2026年6月5日金曜日

【エクシィズ】リサイクルタイルブランド「ecorevo(エコレボ)」の特別サンプルキットを「世界環境デー」に数量限定で無償提供

エクシィズは、リサイクルタイルブランド「ecorevo(エコレボ)」の特別サンプルキットを6月5日の「世界環境デー」に合わせて数量限定で無償提供すると発表した。設計士や建築家、デザイナーなどを対象に、廃棄物から建材へと再生される過程を体感できる内容とし、環境配慮型素材の理解促進を図る。
キットには、同社の代表的製品であるリサイクルタイル「暁(あかつき)」1枚と、「モルテノヴァ」のカラーサンプル3種が含まれるほか、通常は可視化されにくい原料である溶融スラグと廃粘土を小瓶に封入した試料、自社の総合カタログを同封する構成とした。
溶融スラグは都市ごみを高温処理して生成される無機素材で、建材への再利用が進む分野として注目されている。廃粘土は陶磁器やタイル製造工程で発生する副産物であり、これらを再資源化した原料を実際に手で触れられる形式で提供することで、製造背景の理解を深める狙いがある。
「暁」はリサイクル率100%を掲げる製品で、愛知県豊田市由来のスラグを40%配合し、全体を再生原料で構成している。スラグ特有の霞がかった質感と還元焼成による発色が特徴で、意匠性と環境配慮を両立した建材として展開している。一方の「モルテノヴァ」は、溶融スラグを釉薬として用いることで多様な色彩表現を可能にしたシリーズで、形状や色を選択できるセミオーダー型として住宅から商業施設、公共空間まで幅広い用途に対応する。
今回、97ミリ角と22×147ミリのボーダー形状については一部色を在庫品として即納可能な体制も整えた。
サンプルキット提供の背景には、建築業界におけるサステナブル素材への関心の高まりがある。環境負荷の低減だけでなく、資材の由来や製造プロセスなど、いわゆる「ストーリー性」を重視する動きが広がっており、設計段階から素材選定の思想が問われる場面が増えている。同社はこうした流れを踏まえ、単なる製品紹介にとどまらず、廃棄物が建材へと転換される過程そのものを提示することで、設計者の理解と選択を支援する仕組みとして本キットを位置づけた。

同社は多治見市を拠点に国内外でタイルの製造・販売を行う専門企業で、自社製品に加えてオーダーメイドタイルの開発にも対応している。建築分野における環境配慮の重要性が増すなか、素材の再利用とデザイン性を両立する取り組みは、建材選択の新たな視点として広がりを見せている。今回のサンプルキットは、廃棄物を出発点とした素材の価値を再認識させる試みとして、設計現場での活用が期待される。


申し込み方法:
株式会社エクシィズ公式サイトのお問い合わせフォームより、必要事項を記入して申し込みが可能。※「モルテノヴァ」のカラーサンプルは全55色より3色を選択可能





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