2019年11月1日金曜日

2019年度グッドデザイン大賞決定

公益財団法人日本デザイン振興会は、大賞候補であるファイナリスト5件に対し、審査委員、グッドデザイン賞受賞者、受賞展来場者による投票の結果、2019年度グッドデザイン大賞は富士フィルム株式会社「結核迅速診断キット」に決定した。
「結核迅速診断キット」はHIV感染者など結核罹患の可能性が高い人々の迅速な診断を可能にする。電源や装置を用いず簡単確実な検査の実現のため、写真現像の「銀増幅技術」を応用し、尿中のわずかな成分から結核菌の存在を判定することで早期治療につなげる事が可能になる。主に開発途上国で使用される。
富士フィルム株式会社は今年32件のグッドデザイン賞を受賞。

グッドデザイン金賞には
「西武鉄道特急車両 Laview(株式会社妹島和世建築設計事務所、株式会社日立製作所、西武鉄道株式会社)」
「須賀川市民交流センターtette(須賀川市、株式会社石本建築事務所、株式会社畝本泰行建築設計事務所、アカデミック・リソース・ガイド株式会社、株式会社スティルウォーター、株式会社日本デザインセンター)」
「Museum [U-mkt](JUT Foundation for Arts and Architecture (Taiwan)」
等が受賞した。
(写真:公益財団法人日本デザイン振興会)

2019年度グッドデザイン賞受賞作1,420点すべてを展示する
GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」(会場デザイン:成瀬・猪熊建築設計事務所)が10月31日から11月4日まで六本木・東京ミッドタウンにて開催される。

グッドデザイン賞

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