2025年6月18日水曜日

東京都建築士事務所協会「第51回東京建築賞」受賞作品発表

(一社)東京都建築士事務所協会が主催する「第51回東京建築賞」の受賞作品が発表され、6月16日に明治記念館にて表彰式が行われた。
今年から部門の見直しを行ない、戸建住宅部門と共同住宅部門を合わせてひとつの部門とし、住宅部門、一般部門一類、一般部門二類と併せて計3部門に再編されている。
応募された67作品に対し、東京建築賞選考委員会における書類審査を経て、現地審査対象作品として23作品を選出したのち、現地審査が行われ最終委員会にて、以下の通り、受賞作品が決定した。
受賞作品の詳細については、会員誌『コア東京』2025年6月号に掲載。

■東京都建築士事務所協会会長賞
「3rd MINAMI AOYAMA」
(株)三菱地所設計一級建築士事務所
©西川公朗

■東京都知事賞
「MUFG PARK / LIBRARY」
(株)三菱地所設計一級建築士事務所
©吉田写真事務所

■リノベーション賞
「花重リノベーション」*一般部門一類 最優秀賞 重賞
(有)マル・アーキテクチャ一級建築士事務所
「ナミトツキ 大洗の民泊ダイニング」*一般部門一類 優秀賞 重賞
(株)G ARCHITECTS STUDIO 一級建築士事務所/Japan.asset management (株)一級建築士事務所

■新人賞
「残像の家」
(株)ウルトラスタジオ一級建築士事務所

■住宅部門 (住宅部分が70%以上占める戸建住宅および集合住宅)
最優秀賞
「段庭の家」
ニジアーキテクツ一級建築士事務所
優秀賞
「Concrete Log House」
(株)IKAWAYA建築設計一級建築士事務所
「sunny bitters 葉山の住宅」
(株)プラスマイズミアーキテクト一級建築士事務所
「関口の家」
一級建築士事務所川口琢磨建築設計事務所
奨励賞
「鵠沼の家」
(株)OFFICE YANO 矢野建築設計事務所一級建築士事務所
「代々木参宮橋テラス」
(株)竹中工務店東京一級建築士事務所

■一般部門一類(住宅以外の一般用途の建築作品等 延床面積3,000㎡未満の建築物)
最優秀賞
「花重リノベーション」*リノベーション賞 重賞
(有)マル・アーキテクチャ一級建築士事務所
優秀賞
「ナミトツキ 大洗の民泊ダイニング」*リノベーション賞 重賞
(株)G ARCHITECTS STUDIO 一級建築士事務所/Japan.asset management (株)一級建築士事務所
奨励賞
「URまちとくらしのミュージアム ミュージアム棟」
一級建築士事務所(株)設計組織ADH
「「丸太」と「高床」」
(株)若松均建築設計事務所一級建築士事務所
「REDO JIMBOCHO /神田神保町武田ビル再生」
(株)渡邉明弘建築設計事務所一級建築士事務所

■一般部門二類(住宅以外の一般用途の建築作品等 延床面積3,000㎡以上の建築物)
最優秀賞
「城西大学坂戸キャンパス23号館 (JOSAI HUB)」
(株)日建設計一級建築士事務所
優秀賞
「三菱ケミカル Science & Innovation Center 本棟」
(株)竹中工務店東京一級建築士事務所
「戸田建設株式会社 成田工場」
戸田建設(株)一級建築士事務所
奨励賞
「春日部市新本庁舎」
(株)久米設計一級建築士事務所
「ジンズホールディングス東京本社」
(株)髙濱史子小松智彦建築設計一級建築士事務所
「ジューテック本社ビル」
鹿島建設(株)一級建築士事務所

第51回東京建築賞 選考委員会
委員長
古谷 誠章(早稲田大学栄誉フェロー)
副委員長
宮原 浩輔((株)山田守建築事務所代表取締役社長)
委員(五十音順)
青木 成昭(東京都都市整備局市街地建築部長)
赤松 佳珠子((株)シーラカンスアンドアソシエイツ 代表取締役、パートナー/法政大学デザイン工学部教授)
伊香賀 俊治(慶應義塾大学名誉教授 (一財)住宅・建築 SDGs 推進センター理事長)
石井 秀樹(石井秀樹建築設計事務所(株)代表取締役)
奥野 親正((株)久米設計環境技術本部 構造設計室室長)
北 典夫(鹿島設計(株)専務執行役員 建築設計本部長)
篠﨑 淳((株)日本設計代表取締役社長)
手塚 由比((株)手塚建築研究所代表取術役)
永池 雅人(株)梓設計技術顧問)
原田 真宏(芝浦工業大学建築学部建築学科教授/MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO主宰)

【フィアスホーム】「デザインコンテスト2024」受賞作品決定

株式会LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニーは、2024年に完工したフィアスホームの物件を主な対象に、断熱・気密や自然風利用などパッシブデザインを採用し、施主の方の要望に応える優れた住まいを表彰するフィアスホーム「デザインコンテスト2024」を実施し、応募のあった各部門合計74作品の中から、本部・加盟店による投票により、ベストオブデザイン、外観デザイン、インテリア、グッドアイデアなど各部門の受賞作品を決定した。
 
コンテストでは、外観デザイン部門、インテリア部門において、それぞれ最優秀賞(1作品)、優秀賞(2作品)を選定し、この2部門の中からパッシブデザインにも優れたベストオブデザインを1作品。さらに、グッドアイデア部門として最適快賞、ニューノーマル賞、ペット賞の各大賞作品が選定された。
▲ベストオブデザイン 受賞作品:- KIRIZUMA modern- (フィアスホーム佐久平店)
▲外観デザイン部門 最優秀賞「木の平屋の家」(フィアスホーム可茂店)
▲インテリア部門 最優秀賞「パールブラックの家」(フィアスホーム可茂店)
▲グッドアイデア賞  左から「最適快賞 大賞」「ニューノーマル賞 大賞」「 ペット賞 大賞」


●ベストオブデザイン「- KIRIZUMA modern-」(フィアスホーム佐久平店)
・外観デザインや配置の特徴
北欧の木造建築を彷彿とさせる三角屋根の可愛さに木調サイディングのモダン感を取り入れた外観。玄関エントランスを袖壁で覆ったデザインが美しく、外部の視線からプライバシーを守り、簡易の風除室としての役割も果たします。
・間取りプランの特徴
動線がコンパクトにまとまった暮らしやすいお住まい。玄関周りに水回りがあるので、朝の忙しい時間帯や、スポーツをするご主人が帰ってきてすぐ洗濯をしながらお風呂に入れるなど、オーナーのライフスタイルに沿って最適快な間取りを生み出しました。LDKからは外の景色を取り込める窓配置に四季の彩りを楽しみ、実際の広さより広く開放的な空間を生み出す設計プランとなりました。
・パッシブデザインの工夫点
四角いプラン形状に袖壁を立たせ、軒を突き出したパッシブなお住まい。考え抜かれた窓配置から生まれた家全体が明るい昼光利用はもちろん、季節風を取り入れ、また室内では直径1200mmの6枚羽シーリングファンを設置したことで効率的な空気の対流を促します。eパネル、トリプルガラス採用による断熱効果が抜群であり、冬はエアコンの暖気の通り道に設置したエアスリットに窓からの木漏れ日が差し込み、その相乗効果とも思えるまるで床暖房のような体感を生み出しました。





株式会社LIXIL住宅研究所 
フィアスホームカンパニー
https://www.fiace.jp/


2025年6月17日火曜日

【四国化成建材】「マイポート7」専用のライン照明を発売

四国化成建材株式会社は、独創的なデザインで人気のカーポート「マイポート7」のオプションとして、ライン型のLED照明を発売する。

従来の照明と異なり、本体と一体化したスマートなデザインで、車のボディラインを浮かび上がらせ駐車スペースの空間美を高める。本製品は、DC24Vの低電圧で、施工の際に電気工事士の資格が不要。万一の漏電時も感電の危険性が少なく、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できる。


◇LED 照明仕様 奥行51用
消費電力 16W×2本
器具長さ 4,350㎜ 
 電気代 月 104円/本 
器具光束 609lm/本
定格電圧 DC24V 
  LED色 白色(4800K) 
保護構造 IP66 
  価格 164,000円
  備考 LED交換不可、調光不可、 電源ケーブル長:6.5m 

◇LED 照明仕様 奥行59用
消費電力 18W×2本
器具長さ 5,100㎜ 
 電気代 月 117円/本 
器具光束 714lm/本
定格電圧 DC24V 
  LED色 白色(4800K) 
保護構造 IP66 
  価格 182,000円
  備考 LED交換不可、調光不可、 電源ケーブル長:6.5m 

◇24Vトランス1500W 仕様 
 サイズ W195×D60×H132㎜ 
保護構造 IP43 
  価格 69,000円 
  備考 プラグコード長さ:450㎜、 
     結束バンド:6本付、 
     コンクリートネジ:3本付、 コンクリートプラグ:3個付 

●照度センサーまたはタイマーによる 
 自動点灯・消灯機能付。 
※記載の価格はメーカー希望小売価格(消費税抜)。



四国化成建材株式会社


2025年6月16日月曜日

【名古屋モザイク工業】全国10箇所のショールームで新商品展示会開催

名古屋モザイク工業株式会社は、全国10か所のショールームにて「新商品展示会2025」を開催する。展示会では、4月1日発行の『総合カタログ2025-2026』に掲載された新商品を数多く展示するとともに、“共創”をキーワードに、ルネサンス期の巨匠 ミケランジェロと、江戸の絢爛たる異才 伊藤若冲に焦点をあて、感性に訴える企画展示を用意する。

NEW PRODUCTS2025  (左)ヴィトラル(右)ミューテル
マルミマキシマム セレナイト
(左)オストリカ(右)クレイリード


NEW PRODUCTS EXHIBITION 2025-2026
新商品展示会 ー 共創するアート、感性のマチエール

名古屋モザイク工業の全国10ヶ所のショールームにて開催
※開催期間はショールームによって異なります。詳細はWEBサイト内の各ショールームページ参照のこと

 札 幌|2025年6月19日(木)・20日(金)
 仙 台|2025年6月19日(木)~30日(月)
 東 京|2025年6月19日(木)・20日(金)
 横 浜|2025年6月19日(木)~27日(金)
 静 岡|2025年6月19日(木)~26日(木)
 名古屋|2025年6月19日(木)・20日(金) 
 大 阪|2025年6月19日(木)・20日(金)
 広 島|2025年6月19日(木)・20日(金)
 福 岡|2025年6月19日(木)・20日(金)
 沖 縄|2025年6月19日(木)~30日(月)

 ショールーム詳細は、こちら




 名古屋モザイク工業株式会社
https://www.nagoya-mosaic.co.jp/

2025年6月13日金曜日

【millegraph】書籍『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』を発行

millegraphは、書籍『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』を発行する。
本書では、日本の国土の約7割を占める山地と丘陵地に、多様な形姿と創意工夫によって建つ「懸造」に焦点を当て、各地の際立って優れた事例が、建築写真の第一人者・小川重雄により撮影されている。また、古建築の比例や大きさを決める木割を専門とする建築史家・伏見唯による解説「周縁の世界にある、周縁の構造」をはじめ、修理工事報告書からの図面が収録されている。
『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』
三仏寺奥院投入堂・愛染堂・不動堂・観音堂・地蔵堂/龍岩寺奥院礼堂/峰定寺本堂/笠森寺観音堂/岩屋神社境内社熊野神社本殿/不動院岩屋堂/日吉大社牛尾神社拝殿・三宮神社拝殿/天岩戸神社/観音寺左下り観音

写真:小川重雄
解説:伏見唯
デザイン:秋山伸
翻訳:ハート・ララビー
印刷・製本:八紘美術
判型:304×230mm・上製本・88頁
言語:日・英
発行日:2025年6月20日
定価:4,400円[税別]
ISBN 978-4-910032-13-9 C0352


刊行記念の展覧会・トークイベント
小川重雄写真展「懸造と山岳|Timeless Landscapes 4」
東京展
会場:GALLERY O[東京都台東区根岸3-22-5]
日時:2025年6月14日[土]–22日(日] 11:00–19:00
入場無料

『日本建築の擬』『懸造と山岳|Timeless Landscapes 4』刊行記念トークイベント
「私たちは日本建築に何を見出したのか」
福島加津也×冨永祥子×小川重雄×伏見唯
日時:6月21日[土]19:00–20:30
会場:GALLERY O[東京都台東区根岸3-22-5]
定員:20名
参加費:1,000円[イベント後に懇親会を予定]

大阪展
会場:ギャラリー日本橋の家[大阪市中央区日本橋2-5-15]
日時:2025年7月5日[土]–13日[日] 11:00–19:00
入場無料



millegraph

建築家 安藤忠雄氏がデッサンから手掛けた青りんごの腕時計先行販売をスタート

マーサインターナショナル株式会社は、スイスの時計ブランドCAUNYと建築家安藤忠雄氏とのコラボレーションウォッチを、2025年6月13日に先行発売を開始した。

このコラボレーションは、CAUNYの「Architects of Time」プロジェクトの一環で、安藤氏が「青春のシンボル」としてデザインした「青りんご」をモチーフにした腕時計。

これまで安藤忠雄氏の手掛けた建築の中にオブジェとして寄贈されてきた青りんご。安藤氏は、近代米国の詩人サミュエル・ウルマンが70代で作った「青春の詩」からオブジェを着想。詩は「青春とは、人生の一時期ではなく、心の状態、つまり恐れることなく困難に立ち向かう勇気、挫折にもめげず夢を見続ける強靭さである」とつづられ、安藤氏は「目指すのは熟れた赤リンゴではない。未熟で酸っぱくとも希望の光で満ち溢れた青りんごの精神」と言葉を寄せている。

この時計は、到達点に達したからではなく、目の前の光を信じて前進し続ける人々を称え、青春とは時間ではなく、心の動きであることを思い出させてくれるものとなっている。

サンプルの時計を着用しデッサンをする安藤忠雄氏
青りんごを想起させる葉型の針とラウンド型ケース
シルバーカラーは全体がモノトーンで統一され、安藤忠雄氏の建築を彷彿とさせる
裏蓋には安藤氏のサイン、ストラップはイタリアンレザーを採用

全国発売に先立ち、現在大阪で開催中の安藤忠雄展「青春」と、CAUNYのオフィシャルブランドサイトで先行販売が開始された。

商品は「CTA001」から「CTA004」までの4種類で、価格は34,650円(税込)。ムーブメントはRONDA製で、ステンレススチール316Lケース、イタリアンレザーストラップ、3気圧防水仕様となっている。

安藤忠雄展「青春」イベント情報:https://kenchiku.co.jp/event/evt20250114-3.html

CAUNYのオフィシャルブランドサイト:https://cauny.jp/

【一般社団法人 日本膜構造協会】第二回表彰対象者 (膜構造デザイン賞・技術賞・環境貢献賞)を発表

一般社団法人日本膜構造協会では、膜材料や膜構造の一層の普及・発展に向け、「膜」の特性を活かし特徴のあるデザインの実現、技術や環境への貢献を評価し、応募があった作品や取組みから「膜構造デザイン賞」「技術賞」及び「環境貢献賞」の3つの区分で選考された、第二回表彰対象者の発表を行なった。


第二回 膜構造デザイン賞
膜構造の新たな方向性を示す優れたデザインや、美しく意匠性に優れたデザインなど、その設計やデザインにより膜構造の発展・普及への貢献があると考えられるもので、実際に建設されたものを対象とし、選考の上表彰します。(表彰対象個人又は組織)
写真:エネックス写真事務所
環境をカタチにする環境共生スタジアム
芝育成や観戦環境、構造合理性を最適化した有機的なデザイン
表彰対象者(応募者):
小塩智也 (株)久米設計
吉岡亮一 (株)久米設計
奥野親正 (株)久米設計
井上 啓 (株)久米設計
山崎慎介 (株)久米設計
協立工業株式会社

第二回 技術賞
膜構造、膜材料等に関する技術で、これらの発展・普及に貢献があると考えられるものを選考の上表彰します。(表彰対象個人又は組織)
PHOTO : Hiroshi Matsuki (Solid Design Lab)
KTドーム工法の開発と実案件への適用
表彰対象者(応募者):
山田辰雄 鹿島建設(株)
中井庸夫 鹿島建設(株)
閑田徹志 鹿島建設(株)
矢島英明 鹿島建設(株)
山本学  鹿島建設(株)
野口裕之 大嘉産業(株)
選考評


第二回 環境貢献賞
膜材料の生産、膜構造の設計、施工、維持管理、リサイクルやリユースなどの分野において、環境に配慮し、低炭素社会へ貢献する取り組みを対象とし、選考の上表彰します。(表彰対象個人又は組織)
次世代煙突
~膜素材でできたSDGsな煙突~
表彰対象者(応募者):
増田智成 カナデビア(株)
徳永吉昭 太陽工業(株)
選考評




総評 
一般社団法人日本膜構造協会では,令和6年度から膜構造デザイン賞,技術賞,環境貢献賞の3つの賞を設けて表彰を行っている。 
膜構造デザイン賞は,膜構造の新たな方向性を示す優れたデザインや、美しく意匠性に優れたデザインなど、その設計やデザインにより膜構造の発展・普及への貢献があると考えられるもので、実際に建設されたものを対象とする。技術賞は,膜構造、膜材料等に関する技術で、これらの発展・普及に貢献があると考えられるものを対象とする。環境貢献賞は,膜材料の生産、膜構造の設計、施工、維持管理、リサイクルやリユースなどの分野において、環境に配慮し、低炭素社会へ貢献する取り組みを対象とする。 
選考は学識経験者3名を含めた9名の委員で実施した。第1回目の昨年度に比べると今回は応募数が少なかったものの,各賞の受賞作品は,いずれも膜構造の多様性と適用範囲の広さ,今後の発展性を示す優れた内容であった。膜構造は,明るく,軽快で,自由な曲面や大きな空間を効率良く安全につくることができる。
この賞を通じて,膜構造によるデザイン,低炭素社会実現のための環境貢献,膜構造および膜材料を用いた技術のさらなる普及が望まれる。 

表彰委員⾧ 河端昌也 






一般社団法人 日本膜構造協会

2025年6月12日木曜日

【YAMAGIWA】照明総合カタログ「YAMAGIWA LIGHTING 2025-2026」発刊

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、照明計画を行う株式会社 YAMAGIWA(本社:東京都港区、CEO:松川晋也)が、照明総合カタログ「YAMAGIWA LIGHTING 2025-2026」を6月1日に発刊した。
日本をはじめ世界から独自性の高い商品を取り揃え、新商品229点を含む、空間創りの可能性を広げる豊かなラインアップを掲載。
表紙デザインは昨年に引き続き三澤遥氏が手がけ、YAMAGIWAの照明器具「TWILIGHT」からインスパイアされ、太陽が地平線に沈んでいく夕暮れの薄暗がりの情景を表現している。

カタログ概要
発刊日: 2025 年 6 月 1 日
頁数: 704 ページ
サイズ: A4 版
掲載点数: 3,018 点(うち新商品:229 点)
表紙デザイン: 三澤 遥(日本デザインセンター)


株式会社 YAMAGIWA

2025年6月11日水曜日

第15回関西建築家新人賞受賞者決定

公益社団法人 日本建築家協会近畿支部は、第15回関西建築家新人賞受賞者を決定・発表した。

■第15回関西建築家新人賞受賞者及び作品 

◯受賞者 

新森 雄大(にいもり ゆうだい)  一級建築士事務所 Niimori Jamison 

日本建築家協会(JIA)正会員  

作品名 「pedestals」 (休憩所兼ギャラリー)

関西建築家新人賞は近畿支部地域で活躍する45歳以下のJIA会員に対し、設計活動に携わる意欲に満ち溢れた建築家の育成と発掘のために設置された。

今回の募集は、近畿支部地域内に 2019年1月1日~2025年2月28日迄の間に建てられた建築1点を審査対象とし、その建築活動を行った建築家に対して与えられた。審査員は岸下真理氏(審査員長)、倉方俊輔氏(審査員)、田口雅一氏(審査員)の三名。

今回は8人から応募があり、書類審査(図面・写真による審査)及び現地審査を行った。

審査講評・新森氏略歴はこちら

【グラフィック社】ほったらかしOKの庭メソッド『新装版 カルチュラル・ガーデン』発売

グラフィック社は、書籍『新装版 カルチュラル・ガーデン』を、2025年6月に発売する。本著のコンセプトは、育つままにほったらかしの庭づくり!手間をかけない、でも見映えのいい庭を作りたい。そんな理想を叶えたい方の為の参考になる一冊。

育てるのが難しい植物ばかりでは続かない。でも、雑木だけではもの足りない…。のびのびと育つ草木と心地よく暮らす庭をテーマに、14の実例と“ほったらかしでも心地のいい庭になる”メソッドがたっぷり紹介されている。


『新装版 カルチュラル・ガーデン』
<目次>
・思う存分、自分で施工する、カルチュラルな庭
・ほったらかしでも魅力的な庭づくりの秘訣
・限られたスペースで楽しむ、カルチュラルな庭
・さまざまなこだわりが光る、カルチュラルな庭
・ほったらかしでも雰囲気がある庭のための極意 
・インテリアとつなげる、カルチュラルな庭





グラフィック社


2025年6月10日火曜日

PRADA MODE 大阪

6月7日(土)に大阪・うめきた公園(グラングリーン大阪)にて「PRADA MODE」の第12弾として大阪で開催された。

SANAA設計による大屋根施設では、「犬島プロジェクト」のビジョンを紹介した展覧会が併設されており、模型やビデオ、現在進行中の作品などを紹介されていた。

そして、2025年プリツカー賞を受賞した劉家琨氏と西沢立衛氏とのトークイベントが行われ、劉家琨氏の中国・成都での作品をもとに話が弾んでいた。

会場内では、各DJによるミュージックパフォーマンスが行われ、多くの方がこのグラングリーン大阪での時間を楽しんでいた。


【イトーキ】グローバル展開する新たなオフィスファニチャーブランド「NII(ニー)」誕生

株式会社 イトーキは、2025年6月3日に新たなオフィスファニチャーブランド「NII (ニー)」を国内にてローンチし、グローバルに活躍する4組のデザイナーによるファーストコレクションを発表した(グローバルローンチは2026年予定)。
▲発表は6/3、東京ビックサイトで開催のオルガテック東京 イトーキブース内にて行われ、
クリエイティブディレクターの田幸宏崇氏(イトーキ)よりコンセプトやそれぞれの製品の説明があった。

「NII」は、Ingenious design─ 創意創発するデザイン”をコンセプトに、オフィスを魅力的で活気ある舞台へと昇華させるファニチャーブランド。グローバルに活躍するデザイナーと協業し、品質、快適性、クラトマンシップに細部までこだわった革新的なコレクションを展開。独創的なデザインで、エネルギーとインスピレーションに満ちた場をもたらし、人をつなぎ、思考や協働を促し、挑戦を後押しすることで、新たな価値を生む原動力となることを目指す。

今回日本で発表されたファーストラインアップは、4組のデザイナーによるコレクション。イタリア人建築家・ミケーレ・デ・ルッキ率いる建築スタジオAMDL CIRCLE(エーエムディーエル・サークル)、 NYを拠点に活動するデザイナー Todd Bracher( トッド・ブレイチャー)、Rodolfo Agrella(ロドルフォ・アグレラ)、Jun Aizaki /Crème(相崎 準/クレム)が参画。「NII」のプロダクトは、オフィス・共用空間において目を惹く独創的で突出したアイコニックデザインと、使う人の想像力を喚起する拡張性、自然とコミュニケーションを誘発する仕掛けなどを特徴とし、さまざまなワークシーンにフレキシブルに順応するモデュールファニチャーが揃う。

BITMAP(ビットマップ) デザイン:Todd Bracher
大小サイズの異なるブロックが一つのエッジでつながり、独特なたたずまいを生み出すソファ
CONNEXA(コネクサ) デザイン:Rodolfo Agrella
骨格を思わせるフレームがガラスの天板を点で支えている、有機的な構造が特徴のテーブル
PIGNA(ピグナ) デザイン:AMDL CIRCLE
隙間が光や風を通し、視線をほどよく遮る鱗状のパネルが特徴的な、ディバイダーとソファの2つのスタイルを備えた家具
PARLAMENTO(パーラメント) デザイン:Jun Aizaki
4つの高さが異なるユニットによって、多様な個が交わる空間をつくるモデュール家具


株式会社 イトーキ

NII

2025年6月9日月曜日

【ミラタップ】 システムキッチン《グラッド45》をリニューアル

株式会社ミラタップは、オールステンレスシステムキッチン《グラッド45》リニューアルを発表した。今回のリニューアルでは、家事動線を考慮した3つの新仕様の追加と収納力の強化が主なポイントになる。

新仕様は以下の通り。

●ステンレストップテーブル:キッチンとデザインを統一した独立型のテーブルで、横並びに配置することで一体感のあるダイニング空間を演出。

●カウンタープラン:キッチン背面収納の一部をカウンターに変更でき、調理中の会話やコスト削減に寄与。

●二列型レイアウト:シンクとコンロを分けて配置する特注対応が可能になり、作業動線を短縮できる。

●引き出し内部の収納力を強化するため、オプションで内引出しが追加され、包丁差しもスリム化された。

商品概要

商品名:グラッド45

カテゴリ:システムキッチン

販売価格:¥406,000 /台 ~(税込)

サイズ:W1800/2100/2400/2550/2700

商品ページ:https://www.miratap.co.jp/shop/series/S0170/

2025年6月6日金曜日

ハーフェレジャパンが最新カタログ「家具用金具セレクション 2025」を刊行

 
ハーフェレジャパンが最新カタログ「家具用金具セレクション 2025」を刊行した。

本カタログには、日本市場に特化した人気商品や新商品の主要製品群を包括的にセレクトされた、コネクター類、キッチン収納ユニット、引戸金具、引出しレールシステム、ヒンジ/フラップ金具、クローゼット金具やアジャスター、ロックシステムなど豊富なラインナップで厳選の製品が掲載されている。 ☆オンラインカタログ でも閲覧可能




カタログ請求はこちら

ハーフェレジャパン

2025年6月5日木曜日

【WhO(フー)】砂絵作家・アーティスト・デザインスタジオ・イラストレーターによる新柄を発表

インテリア内装材・壁紙ブランド「WhO(フー)」(野原グループ株式会社)は、クリエイターからクリエイターへ紹介によって数珠のようにバトンをつなぎ、壁紙をデザイン、商品化していくリレー企画『CREATORS CIRCLE』より、砂絵作家の長嶺克洋、アーティスト BEBICHIN、デザイナー UO、#ARTGOESONとの取り組みから画家・イラストレーター MURCOSの4名がデザインする新柄5点をラインナップした。
 
海とアダン / CRCC033/長嶺克洋(ながみねかつひろ)・砂絵作家
Garden maze / CRCC034/MURKOS(ムーコス)・ 画家・イラストレーター
星わたり / CRCC035/BEBICHIN(べヒチン)・アーティスト
ドット・コレクション / CRCC036,037 /UO(ウオ)・デザイナー


「CREATORS CIRCLE」について
 クリエイターからクリエイターへ、紹介によって壁紙をデザインしていくリレープロジェクト。平面表現に関わらず、立体表現や映像、プロダクトデザインなど様々な分野のクリエイターによる、インテリア空間への新たな壁紙の創出を目指しています。
 2020年11月に、「TAKAIYAMA inc.」を主催するグラフィックデザイナーの山野英之、京都を拠点に活動するグラフィックデザイナーの三重野龍、建築家 大西麻貴の3名でスタート。2023年1月には、「アートの多様性」を共通のキーワードとして、アートの重要性を発信していくプロジェクト#ARTGOESONを加え全4軸にて展開。現在までに24名によるデザインが生み出されました。https://whohw.jp/products/creator/creators_circle/
 

WhO(フ―)

2025年6月4日水曜日

【エヌ・シー・エヌ】プラットフォーム「大規模木造建築ネットワーク」の発足を発表 

株式会社エヌ・シー・エヌは、27日に紀尾井町カンファレンスで記者発表を行ない、これまでの住宅ネットワーク事業で培ったプラットフォームを活用し、物件相談から設計・施工までワンストップで提供する新たなプラットフォーム「大規模木造建築ネットワーク」を発表した。

2050年のカーボンニュートラル実現に向け大規模木造建築が世界的潮流となる中、創業以来、安心安全な木構造を普及させ、資産価値のある住宅を提供する仕組みをつくることを目標としてきた同社は「大規模木造建築ネットワーク」の設立により、その目標を非住宅へと拡げ、36社のパートナーと共に市場課題を解決していく。
木造建築のプロフェッショナル企業36社が参加

昨今の大規模建築市場は、脱炭素社会の実現を背景に環境負荷の少ない木造建築への関心が高まっており、持続可能な社会に向けた建築の在り方が問われているが、一方で、大規模建築市場では木造化によって、「設計者・施工者の経験者不足」「建築コストの高騰」「厳しい法規制への対応」といった課題・弊害が山積しているというのが現状だった。
また、積極的に大規模木造建築を受ける施工会社がなかなか見つからず、紹介先が決まらない案件が増えていることも、木造化普及を足止めしていると考えられている。

 そこで、SE構法をはじめとする住宅ネットワーク事業で培ったプラットフォームを持ち、日本全国に安心安全快適な木造建築の提供を行なう同社が、大規模木造建築の受注を積極的に受ける複数社の登録施工店と協働し、非住宅向けのネットワーク事業を開始するにいたった。

同社ではこのネットワーク事業を通して、1社単独では解決できない課題を解決し、非住宅市場においても安心・安全・快適な木構造普及と、木造化へと進む社会の趨勢を止めることなく、その流れを加速することを目指す。




株式会社エヌ・シー・エヌ
https://www.ncn-se.co.jp/

2025年6月3日火曜日

【YKK AP】 「羽田 建材一体型太陽光発電実証実験ラボ」による ペロブスカイト太陽電池などを用いた実証実験を開始

 YKK AP 株式会社は、ペロブスカイト太陽電池などを用いた建材一体型太陽光発電(BIPVBuilding Integrated Photovoltaics)の早期社会実装に向け、技術開発を加速するための実証実験を、羽田イノベーションシティ(HICity)の敷地内で開始した。
 
「羽田 建材一体型太陽光発電実証実験ラボ」 全景

YKK AP は、株式会社関電工との業務提携により、窓や壁面を活用する建材一体型太陽光発電の開発を進めており、昨年 7 月~10 月の秋葉原での実証実験ハウス「Akiba ZERO BOX(アキバ・ゼロ・ボックス)」に続き、今年 2 月には札幌にてムービングハウス「SAPPORO ZERO BOX(サッポロ・ゼロ・ボックス)」を使って雪国における実証実験を行いました。秋葉原での実証実験では、ペロブスカイト太陽電池による内窓発電の発電データだけでなく、周囲をビルなどに囲まれた環境下におけるデータの傾向を、札幌では、積雪条件下における垂直設置の有効性を確認できた。
 
それをうけ、建材一体型太陽光発電の早期社会実装に向けた技術開発を加速するため、羽田イノベーションシティの敷地内に、『羽田 建材一体型太陽光発電実証実験ラボ「HANEDA ZERO BOX(ハネダ・ゼロ・ボックス)」』を新たに設置し、425日より約半年間(予定)の実証実験を開始した。
 
過去の2つのハウスは一般公開をしながらの実証実験であったため、ペロブスカイト太陽電池や建材一体型太陽光発電について広く伝える事が出来た半面、様々な測定を行うことが難しい環境だったため、今回は、測定を優先し、一般公開はせず、データ採取に特化する。
特に、今回の実証実験ラボで採取するデータのうち、過去の実証実験では内窓のみに設置していたペロブスカイト太陽電池を、外窓にも設置した。同じ環境下で内窓と外窓のデータが同時に得られることは、2026年度末に予定されている実装を目指すうえで、発電比較を行う重要なデータとなる。
 
 
【羽田 建材一体型太陽光発電実証実験ラボ 概要】 
期間:2025425日(金)~1020日(月)[予定] 
場所:東京都大田区 羽田イノベーションシティ内(非公開) 
目的:建材一体型太陽光発電(BIPV)における太陽電池モジュールの発電特性、耐久性、安全性などの 評価、検証を行うことを目的とします。そのために、太陽電池モジュールにおける発電比較を行い、 データの蓄積と解析による技術高度化を図る。 

外窓と内窓にガラス型ペロブスカイト太陽電池を設置した場合の発電比較 
シリコン太陽電池とペロブスカイト太陽電池の発電比較 
垂直と屋根上発電の場合の発電比較 など 
太陽電池:内窓/発電ガラス 1,200mm×2,400mm 4枚(ペロブスカイト)
600mm×1,200mm 6枚(ペロブスカイト)
外窓/発電ガラス 1,200mm×2,400mm  4枚(ペロブスカイト)
600mm×1,200mm 6枚(ペロブスカイト)
バルコニー部/発電ガラス  600mm×1,200mm  5枚(ペロブスカイト)
中央部デッキ部分 /発電ガラス 520mm×734m 4枚(多結晶シリコン)
屋根/太陽電池モジュール 990mm×1,650mm 6枚(単結晶シリコン)
1,054mm×1,616mm 6枚(単結晶シリコン)
ラボのサイズ:長さ7.2m × 幅2.5m × 高さ3.7m 2台   


 
YKK AP 株式会社
https://www.ykkap.co.jp/


2025年6月2日月曜日

【エクシィズ】リサイクルタイル「モルテノヴァ」の新色発売を記念し、タイルテーブルのプレゼントキャンペーンを開催

株式会社エクシィズは、釉薬に都市ゴミを焼却溶融して生成されたスラグを使用して製造されるリサイクルタイル「モルテノヴァ」のカラーバリエーションの8色から55色への大幅拡充を記念し、SNSプレゼントキャンペーンを開始する。

今回の改定で「モルテノヴァ」は、全55色・9形状のラインナップとなり、多様な空間ニーズに対応が可能になる事で、設計者・建築家・クリエイターの創造性をさらに引き出す事が期待される。

【製品情報】
製品名:モルテノヴァ
バリエーション:全55色/9形状=495種類
素材:リサイクル原料を使用
対応:セミオーダー(1枚から注文可能)
用途:内装・外装・床など


【プレゼント詳細】
55色から選べる、あなただけのタイルテーブル プレゼントキャンペーン
応募期間:
2025年5月28日(水)~6月11日(水)23時59分
応募方法:
【instagramの場合】
1.エクシィズ公式アカウント(@xis_tile)をフォロー
2.キャンペーン募集投稿に「欲しいタイルの色番号」をコメント
【Xの場合】
1.エクシィズ公式アカウント(@1997tilesXiS)をフォロー
2.キャンペーン募集投稿に「欲しいタイルの色番号」をコメント
3.キャンペーン募集投稿をリポストする
 
55色から選んだお好きな色のタイルで製作した、ミニタイルテーブル(W285×H395×D291ミリ)を抽選で3名様にプレゼント。
※応募詳細・注意事項は公式Instagram、公式Xの投稿を確認すること
 



株式会社エクシィズ
https://x-is.co.jp

モルテノヴァ
ecorevo(エコレボ)
https://ecorevo.jp