2025年2月28日金曜日

新潟県の建設産業の魅力を発信するポータルサイト BUILD NIIGATA[ビルドニイガタ]を公開

新潟県は、建設産業の魅力を発信する特設サイトBUILD NIIGATA(ビルドニイガタ)を2月17日より公開した。建設産業を未来の選択肢のひとつとして考えることができるコンテンツを用意。建設産業に興味のない若者に建設業界の魅力が伝わる内容になっている。 

コンテンツ紹介

■若手・先輩インタビュー動画

若手・先輩社員の方々を主としたインタビュー形式の動画を多数掲載。

■私たちの働き方

先輩社員の入社を決めたきっかけや現在の業務内容、1日のスケジュール等を紹介。

■NIIGATA 建設Now!

新潟県内の各建設会社が、建設業界として力を入れている取組み(ICT活用、働き方改革等)について紹介。

■データで見る建設業

建設業界に向いている人の特徴や給与・休暇のデータ推移について詳しく記載。

■業界を知る

多種多様な建設業界の仕事内容について知ることができる。

■サイト情報

サイト名:BUILD NIIGATA(ビルドニイガタ)

サイトURL:https://www.pref.niigata.lg.jp/site/build-niigata/

YouTubeチャンネル:新潟県土木部

■問合せ先

運営事務局:新潟県土木部監理課 建設業室 企画指導係

住所:〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4番1

TEL:025-280-5386

Mail:build-niigata@sub.pref.niigata.lg.jp

2025年2月27日木曜日

【株式会社カッシーナ・イクスシー】新作アイテムを展示発表

株式会社カッシーナ・イクスシーは、2025年3月6日(木)よりカッシーナ・イクスシー青山本店にて、カッシーナの新作アイテムを展示発表する。

今回の展示発表では、シャルロット・ぺリアンコレクション20周年記念の新作3点のほか、パトリシア・ウルキオラのDUDETソファ、ラグ、照明、アクセサリーなど、住空間を細部まで豊かに彩るアイテムが提案される。

INDOCHINE CHAISE LONGUE, designed by Charlotte Perriand
DUDET sofa, designed by Patricia Urquiola


■Cassina新作展示
青山本店:2025年3月6日(木)~
名古屋店・大阪店:2025年3月20日(木・祝)~
福岡店:2025年3月29日(土)~ ※リニューアルグランドオープン予定


株式会社カッシーナ・イクスシー
https://www.cassina-ixc.jp

2025年2月26日水曜日

【ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー】「THE TABLE / コンパクトデスク」発売開始

 ルームクリップ株式会社KANADEMONOカンパニーは「THE TABLE / コンパクトデスク」を公式オンラインストアで発売開始した。

主力アイテムである「THE TABLE」に新たに加えられた「コンパクトデスク」は、カスタマイズ性をそのままに、お客様からのリクエストに応じて幅70cmから提供され、1cm刻みのサイズオーダーが可能で、空間を圧迫せずに設置でき、14種類の天板と3カラーの脚から選択可能で、価格は3万円台からラインナップされている。

コンパクトデスクは、書斎やベッドルーム、リビング、ダイニングなど、さまざまなシーンで活用できるアイテムです。例えば、ワンルームのワークスペースやお子様の勉強机として使用するなど、そのコンパクトさを活かした使用はもちろんのこと、同じ「THE シリーズ」の製品との組み合わせで必要に応じてスペースを広げることも出来る。

天板は、和やかな雰囲気と滑らかな手触りが特徴の「ECOLOGYシリーズ」から、ラバーウッド(4色)・パイン、生き生きとした木目と上質な素材感を追求した「STANDARDシリーズ」から、ホワイトオーク・ウォルナット・くるみ、無垢材ならではの風合いを楽しめる「PREMIUMシリーズ」から、無垢ホワイトアッシュ・レッドオーク・ブラックチェリー・ホワイトオーク・ウォルナットが用意されている。

脚は、ブラック、ホワイト、ステンレスの3カラーが展開され、デザインはSquareBar、SolidPin(ブラックのみ)、Rectangle(ブラック、ホワイトのみ)の3種類から選べます。ブラックとホワイトは粉体塗装、ステンレスはヘアライン加工が施されており、メンテナンスが容易になっている。





2025年2月25日火曜日

【株式会社関家具】快適さとデザインを融合した「ブルネロソファ」を発表

株式会社関家具が、インテリアブランド「RELAXFORM」より、新作ソファ「ブルネロ」を発表し全国の取扱店、関家具ショールーム、公式オンラインストアで順次販売を開始する。
 
ブルネロソファは、ハイバックソファでありながらスタイリッシュさを追求し、空間に調和する洗練されたデザインを目指して作られたもので、頭までしっかり支えるハイバック設計により長時間の使用でも疲れにくい快適さを提供するとともに、アームレスで自由なスタイルを可能にし、船底を模した切り上げデザインが軽やかさとモダンさを演出している。

ビッグカウチ PLT112 ヨーロピアングレー
サイズ:幅2850mm×奥行960-1610mm×高さ940mm


株式会社関家具

2025年2月21日金曜日

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」2階観覧無料エリアの展示詳細が決定

 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展が、2025年3月19日から6月30日まで国立新美術館で開催される。本展は、20世紀における住宅の革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープの7つの観点から再考する内容となっている。

今回発表された2階観覧無料エリア展示で、とくに注目されるのは、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの未完プロジェクト「ロー・ハウス」の世界初となる原寸大展示。

「ロー・ハウス」は、幅16.4m×奥行16.4mのスケールで原寸大に再現され、ミース・ファン・デル・ローエの設計図や資料を基に制作された。また、クラウドファンディングで資金を募り、488名からの支援により実現した。この展示は、ミースのモダンなヴィジョンを実体験として理解する貴重な機会となる。

さらに、名建築の窓を再現したVR体験イベントも開催される。ミース・ファン・デル・ローエの「トゥーゲントハット邸」やル・コルビュジエの「ヴィラ・ル・ラック」の内観をVR映像で体験できる。これにより、20世紀近代建築の名作を仮想現実で楽しむことができる。

また、本展では、名作家具を体感できるコーナーも設けられており、B&B ItaliaやCassinaなどのブランドが出展する。これにより、モダン・デザインの家具が現在も生産され続けていることを実感できる。


  
展覧会名|リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
  会期|2025年3月19日(水)~6月30日(月)
 休館日|毎週火曜日
     ※4月29日(火・祝)と5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館
開館時間|10:00-18:00※毎週金・土曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで
  会場|国立新美術館 企画展示室1E / 2E(東京・六本木)
  主催|国立新美術館、東京新聞、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
  後援|一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会

  

展覧会HP|https://living-modernity.jp/






2025年2月20日木曜日

【株式会社カラーワークス】水性塗料ブランドVALPAINTのショールームをオープン


株式会社カラーワークスは、イタリアの高品質ペイントブランドVALPAINTの新ショールーム『Layered Gallery by VALPAINT』を2025年春に銀座にオープンする。名前には、「塗り重ねる」というVALPAINTの塗料の特徴と、「お客さまとのコミュニケーションを重ねていく」という想いが込められている。

VALPAINTは、世界屈指の技術とデザイン性で、建築家やデザイナーから愛されているペイントブランド。水性塗装とは思えないほどの完成度で壁に多彩な表情を生み出し、住宅、店舗、オフィス、病院、ホテルなど、目的に合わせた塗料選びが可能である。様々なテクスチャーと1,200種類以上のパターンを作り出すことができるため、希望に合った質感を提案することができるのが特徴だ。

『Layered Gallery by VALPAINT』は、世界最高峰の意匠性を持つイタリアのペイントブランド「VALPAINT」を中心とした「意匠性塗料」を体感できる新しいショールームで、極上の質感とテクスチャーで、日本のインテリアに変革をもたらし、実際にペイントされた壁面や、様々なテクスチャーサンプルを見て、自由な発想を掻き立てることを目指している。

また、単に塗装を「面で見せる」のではなく、上質な家具との組み合わせによって、空間全体を「スタイリングで魅せる」ことにフォーカスしており、VALPAINTの魅力的なテクスチャーウォールを背景に、厳選された家具がレイヤーのように重なり合うことで、それぞれの素材が持つ美しさを引き立て合い、より上質な空間を創り出す。



株式会社カラーワークス
https://www.colorworks.co.jp/


2025年2月19日水曜日

千葉市の顔「中央公園プロムナード」を千葉大生がリデザイン!~「公園のような大通り」となるような都市デザインを提案・発表~

千葉大学工学部建築学コースの学生が、千葉市の顔である「千葉駅前大通り(中央公園プロムナード)」にスポットを当て、ウォーカブルな(歩きたくなる)まちづくりに向け、駅周辺を活性化できるようリデザインした将来像を発表し、展示会を開催する。

■開催日時

<発表会((仮称)中プロ・デザインラボ 第1回)>

日時:2月21日(金) 午後1時30分~午後4時00分

場所:千葉市役所本庁舎1階イベントスペース

<展示会>

日時:2月25日(火)~3月7日(金)

午前8時30分~午後5時30分

(土日・祝日を除く)

場所:千葉市役所本庁舎1階イベントスペース

●主催:

千葉大学都市計画松浦研究室

千葉大学工学部建築学コース

●協力:千葉市役所

●その他:入場無料・申し込み不要

【SCENTMATIC株式会社】 香りを言語化するAIで山口県立大学と「山口県の香り」を制作

 SCENTMATIC株式会社が開発した香りを言語化するAI「KAORIUM」と山口県立大学が協力し、「山口県の香り」を制作した。このプロジェクトは、2025年1月24日から26日に開催された「地域デザイン展2025」で発表された。

「KAORIUM」は、香りと言葉を相互に変換するAIシステムで、曖昧な香りの印象を言葉で可視化したり、特定の言葉に関連する香りを導き出したりすることができる。今回のプロジェクトでは、山口県の伝統産業品をもとに、山口県を想起させる香りを創り出した。

五感の中で最も記憶に残りやすいのは「嗅覚」と言われており、今回は山口県立大学の学生、教員の方を対象に「山口県」「大内人形」「瑠璃光寺」のいずれかを思い浮かべながらKAORIUMを使って感性言葉と香りを創出し、それぞれの形を模したムエットを制作した。 SCENTMATIC株式会社ではKAORIUMを活用し、嗅覚を通じて新しい地域の魅力を伝える体験を更に追求していく予定だ。

「KAORIUM」は、 SCENTMATIC株式会社が開発した香りと言葉を相互に変換するAIシステムで、最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にする。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し、私たちのまだ見ぬ感性への気付きをもたらす。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられている。



セントマティック株式会社
https://scentmatic.co.jp

2025年2月18日火曜日

【株式会社新潮社】新潮新書から『至高の近代建築―明治・大正・昭和 人と建物の物語―』を発売

 株式会社新潮社は、2025年2月15日に新潮新書から『至高の近代建築―明治・大正・昭和 人と建物の物語―』を発売する。本書は、建築編集歴60年の著者 小川 格 氏が厳選した〈前期〉近代建築のドラマ32篇を収録している。

日本の近代建築は、明治維新を機にジョサイア・コンドルら「お雇い外国人」の指導のもとで始まった。当初は西洋建築の模倣に過ぎなかったが、やがて独自の創意と工夫を見せるようになった。大正モダンの時代には表現や思想の自由が広がり、関東大震災を経て昭和の敗戦までの約80年間、日本の近代建築は何を目指し、どのように建てられ、現代に受け継がれてきたのかが描かれている。

本書では、現存する〈前期〉近代建築の傑作を厳選し、関わった人々のドラマを多数の写真とともに紹介している。見る者と使う人に今なお愛され続ける32の名建築案内は、前著『日本の近代建築ベスト50』と併せて、世界的にも評価の高い日本の近代建築を知る好著。

掲載作品
神奈川県立歴史博物館、東京国立博物館 表慶館、岩手銀行赤レンガ館、東京駅、誠之堂、晩香盧、青淵文庫、大阪市中央公会堂、神戸商船三井ビル、名古屋市市政資料館、ヨドコウ迎賓館、旧国立駅舎、武庫川女子大学 甲子園会館、SEIKO HOUSE GINZA、横浜市大倉山記念館、築地本願寺本堂、明治生命館、国会議事堂、宇部市渡辺翁記念会館、東京女子大学チャペル、旧ハンター住宅、旧岩崎邸、旧武藤山治邸、外交官の家、六華苑、清泉女子大学本館、鳩山会館、イタリア大使館別荘、旧前田家本邸洋館、ベーリック・ホール、起雲閣、東京都庭園美術館など




著者:小川格
1940年東京生まれ。法政大学工学部建築学科卒業後、新建築社で『新建築』の編集を経て、設計事務所に勤務。その後、相模書房で建築書の出版に携わり、建築専門の編集事務所「南風舎」を設立。2010年まで代表を務め、現在は顧問を務めている。著書に『日本の近代建築ベスト50』がある。





 株式会社新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/


2025年2月17日月曜日

【寺田倉庫】 建築文化を体験できる「建築倉庫」、2025年3月にリニューアルオープン

寺田倉庫株式会社が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)の建築倉庫は、新たに体験型スペースを増設し、2025年3月8日(土)にリニューアルオープンする。建築模型を用いたワークショップやトークイベントを定期的に開催し、建築家や専門家と直接交流できる場を提供する。

リニューアルのポイントとして、建築模型の基本を学べる常設展示を新たに設置。また、模型を使ったワークショップや建築家や専門家によるトークイベントを定期的に実施し、建築文化を深く楽しむ場を提供する。また、子ども向けや中高生向けのワークショップ、家づくりを考える方向けの体験講座など、多様なプログラムを展開予定。建築模型を通じて、初心者から専門家まで幅広い層が建築文化に親しみ、体感できる内容となっている。

施設内には、建築模型の基本を学べる解説や触って体感できる模型を設置する常設展示、建築に関する書籍を閲覧できるコーナーなどの機能を新たに設置。また、建築模型を用いた企画展示を不定期で開催する。


所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号

開館時間:火~日 11:00~18:00(最終入館17:00)

休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始

入場料:一般900円、大学生/専門学校生 700円、中高生 500円、小学生以下 無料

※チケットはオンライン事前購入制(日時指定・空きがあれば当日購入可)

WHAT MUSEUM 建築倉庫:https://what.warehouseofart.org

2025年2月14日金曜日

【エービーシー商会】コンクリートに自然の風合いを型押しする床材「デザインクリート(R)」に新デザイン追加

株式会社エービーシー商会は、コンクリートに石目やレンガ模様などを施す床材「デザインクリート(R)」にウッドヘリンボーン柄を新たに追加した。

デザインクリートは完全に硬化する前のコンクリートに2種類のカラー材を散布し基本色と陰影色を付けたのち、パターンマット(押し型)を押し当て表面に立体感を生み出した。基礎コンクリートに直接施工することで、工期短縮の実現と高耐久性で滑りにくい床を形成することが特長。

製品情報:https://www.abc-t.co.jp/products/detail/9057.html#sec_pattern

材工設計価格:12,500円/平方メートル (100平方メートル 以上)


2025年2月13日木曜日

「ミラタップデザインアワード2024」表彰式

住宅設備機器のネット販売を行う株式会社ミラタップが9回目となる「ミラタップデザインアワード2024」表彰式を2月7日に行われた。

施工事例部門は171作品、プロダクトデザイン部門では272作品、計443作品の応募があり、昨年12月に行われた審査によって、今回の各入賞作品が発表された。また、今回から審査委員に施工事例部門では永山祐子氏、プロダクトデザイン部門では橋田規子氏が新たに加わるなど、新たな装いで行われたコンテストであったことも紹介された。

施工事例部門の審査委員長である藤本壮介氏は、「年々作品のレベルが上がっていることを実感した。」ということで、その中で最優秀賞「阿品の家」は、多くの作品の中で群を抜いていたということを講評された。

結果発表の詳細は、同社デザインアワード特設HP内と、施工事例部門では「新建築」3月号、プロダクトデザイン部門では「Casa BRUTUS」4月号にて、それぞれ紹介される。

ミラタップデザインアワード特設ホームページ https://info.miratap.co.jp/designaward/

2025年2月12日水曜日

第2回「みんなの建築大賞」大賞および推薦委員会ベスト1が決定

みんなの建築大賞推薦委員会(委員長:五十嵐太郎)が文化庁およびジンズ(JINS)協力のもとで実施した「みんなの建築大賞2025」で大賞を「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル(以下、おにクル)」(設計:伊東豊雄建築設計事務所竹中工務店JV)に、推薦委員会ベスト1も同施設に授与することを発表した。また今回、一般投票で「おにクル」に次いで2位となった「ジブリパーク 魔女の谷」(設計:スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計)に、<建築>への関心を新たな層に広げたことを称えて特別賞を授与することとした。
▲2/10に開催された授賞式にて
左から倉方俊輔氏(みんなの建築大賞推薦委員会委員長代理、大阪公立大学教授)、國本暁彦氏(竹中工務店大阪本店設計部設計第3部長)、神崎夏子氏(伊東豊雄建築設計事務所)、伊東豊雄氏(伊東豊雄建築設計事務所代表)、大山政彦氏(日本設計建築設計群チーフ・アーキテクト)、西村拓真氏(日本設計建築設計群主管)、山崎智紀氏(国立近現代建築資料館副館長)


「みんなの建築大賞」は、建築を伝える立場のプロ(編集者、研究者、歴史家など)約30人で構成された推薦委員会が、一般投票をまじえて選定する新たな建築アワード。2024年に第1回が開催され今回は2回目。まず、推薦委員会が2024年中に完成・発表された建築の中から「世の中に向けて熱く伝えたい建築」10件を選び、これを<この建築がすごいベスト10>として発表。その10件を「X(旧Twitter)」「instagram」「Googleフォーム」上に掲載し、2025年1/27~2/5の投票期間に、「いいね」の数が最も多かったものを<みんなの建築大賞>に選出した。(総投票数は12,963(昨年:8,570)、大賞の「おにクル」は4,160。)
▲<大賞>および<推薦委員会ベスト1>
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル/伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV
(写真:森清)
▲<特別賞>
ジブリパーク 魔女の谷/スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計
(写真:宮沢洋)

●第一段階で推薦委員会が選出した<この建築がすごいベスト10>は下記の通り。
 (五十音順、施設名/主たる設計者名)
1)伊豆市津波避難複合施設 テラッセ オレンジ トイ/東京大学今井研究室、日本工営都市空間
2)茨木市文化・子育て複合施設 おにクル/伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV
3)エバーフィールド木材加工場/アトリエ・シムサ、kittan studio、3916、山田憲明
4)小千谷市ひと・まち・文化共創拠点 ホントカ。/平田晃久建築設計事務所
5)グラングリーン大阪/日建設計、三菱地所設計、大林組、竹中工務店、SANAA、GGN
6)ジブリパーク 魔女の谷/スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計
7)2m26 Atelier/セバスチャン・ルノー、メラニー・へレスバック/2m26
8)豊田市博物館/坂茂建築設計
9)ポーラ青山ビルディングおよび土浦亀城邸復原・移築/安田アトリエ、久米設計
10)まちの保育園 南青山/ALTEMY

「るるぶ」が名建築をご案内!博物館や美術館、百貨店から街のレトロ喫茶まで『るるぶ東京レトロ名建築』発売

株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、 代表取締役 社長執行役員:盛崎宏行)は、『るるぶ東京レトロ名建築』を2025年2月6日(木)に発売した。

美術館や博物館、百貨店から喫茶店、ビアホールまで、東京は今も現役の名建築の宝庫。重文・国宝・世界遺産と、必ず訪れたい39軒を、「見る・食べる・遊ぶ」の「るるぶ」ならではの視点で徹底ガイド。

建物ごとに「建築的なみどころ」の《建学ポイント》と、「その建築で楽しめるコト」の《ここだけの体験》を紹介。レストラン、カフェ、ショッピングなど、ジャンル別の構成で初心者にも分かりやすくなっている。

特徴的な建築10軒には、詳細建築イラストを掲載。建物の断面や全体像など、写真では見られないポイントを視覚的に解説。

丸の内や表参道など、名建築が集まる街のおさんぽモデルコースや、東京の名建築を年表でおさらいするコラムなど、もっと東京の名建築を楽しむための情報も充実。

《掲載物件》

東京駅丸の内駅舎・東京国立博物館・江戸東京たてもの園・東京都庭園美術館・国立西洋美術館・名曲喫茶 ライオン・カヤバ珈琲・日本橋三越本店・日本橋髙島屋・ビヤホールライオン 銀座7丁目店・小笠原伯爵邸・カフェおきもと・自由学園明日館・迎賓館赤坂離宮・日本銀行本店本館・東京ジャーミィ ほか全39軒

<書誌概要>

書名:『るるぶ東京レトロ名建築』

定価:1540円(10%税込)

仕様:AB版、オールカラー、112ページ

発売日:2025年2月6日(木)

発行:JTBパブリッシング

販売:全国の書店・ネット書店

Amazon概要ページ:https://amzn.asia/d/5Gv9PmK

監修:皆川 典久(みながわ のりひさ)

2025年2月10日月曜日

【福井コンピュータ】BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版リリース

福井コンピュータ株式会社は、4D施工ステップ表示機能を追加した最新版のBIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE(トレンドコア) Ver.10」を、2025年2月18日(火)にリリースする。

国土交通省が今春発表したi-Construction2.0では、建設業務における3割の省人化(生産性1.5倍)を目指すための取組みとして、1.施工のオートメーション化、2.データ連携のオートメーション化、3.施工管理のオートメーション化といった3つのオートメーション化を掲げている。その中でも、「データ連携のオートメーション化」では、建設生産プロセス全体のデジタル化や3次元化、BIM/CIMの活用を推進しており、設計データを施工データとして直接活用することや、デジタルツインを活用した施工計画の策定など、現場作業とバックオフィスの両面で効率化を図ることが求められている。 

今回リリースする最新版の「TREND-CORE Ver.10」では、「データ連携のオートメーション化」を支援する機能として、工程計画と3Dモデルが連動する「4D施工ステップ表示」を搭載。これにより、工程や作業手順などを3Dモデルで可視化し、受発注者間などの協議における情報伝達の不備を解消するとともに、合意形成時間の短縮や手戻りの削減を実現することで、生産性の大幅な向上が期待される。

リリース日:2025年2月18日(火)

価格:TREND-CORE基本部:720,000円~(税別)

TREND-CORE製品ページ:https://const.fukuicompu.co.jp/products/trendcore/index.html

2025年2月7日金曜日

【TOPPANホールディングス】空間デザインにおける木目が人に与える印象や感じ方を数値で示す評価システムを開発

TOPPAN株式会社は、機械学習による人工知能(AI)を活用して、木目に対する感性を定量評価するシステム「MOKUMETRIX(TM)」(モクメトリクス)を開発した。建築関係のデザイナーや商品開発のマーケター向けに提供を開始する。

TOPPANがもつ、2,000パターン以上の木目柄画像が人に与える印象をAIに学習させることで、その木目柄が人に与える感性評価を推定するアルゴリズムを開発した。感性評価の学習には、3万件以上のデータを収集し、高精度な定量評価システムを実現した。

■「MOKUMETRIX(TM)」の特徴

・木目柄が人に与える印象や感じ方を6分類で分かりやすく表示  

木目柄に対する感性評価を「Standard=スタンダード」「Stylish=スタイリッシュ」「Luxe=上質」「Gorgeous=高級」「Natural=自然」「Gently=やさしさ」の6つのグループに分類し、数値化。木目パターンがどのような感性傾向を持つのか判定できる。

・15項目の感性評価と16項目の木目特徴量を数値化

「心地よい」「スタイリッシュである」「重厚感がある」など木目柄を評価する上で重要な15個の感性項目について推定が可能。さらに、木目柄を構成する要素である「板目や柾目の度合い」や「節の強さ」といった16個の特徴量についても数値化が可能になっている。

・年代や性別等のターゲットに応じた選択肢を用意  

年代、性別、経験値(プロと一般人)の選択肢を用意しており、空間や商品におけるターゲットに応じた感性評価の推定が可能になっている。

「MOKUMETRIX(TM)」開発イメージ(C) TOPPAN Inc.

・木目感性評価システム「MOKUMETRIX(TM)」紹介URL

https://forest.toppan.com/designtech/clabo/mokumetrix.html


2025年2月6日木曜日

【三和ホールディングス】 高性能防音ドア「防音ガード」シリーズに一般錠両開き窓付特定防火設備仕様を追加発売

三和シヤッター工業株式会社は、高性能防音ドア「防音ガード」シリーズに、遮音等級T-3の両開き窓付特定防火設備仕様を新たにラインアップに加えた。

近年、スタジオや放送局、学校など様々な場所で使用される防音ドアには、高い遮音性能や防火設備への対応といった機能性に加えて、一般錠(レバーハンドル錠・プッシュプル錠)の採用や窓の設置など、優れた操作性・意匠性が求められている。この度、高性能防音ドア「防音ガード」シリーズの窓付特定防火設備仕様において、新たに国土交通大臣認定を取得した遮音等級T-3両開きタイプをラインアップに加えた。

◆特長

1.一般錠を採用して操作性が向上

2.JISの最高等級を上回る遮音性能に対応

3.扉構造などの工夫で窓付きでも高遮音性能を実現

4.耐熱強化ガラスの採用で意匠性・安全性が向上

5.開閉順序のないホール用の特定防火設備

◆参考価格:2,420,000円(消費税込み、取付工事費・搬入費・諸経費は含まず)

 仕 様:サイズ W1,800mm×H2,200mm

2025年2月5日水曜日

KANADEMONO「THE BENCH / リノリウム 全24色」の販売を開始


ルームクリップ株式会社KANADEMONOカンパニーの主力製品である、豊富な天板に脚のバリエーション、1cm単位でサイズオーダーが可能なTHEシリーズに「THE BENCH / リノリウム 24色」が加わり、123日よりオンラインショップでの販売を開始した。

国内ではあまり見かけないようなカラーが取り揃えられた、自然素材のリノリウム全24色から座面カラーを選ぶことができるようになり「THE TABLEシリーズ」のリノリウム天板と合わせ、ベンチでも同じ素材・カラーを揃えることで、より統一感のある空間づくりが可能になった。

1㎝単位のサイズオーダーが可能であることに加え、脚には3×2タイプの計6種類が用意されたことや、側面の木口をオークとウォルナットから選択できることで、空間や用途に合わせた自由度の高いカスタマイズや多様なカラーコーディネートを楽しめるようになる。



2025年2月4日火曜日

【福武財団】 直島新美術館 開館日は2025年5月31日に決定

公益財団法人 福武財団は、現在本村地区近くの高台において建築工事を進めている直島新美術館(館長:三木あき子 設計:安藤忠雄)の開館日を2025年5月31日(土)に決定した。これに伴い、ベネッセアートサイト直島の公式ウェブサイトでは、2025年4月11日(金) 10時からオンラインチケットの販売を開始する。

開館を記念する展覧会では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、インド、フィリピンなどアジア地域出身の12名/組のアーティストによる、この場所にあわせて構想されたサイト・スペシフィックな新作や代表作を展示する。

名称:直島新美術館

オンラインチケット発売開始日

5月31日・6月入館分:2025年4月11日(金) 10時~

7月入館分以降:2か月前の第2金曜10時~

チケット販売:ベネッセアートサイト直島 美術館予約サイトにて

https://benesse-artsite.jp/general-information.html

開館日:2025年5月31日(土)

休館日:月曜日(ただし、祝日の場合開館、翌日休館)

※不定休あり。ベネッセアートサイト直島ウェブサイト開館カレンダーにて随時更新。

鑑賞料金:オンライン購入(日にち指定) 1,500 円/窓口購入 1,700円/15 歳以下無料

駐車場:一般車両(20台)、自転車(15 台程度) いずれも無料

住所:香川県香川郡直島町 3299-73

電話番号:087-892-3754(福武財団)

問合わせ先:info-newmuseum@fukutake-artmuseum.jp

施設URL:https://benesse-artsite.jp/art/nnmoa.html


建築概要

直島新美術館(※ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄設計による10番目のアート施設)

設計:安藤忠雄建築研究所

建築:地上1階、地下2階の3階建て、カフェ併設

敷地面積:6,018平方メートル 、延床面積:3,176平方メートル

ギャラリー:(1)373平方メートル 、(2)300平方メートル 、(3)320平方メートル 、(4)494平方メートル

カフェ:144 平方メートル (キッチンは除く) ※小数点以下四捨五入

設立・運営:公益財団法人 福武財団(香川県・直島 理事長:福武英明 / 名誉理事長:福武總一郎)

館長:三木 あき子

展覧会情報

展覧会名:直島新美術館 開館年記念展示(仮称)

会場:直島新美術館

会期:2025年5月31日~

アーティスト一覧(姓のアルファベット順)※今後、展示アーティストは変更の可能性あり

会田誠、マルタ・アティエンサ、蔡國強、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ、インディゲリラ、村上隆、N・S・ハルシャ、サニタス・プラディッタスニー、下道基行 + ジェフリー・リム、ソ・ドホ、パナパン・ヨドマニー

2025年2月3日月曜日

建築家・原広司の住宅作品「北川邸」を宿泊施設「浮遊のいえ」として継承。2月1日グランドオープン。

建築家・原広司が義父母の住まいとして設計した「北川邸」。豪雪地域である高田の地域性を汲み取った原氏の設計思想に触れながら宿泊できる一棟貸民泊施設「浮遊のいえ」として2/1にグランドオープンした。

文化的な資産である旧北川邸を、経済的にサステナブルな形で次世代に継承していくべく、宿泊施設として事業化して来る修繕・改修に備える。伝統的な雁木町家の保存・利活用を行うまちづくり団体・雁木のまち再生が不動産を取得し、家主滞在型住宅宿泊事業として運営していく。屋号「浮遊のいえ」は原氏の設計思想である「浮遊」を受けたもの。

旧北川邸は、原氏の義父である良寛研究者・北川省一とその家族の住宅として、原広司+アトリエ・ファイによってデザインされ、高田の風土に合わせてデザインされた住宅作品。1986年1月竣工。

上越市新潟県原広司一棟貸し民泊高田雁木浮遊観光ホテル

Instagram:https://www.instagram.com/floatinghouse_joetsu/