2025年4月17日木曜日

【millegraph】『ダイアローグ 〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』を発行

millegraph(株式会社ミルグラフ)はCCA(カナダ建築センター)と共同で
「ダイアローグ (危機)の時代の長谷川逸子原広司伊東豊雄」を発行した。

世界有数の建築ミュージアムとして知られるCCAによるプロジェクト「Meanwhile in Japan」が行われたのが、2019年。英語の3冊の原書が発行されたのが、2021年・2022年・2023年。そして2025年、オリジナルの日本語版として帰還した。
原書から貴重なアーカイブ資料を大幅に増補し、対話者による論考を加え、判型も大きくして函に収められている。現在へとつながる1970年代以降の建築の実践、問題群について、今ここに、新たなリアリティをもって読まれることが期待される。


(〇〇より抜粋)
社会の危機に対して、建築に何が可能か。
日本を代表する3人の建築家に対し、今日の若手建築家・研究者らが1970年代から90年代の建築的革新について問う。それは「ポストモダニズム」の再考でもある。

長谷川逸子は多様な他者との対話や協働を経て公共建築「藤沢市湘南台文化センター」をつくり上げ、原広司は世界の集落調査から普遍性を見出し、「梅田スカイビル」「京都駅ビル」で壮大な構想を実現させ、伊東豊雄は「中野本町の家」から「シルバーハット」の間に、消費社会へと接続可能な建築デザインを探究した……。

世界の現代建築をリードする先駆者たちは、それぞれの〈危機〉にもがくなかで糸口を見出していく。建築アーカイブ資料の調査と多面的なダイアローグによって歴史を読み直し、現在への学びを引き出す試みをドキュメントした。
カナダ建築センター(CCA)によるプロジェクト「Meanwhile in Japan」のオリジナル言語版。millegraphとCCAの共同発行。

書籍名:『ダイアローグ 〈危機〉の時代の長谷川逸子原広司伊東豊雄』
 著者:長谷川逸子 原広司 伊東豊雄 門脇耕三 若林幹夫 
    市川紘司 連勇太朗 
    ジョヴァンナ・ボラージ アルベール・フェレ 太田佳代子
 判型:A5判・326ページ 3冊セット・函入り
 定価:3,500円+税 ISBN 978-4-910032-12-2
予約(amazon)http://amzn.to/43H6snd



millegraph(株式会社ミルグラフ)


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