2026年5月14日木曜日

【ベントレーモータース】ベントレーホーム新作家具コレクションを発表

ベントレーモーターズは2026年4月21日(英国現地時間)、ミラノデザインウィーク2026の会場で公開された「ベントレーホーム」の新作家具コレクションを発表した。素材の質感や快適性、クラフツマンシップへの新たなフォーカスを通じてブランドのデザイン言語を進化させると同時に、同社が長年培ってきたラグジュアリーの哲学を住空間へと拡張する試みとなっている。洗練された素材選定とその表現の深化、さらにはサステナビリティへの関心の高まりを背景に、コレクションはテーブルやソファ、アームチェア、トランクといった幅広いアイテムで構成される。いずれもイタリアの職人技の伝統に根ざしたもので、ベントレーホームが掲げるグローバルなデザインアイデンティティの新たな方向性を示す内容だ。
コレクションの中核を成すのは、環境負荷の低減を意識しながらも、奥行きや豊かさを損なわない仕上げにある。天然樹脂と、手作業でブラッシングされたシェラックラッカーを重ねることで、光と表面が繊細に呼応する表情を生み出した。その佇まいは装飾性に依存することなく、静謐で洗練された印象を湛え、視覚的な華やかさよりも持続性を重んじる建築的な美意識を体現している。
テキスタイルもまた重要な要素の一つだ。地元で調達された天然繊維を用い、ウールやアルパカ、コットン、リネン、モヘアベルベットジャカードなどを採用。控えめでありながら奥行きのある快適性をもたらし、触覚を通じて空間への没入感を高める設計となっている。時間とともに風合いと個性を深めていく素材のあり方を肯定し、変化を受け入れる姿勢が全体を貫いており、カルロ・コロンボ氏やフェデリコ・ペリ氏といった長年のパートナーであるデザイナーと、ベントレーモーターズのデザインチームとの協働によって生み出された。建築的な明快さと柔らかさを併せ持ち、統一感の中に豊かなニュアンスを備えた構成が特徴となっている。
発表に際し、ベントレーモーターズのライフスタイルデザイン責任者であるベン・ソルトマー氏は、「クルマと家具に通底する原則を融合させ、快適性と素材の質感をさらに深化させた。美しく機能するだけでなく、時を経るごとに魅力を増す素材を採用している」とコメントし、サステナビリティと持続性が不可分であるとの認識を示した。また、ラグジュアリー・リビング・グループのクリエイティブディレクター、モニーク・ザッパラ氏は、本コレクションを「ベントレーホームの進化を象徴する取り組み」と位置づけ、長期的な価値を重視するインテリアへの需要の高まりに応えるものだと述べている。





ベントレーモータースジャパン

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