築市場は、脱炭素社会の実現を背景に環境負荷の少ない木造建築への関心が高まっており、持続可能な社会に向けた建築の在り方が問われているが、一方で、大規模建築市場では木造化によって、「設計者・施工者の経験者不足」「建築コストの高騰」「厳しい法規制への対応」といった課題・弊害が山積しているというのが現状だった。
また、積極的に大規模木造建築を受ける施工会社がなかなか見つからず、紹介先が決まらない案件が増えていることも、木造化普及を足止めしていると考えられている。

 そこで、SE構法をはじめとする住宅ネットワーク事業で培ったプラットフォームを持ち、日本全国に安心安全快適な木造建築の提供を行なう同社が、大規模木造建築の受注を積極的に受ける複数社の登録施工店と協働し、非住宅向けのネットワーク事業を開始するにいたった。

同社ではこのネットワーク事業を通して、1社単独では解決できない課題を解決し、非住宅市場においても安心・安全・快適な木構造普及と、木造化へと進む社会の趨勢を止めることなく、その流れを加速することを目指す。




株式会社エヌ・シー・エヌ
https://www.ncn-se.co.jp/

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