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2025年9月4日木曜日

【 エヌ・シー・エヌ】岐阜県白川町の小中新校舎建設に1,000万円を寄付

株式会社エヌ・シー・エヌは、企業版ふるさと納税制度を活用し、岐阜県加茂郡白川町に1,000万円を寄付した。寄付金は、白川町で計画されている「施設一体型小中新校舎建設プロジェクト」における木造部資材費に充てられる。

岐阜県加茂郡白川町はエヌ・シー・エヌの創業地であり、また、エヌ・シー・エヌグループで大断面集成材加工・大規模木造建築施工を行う株式会社翠豊の所在地として現在も交流が続いている自治体だが、急速にすすむ少子化や学校施設の老朽化などが課題となっている。

それらの課題を解決し、子どもたちにより良い教育環境を提供するために2025年度から2028年度までに、地域の小学校と中学校を順次統合し、施設一体型小中学校の校舎を建設する「施設一体型小中新校舎建設プロジェクト」が計画されている。白川町は総面積の88%が森林で、岐阜県東濃地方で算出される高級建材の東濃桧(とうのうひのき)の産地でもあることから、本プロジェクトで計画している校舎には多くの木材が使用され、周囲の自然にも調和した、木のあたたかさが感じられる建築となる予定。
2025年8月27日(木)に寄付金の贈呈式が白川町役場でおこなわれエヌ・シー・エヌに感謝状が授与された。写真は左より佐伯正貴白川町長、エヌ・シー・エヌ創業者・現名誉顧問 杉山恒夫 氏、エヌ・シー・エヌ取締役 常務執行役員 福田浩史 氏 

■建設概要
名 称:施設一体型小中学校「美濃白川学園(仮称)」
所在地:岐阜県加茂郡白川町
構 造:RC造一部木造2階建て
着 工:2025年10月
完 成:2028年2月
敷地面積:16,748平方メートル
延床面積:約3,000平方メートル




白川町ウェブサイト
https://www.town.shirakawa.lg.jp/

株式会社エヌ・シー・エヌ 

2024年9月12日木曜日

「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」がオープン

「ボーターレス」をコンセプトとし、ブルーボトルコーヒーとして初めて建物を含めオリジナルでデザインを行なった店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」が、8月23日にオープンした。


カフェのデザインは、これまでにも多くのブルーボトルコーヒー店舗の設計を手がけてきたスキーマ建築計画 長坂常  氏が担当し、屋内、半屋内、屋外と公園がシームレスにつながり、店舗全体が公園の一部のような佇まい。また、店舗の構造設計は、株式会社エヌ・シー・エヌが担当し、自由な空間デザインと高い耐震性能を両立する木造ラーメン構造 SE構法が採用され、木造あらわしのダイナミックな空間となっている。


ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ
東京都江東区豊洲2-3-6豊洲公園内
店舗面積:294.81㎡
席数:64席(店内:24席 / 半屋外:40席 )
空間デザイン:スキーマ建築計画


2024年9月3日火曜日

無印良品の新店舗が、国内大規模木造建物で初の『ZEB』認証取得


株式会社良品計画は、9月にオープンする無印良品初の木造建築店舗「無印良品 唐津」「無印良品 日田」において、大規模木造店舗で日本初の『ZEB』認証を取得した。

本店舗は、グループ企業である株式会社 MUJI HOUSEが設計し、「無印良品の家」でも採用している耐震性能に優れた木造ラーメン構造である「SE 構法」により大規模木造店舗を実現するとともに、省エネ・創エネ技術を組み合わせることによって『ZEB』評価を取得した。

高性能断熱材を含む木造の屋根や外壁の仕様、および、人感/CO2 センサーで換気量や温度を最適に管理できる高効率な空調設備により、必要なエネルギーの総量を削減するほか、太陽光発電と蓄電池を活用し、施設内で使用するエネルギーを創り出すことで、各店舗空間における一次エネルギー消費量のゼロ化を実現したという。



【店舗概要】
<無印良品 唐津>
 所在地:佐賀県唐津市町田2030-1
営業時間:10:00~20:00
売場面積:1971.55平方メートル

<無印良品 日田>
 所在地:大分県日田市大字庄手字堤ノ外648ー6
営業時間:10:00~20:00
売場面積:2133.47平方メートル



株式会社良品計画
https://www.ryohin-keikaku.jp/


2024年6月28日金曜日

(一社)日本CLT協会が「CLTデザインノート 改訂版」を発行

 一般社団法人日本CLT協会から、CLTを活用して建築デザインしたい設計者・デザイナー向けのCLT建築物の入門ガイド「CLTデザインノート 改訂版」が発行された。

本冊子は2019年に発行されたものの改訂版で、国内外のCLT建築物の事例・提案の紹介から、CLTの特徴、構法、CLTパネルの構成、接合方法、施工方法の選択の流れに沿った設計の進め方についてや、防耐火・断熱・気密・防水・耐久性・遮音・設備設計の各分野ごとに設計のポイントなどが、イラストや図面等を用いて紹介されている。

CLTデザインノート 改訂版  
発行元:一般社団法人 日本CLT協会 設計WG

形式:PDF (6,780 KB、40頁)
   ダウンロードは 一般社団法人日本CLT協会ホームページ より



一般社団法人日本CLT協会
https://clta.jp/


2024年6月5日水曜日

国内初 エヌ・シー・エヌとMUJI HOUSE共同で 2,000㎡以上の大規模木造建築の『ZEB』認証を取得

株式会社エヌ・シー・エヌが構造と環境設計を、関連会社である株式会社MUJI HOUSEが設計施工を行ない、現在建築中の床面積2000平方メートル以上の大規模木造店舗2物件が『ZEB』認証を取得した。


床面積2,000平方メートル以上の大規模建築、木造化、かつ年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスとなる『ZEB』認証の取得を同時に実現した物件は、本2物件が国内初となる。

建物の規模が大きいほどその影響力も大きくなることからエヌ・シー・エヌとMUJI HOUSEは、大規模木造店舗となる2物件の木造化による削減効果に期待し、取組みを進めていた。同時に施設運用時のCO2排出量削減のため、高断熱化・高効率機器の導入による「省エネ」に加えて、屋根一面に設置する太陽光パネルでの「創エネ」により、年間の一次エネルギー消費量が正味マイナスとなる『ZEB』化を達成するに至った。



株式会社エヌ・シー・エー



2019年10月23日水曜日

木造建築シンポジウム2019

15日(火)にヒューリックホール東京にて、「木造建築シンポジウム2019 都市部における木材需要の拡大を目指して ―中高層ビルの木造化への挑戦―」が行われた。
左から隅 修三氏、隈 研吾氏、亀井 忠夫氏、宮下 正裕氏
戦後日本は、木造建築にとって不遇の時代が続いてきました。高度経済成長期以降、鉄とコンクリートによる近代建築が脚光を浴び、木の建築は火事、台風等災害に弱い「危ない建物」とされてきました。1959年、日本建築学会は建築防災に関する決議の中で、「防火、耐風水害のための木造禁止」を提議しました。結果、大学専門教育のカリキュラムからは木造建築が消え、国内の木材需要は減少し、日本の林業も衰退の一途をたどってきました。
しかし、今、状況は大きく変化しています。地球環境への意識が急速に高まる中、木材は環境材料として見直されています。高強度や耐火性能を持った新木材(エンジニアリングウッド)が開発され、同時に木造に対する規制緩和も進んでいます。また、戦後に植林された人工林が伐採時期を迎え、国産木材の供給力も増加しています。
このような流れの中、今回、経済界、建築・建設業界の分野で、現在の日本を代表する企業のトップの方々にお集まりいただき、それぞれの立場で次世代の木造の可能性について語っていただく場を設けました。大量生産・大量消費社会から持続可能な社会へ、また、工業化・情報化社会から多様性の社会へという流れの中で、“木”がもつ可能性とその果す役割について改めて考えてみましょう。
ヒューリック株式会社
代表取締役会長 西浦 三郎
代表取締役社長 吉留  学
――特設サイト 開催趣旨より

基調講演では、講師:隈 研吾氏(建築家、東京大学教授)が「コンクリートから木へ」をテーマとし、自身の20数作品を紹介した。
中でも、地上12階建ての耐火木造ビル「銀座8丁目開発計画(仮称)」は、東京・銀座8丁目の銀座通り(中央通り)に面した敷地に位置する隈氏がデザイン監修、竹中工務店が設計・施工、ヒューリックが建設する注目のプロジェクト。
完成は2021年秋ごろ予定。高さ約56m、延べ面積2451㎡の商業テナントビルで、耐火木造で12階建ての商業施設は日本初になる。

パネルディスカッションでは、「都市部における木材需要の拡大を目指して」をトークテーマにパネリストに隈氏、隅 修三氏(東京海上日動火災保険 相談役)、亀井 忠夫氏(日建設計 代表取締役社長)、宮下 正裕氏(竹中工務店 取締役会長)、コーディネーターに福島 敦子氏(ジャーナリスト)が登壇。
「ハイブリッド構造」をキーワードに各社の木造建築に対する取り組みを発表した。

今回のシンポジウムのような、中高層ビルの木造化を広める取り組みが今後も行われていくかという記者の問いに隅氏は、「現状活動はしているが、大きな波にはなっていない。銀座8丁目開発計画(仮称)を筆頭に、実例を作り体感してもらうことが一番だと考える」と話す。
高知県立林業大学校で校長も務める隈氏は、「通常、林業学校では生産と加工のみを教える。ここでは設計についても教育する。木造建築の良さ、強さ、かっこよさを学ぶ。一般の方にも広める役割を担う面白い仕組みだ」と紹介した。

ヒューリック
https://www.hulic.co.jp/