2026年2月4日水曜日

【新保浴場】老舗銭湯「黄金湯」が新宿に2号店を開設

墨田区で銭湯・サウナを運営する新保浴場が、築50年の「金沢浴場」(東京都新宿区)をリニューアルし、新たに『黄金湯 新宿』として2026年5月末に開業する。錦糸町で長年愛されてきた老舗「黄金湯」の2号店として、新宿の街に新しい温浴体験を提供する。

ブランディングは、黄金湯東京店も手がけたアーティストの高橋理子氏が担当し、内装設計は東急歌舞伎町タワーや大阪・関西万博のパビリオンなどを手がける建築家・永山祐子氏が担う。従来の銭湯文化を尊重しつつ、多様な人が行き交う新宿の特性を取り込み、現代的にアップデートした空間づくりを目指す構成となる。

クラウドファンディングは 2026年2月末よりキャンプファイヤーで開始 される予定で、新しい銭湯づくりを応援する参加機会も用意する。
『黄金湯 新宿』では、新たな試みとして 民間企業として初めて東京都助成承認を受けた太陽熱給湯設備 を導入。太陽熱で温めたお湯を浴槽やシャワーに利用し、CO₂排出量の38%削減を見込む。太陽光発電の3倍の熱量効果を持つとされる太陽熱導入によって、環境負荷の低減と効率的な湯利用を両立する計画が進められている。


■ 施設概要
施設名:黄金湯 新宿
住所:東京都新宿区新宿7-22-11 金沢マンション1F
料金:大人550円(サウナ代別途)
Instagram:https://www.instagram.com/koganeyushinjuku
X:@koganeyu2














2026年2月3日火曜日

【飛騨産業】「HIDA名古屋店」をリニューアル 多彩なインテリアシーンで木の温もりを体感できる空間へ

飛騨産業株式会社が、オリジナル木工家具ブランド「HIDA」の直営店「HIDA名古屋店」を1月31日にリニューアルオープンした。「飛騨の匠」で知られる飛騨地方で100年以上にわたり木工の技術を磨き続けてきた同社が、店舗空間を再構築し、木の温もりを多角的に体感できる場へと整える。

今回のリニューアルでは、同店で高まる空間コーディネートへの需要を踏まえ、暮らしのイメージが膨らむ多彩なインテリアシーンを店内に展開する。名古屋では初披露となる「KOYORI」シリーズをはじめ、国内外の建築家やデザイナーが手がけた家具コレクションを取り揃え、幅広いスタイルを表現する構成へと進化したことに加え、木の温かさや質感を軸に、暮らし・香り・知識・空間提案など、多面的に飛騨産業の世界観を体感できる場として展開される。

さらに、リニューアル後の店内には、飛騨産業が長年向き合ってきた木材の香りを体感できるアロマコーナー「森の香りの研究所」を設置。ものづくりの思想を紹介するライブラリーも新たに設け、訪れた人が家具だけでなく、同社の理念や技術の背景に触れられる空間を整える。加えて、ワークプレイスやホテル向けの提案を行うコントラクトコーナーも拡充し、法人向けの相談にも対応する構成となっている。


店名:HIDA 名古屋店                 
住所:名古屋市中区新栄2-1-9 雲竜フレックスビル西館1F
営業時間:10:00 - 18:00 水曜・第3木曜定休
TEL:052-243-1321
URL:https://hidasangyo.com/shop/#nagoya
広さ:423平方メートル
オープン日:2026年1月31日(土)

2026年2月2日月曜日

【新建築データ】『新建築』が公式Podcastを開始

建築専門誌『新建築』を発行する株式会社新建築データが、雑誌の内容をベースにした音声番組「新建築 公式Podcast」を立ち上げSpotifyで配信を開始した。建築コンテンツをAIパーソナリティが案内する番組として、従来の誌面では得られない“耳で楽しむ建築体験”を提供する構成となる。

1925年の創刊以来、日本の建築文化を牽引してきた『新建築』は、次の100年に向けて情報発信の形式を拡張する取り組みを進めている。Podcastは移動中や作業中でも聴取できる利便性を持ち、思考の深度を伝えやすいメディアとして世界的に普及が進む。雑誌や書籍が中心だった建築文化の受容環境が変化する中で、音声という新しいフォーマットを選択した背景がある。番組のターゲットは建築だけでなく、デザイン、アート、ファッションなどカルチャーに関心を持つ幅広い層。専門性の高い建築コンテンツを、親しみやすい語り口で伝えることで、新たな建築ファン層との接点を広げる狙いを掲げる。

番組では男女2名のAIパーソナリティが進行を担当。専門用語に偏らず、リスナーと同じ目線で建築を“発見”するように語りかけるスタイルを採用する。内容は月刊誌『新建築』の記事から約15分に凝縮したダイジェスト形式で、建築プロジェクトの背景や社会性、トレンドを含む構成で制作。誌面と連動しながら、建築にまつわる“ストーリー”を音声ならではの想像力を喚起する表現で届ける。

主なコンテンツ
・今月の注目プロジェクト
『新建築』特集号から代表的な建築を取り上げ、背景にある思想やストーリーに焦点を当てながら紹介。
・月評ダイジェスト
最新の建築プロジェクトや業界の動きをニュース感覚で紹介し、建築の現在地を俯瞰する内容で構成。
・EXHIBITION & BOOKS
展覧会や関連書籍をセレクトし、建築・デザインの感性を深める情報を案内。そのほか、誌面制作の裏側や特集の背景を伝えるコーナーも予定され、軽快なテンポで構成される。

チャンネル名:新建築 公式Podcast
https://open.spotify.com/show/1UyB9yL5KcnNLxaBWBVvfl
配信形式:Podcast(音声コンテンツ)
配信開始:2025年12月18日(木)17:00〜
配信頻度:2026年1月より月2回予定
パーソナリティ:AIパーソナリティ2名
プラットフォーム:Spotify



新建築データ

2026年1月30日金曜日

【TOOL BOX】性能よりデザイン重視で、心地よい窓辺を生み出す。建築家とtoolboxが共同開発した「木製インナーサッシ」を発売

TOOLBOXは2026年1月15日、建築家・清水忠昭氏と共同で開発した木製インナーサッシを発売した。自分の空間を編集するための“道具箱”をコンセプトに、内装に関わる商品とアイデアをウェブで提供してきた同社が、建築家の発想を商品化する取り組みの一環として生まれた製品となる。木製インナーサッシは既存のアルミサッシの内側に取り付けることで、室内側に木製の窓辺を構成するヒノキ材の二重窓となる。サイズはミリ単位でオーダー可能で、網戸タイプも用意されている。2022年に始まったSPIN-OFFプロジェクトから誕生した第2弾であり、清水氏が個別案件で造作してきた木製建具の設計をベースに、樹種や塗装、納まりまで細部を検討し、既製品としての完成度を追求した。

木製インナーサッシは断熱や防音性能を主目的とせず、建築の一部として違和感なく成立することを重視している。枠の見付寸法は65ミリで、太すぎず細すぎないプロポーションを採用。手掛けは正面に設けず、側面に最小限の金物を埋め込む構成とし、横桟を排して視界の分断を避けるガラス割を採用した。機能を前面に出さず、窓としての佇まいを優先するための設計となっている。アルミサッシを外部のものと割り切り、室内側に木製のレイヤーを引き込むことで「こちら側の世界」をつくることを目指した。

性能を追求した製品ではないが、気密性を高める工夫を施している。実測テストでは断熱効果も確認された。熱伝導率の低い国産ヒノキ材を使用し、振れ止めなど細部まで気密に配慮した設計を採用。建具職人による高精度な製作が副次的な性能を生み出している。数値を目的にしたものではなく、意匠性を重視した結果として得られた性能となる。商品は複数のバリエーションを展開し、掃き出し窓用や腰窓用、ガラス戸や網戸など用途に応じた選択が可能。価格は121,000円から290,000円(税込)で、サイズはミリ単位でオーダーできる。素材はヒノキ無垢材とクリアガラスまたはかすみガラスを採用し、仕上げは無塗装を基本にオプションでクリア塗装や着色塗装も選べる。





TOOLBOX
https://www.r-toolbox.jp/


2026年1月29日木曜日

第5回「みらいの福祉施設建築プロジェクト」採択事業決定

2025年2月27日から募集を行なってきた第5回「みらいの福祉施設建築プロジェクト」の表彰式が2026年1月22日、東京都赤坂の日本財団ビルで行われ、全国から寄せられた54件の応募の中から2事業が採択された。

今回採択されたのは、
〇「みんなのハナレ -療育に役立つ遊びの森と薪の湯屋付き-」
事業実施団体: 社会福祉法人ぷらうらんど
設計者: 有限会社乾久美子建築設計事務所

〇「下九沢団地ネイバーズ」
事業実施団体: 社会福祉法人愛川舜寿会
設計者: 一級建築士事務所 teco 株式会社 の2事業。
▲「みんなのハナレ -療育に役立つ遊びの森と薪の湯屋付き-」
▲「下九沢団地ネイバーズ」



日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト
https://fukushi-kenchiku.jp/

2026年1月28日水曜日

【アール・エフ・ヤマカワ】大阪に実証型ワークプレイス「BRIDGEX workplace」をグランドオープン

オフィス家具メーカーのアール・エフ・ヤマカワが大阪市内(淀屋橋エリア)にショールーム兼コワーキングスペース「BRIDGEX workplace」(ブリジェックス・ワークプレイス)を開設。

大阪・梅田周辺の再開発などで関西圏のビジネス人口が流入していることから、大規模ビルの空室率が低下している現状である。また、フレキシブルオフィスの供給量の増加や、多様な働き方に応じたワークプレイスへのニーズが一層高まっており、働く場所の柔軟性を重視するなど、働き方に対する価値観が変化していることを踏まえて、「今あるスペースをどう最適化するか」という企業課題にこたえる形で生まれた「LIVEショールーム」である。

従来はオフィス家具を展示する場所だったショールームをコワーキングスペースとして展開。ワークスペースとして利用しながら、家具や空間の使い心地を検証できる「体験型ショールーム」になっている。

コワーキングスペース・会議室の入退室、利用料金の決済はアプリ「いいオフィス」を通じて行われる。※「いいオフィス淀屋橋・本町by BRIDGEX workplace R.F.YAMAKAWA」を選択してからの利用。


BRIDGEX workplace
営業時間:平日8:00~21:00
定休日:お盆期間/年末年始
大阪市中央区高麗橋4-6-12 日建ビル1号館6F
フリーダイヤル:0120-553-877(平日9:00~17:00)
https://bridgex-workplace.jp/





アール・エフ・ヤマカワ

2026年1月27日火曜日

【デバイスワークス】次世代3次元計測サービスを開始 SLAM測量と3D Gaussian Splattingを統合し現場DXを加速

デバイスワークスは、建設・インフラ・製造現場などにおける高精度な3次元データ取得と共有を目的に、ハンディ型LiDARによるSLAM測量と革新的な3D可視化技術「3D Gaussian Splatting(3DGS)」を統合した次世代計測サービスの提供を開始した。

本サービスは、現場の「正確な図面化」と「直感的な現状把握」を両立し、専門知識がない担当者でもWebブラウザ上でスムーズに3次元データを活用できる環境を提供する。
従来の3D計測データ(点群)は、データ容量が大きく、視認性に課題があった。コンクリート構造物のひび割れなど細部の確認が困難で、現場確認が必要になるケースが多かった。こうした課題に対し、デバイスワークスは以下の2つの技術を組み合わせたソリューションを開発した。
サービスの特長
1. 高精度SLAM測量による「正確さ」
ハンディ型・バックパック型LiDAR「XGRIDS L2Pro」を用いたSLAM技術で、歩行しながら広範囲の3次元点群データを高速取得。従来の地上型スキャンに比べ数倍~十数倍のスピードで計測を完了し、BIM/CIMモデル作成に耐えうる高精度データを生成。
2. 3D Gaussian Splattingによる「表現力」
最新レンダリング技術「3DGS」を採用し、現場を写真品質で3次元空間に再現。従来の3Dモデルより軽量で、Webブラウザやモバイル端末でも快適に動作。専門知識がなくても直感的に現場を確認可能。

デジタルツイン構築と業務効率化
作成された3次元空間には、3Dモデルを配置できるほか、距離や面積の計測も可能。IoT機器や情報管理と連携し、リアルタイムデータを反映した「デジタルツイン」を構築することで、現場に行かない働き方や迅速な意思決定を支援する。

業界別活用シーン
建設業:現場状況の共有、BIM/CIMモデル作成
製造業:設備保守、レイアウト検討
小売業:店舗設計、什器配置
インフラ:橋梁・トンネルの維持管理


デバイスワークス