2026年3月5日木曜日

建築用シャープペンシル『マーカーズペンシル2.0㎜ ドクターグリッププロ』発売

株式会社パイロットコーポレーションは、建築現場における墨付けなどのマーキング作業に特化したけんちく用シャープペンシル『MARKERS PENCIL 2.0㎜ Dr.Grip PRO(マーカーズペンシル2.0㎜ ドクターグリッププロ)』(オープン価格)を3月1日(日)より工具専門店およびホームセンター工具売り場にて発売された。


建築・土木の現場でしようされる墨付けなどのマーキング用のツールには過酷な現場に耐えうる耐久性と、正確な墨付けを実現する機能性の両立が求められていた。

今回発売する建築用シャープペンシル『マーカーズペンシル2.0mm ドクターグリッププロ』は、1991年の発売以来「疲れにくい筆記具」の代名詞として愛され続けてきた筆記具シリーズ「ドクターグリップ」のボディをベースに、建築現場で木材などに印を付ける用途のためにブラッシュアップしたプロ用ツール。

筆記具メーカーのノウハウを活かし、木材やコンクリートへの確実な墨付けを実現し、過酷な建築現場での利便性を高める機能性が加えられた。木材やコンクリートへの墨付けに適した、折れにくく濃い筆記が可能な2.0mm芯を搭載。

現場での不意の落下を考慮し、想定される高さからの落下実験を繰り返し行い、変形しにくい強度の高い厚肉の口金設計を採用。

「ドクターグリップ」の代名詞である人間工学に基づいた太軸のボディに、屋外の過酷な環境に耐えうるエラストマー材の「ハードグリップ」を採用することで滑りにくく、安定したマーキングをサポート。

ボディカラーは、定番のブラック、現場で目を引くレッド、個性が光るバイオレットの3色のラインアップとなっている。

本商品は、現場における様々なニーズに対応し、建築現場での使用に特化した当社プロ向け筆記具「PILOT超技(CHO-WAZA)」シリーズとして展開。




【商品概要】
■商品名 建築用シャープペンシル『マーカーズペンシル2.0mm ドクターグリッププロ』

■希望小売価格  オープン価格

■主な仕様 方式:ノック式
                        芯径・色:2.0mm(長さ:90mm)・黒(HB)
                        ボディカラー:ブラック、レッド、バイオレット
                        サイズ:全長142mm 最大径14.2mm


■商品名 『マーカーズペンシル2.0mm ドクターグリッププロ用 替芯』

■希望小売価格  オープン価格

■主な仕様  芯径・色・入本数:2.0mm(長さ90mm)・黒(HB)・7本入り
                                                                    2.0mm(長さ90mm)・赤(7本入り)
■発売日 2026年3月1日(日)

■販売先 工具専門店およびホームセンター工具売り場


株式会社パイロットコーポレーション

2026年3月4日水曜日

【グラフィック社】本邦初公開の貴重図面多数収録『手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ』発行

グラフィック社が2026年3月に書籍『手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ』を発売する。建築を学ぶ学生や若い設計者へ向け、本邦初公開となる貴重な図面を多数収録する内容となり、これから建築を志す読者に向けた書き下ろしを大きな柱とし、検討スケッチから詳細図、卒業設計まで、手塚貴晴と手塚由比が手がけた資料を惜しみなく公開することで設計技術だけでなく、建築との向き合い方や社会との関わり方について、自身の経験に基づく言葉でつづっている。
<目次>
はしがき 僕らは建築家になったかもしれない
建築のすすめ 手塚貴晴
建築家になろう 建築を学ぶ学生たちへ
世界と人間の絆をもう一度
広瀬鎌二 神のような教授1
広瀬鎌二 神のような教授2
学生の設計は嘘
立派な嘘をついてほしい
手塚貴晴の卒業設計
ほどほど 鎌倉山の家
建築家を志したきっかけ  手塚由比
建築家を志したきっかけ
実家のこと
小学生時代
中学~高校時代
大学時代 
手塚由比の卒業設計
ロンドンでの生活
「喫茶ロン」のこと
母のこと
建築を学ぶ若者たちへ   手塚貴晴
(構造の覚書)
嫌われ者の構造力学
構造はデザイン
なぜフェイクの構造はいけないのか?
姿と構造
鉄骨
梁のプロポーション
(木造の覚書)
木は命
木造
装飾か構造か
斗供
木と想い出 あさひ幼稚園
扇垂木 光恩寺・とみおかこどもえん
自由にしかし合理的に  箱根彫刻の森 ネットの森
過去と未来 富岡商工会議所会館
やわらかい木造  新島学園短期大学講堂-新島の森
(音響の覚書)
JSバッハ
新島学園短期大学講堂-新島の森
番町教会
THE MOMENT JAZZ CLUB
むく保育園
(環境の覚書) 
怪しいサスティナブル建築
風情の環境工学
(都市の覚書)
不便な都市
綺麗な都市と面白い都市 渋谷フクラス
(詳細図の覚書)
神はいまでもディテールに宿っているのか?
(旅の覚書)
名建築はシンプル
旅とスケッチ
詳細図
副島病院
屋根の家
越後松之山「森の学校」キョロロ
ふじようちえん
聖鳩幼稚園/茅ヶ崎シオンキリスト教会
渋谷フクラス
PLAY!
あさひ幼稚園
新島学園短期大学講堂-新島の森
風姿
希望のまち
旅とスケッチ
トルコ/エジプト/イタリア/フランス/イギリス/スイス/スペイン/インド/アメリカ
あとがきの代えて1. アトリエのすすめ
あとがきの代えて2. Princeton




手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ
著者:手塚貴晴+手塚由比
発売日:2026年3月
仕様:A5判 糸かがり並製 両観音1セット 総256頁
定価:1,870円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-4071-2



グラフィック社
https://www.graphicsha.co.jp/


2026年3月3日火曜日

【 日本女子大学】百年館高層棟エントランスをリニューアル _デザインアイデアコンペ受賞作を実装 妹島和世氏が学生を直接指導

日本女子大学は、2026年2月16日(月)、目白キャンパス内にある百年館高層棟エントランスをリニューアルし、同日お披露目会を開催した。本リニューアルは、2024年度に開設された建築デザイン学部の記念事業の一環として進められたものであり、建築デザイン学部の妹島和世特別招聘教授を審査委員長として開催された「百年館高層棟エントランス デザインアイデアコンペティション」(2025年2月15日実施)に応募された全11作品のうち、最優秀作「潮流の場~滞留と対流~」のデザインを採用した。

受賞した学生2名は、妹島氏に加え、アドバイザーとしてコンペに参画し、実際の家具制作にも携わった卒業生の山口木材工芸株式会社とともに、約1年をかけて試作・検討を重ねながら、提案内容の具体化を行ってきた。百年館高層棟には大学の大半の事務部署や6つの学科の研究室が集まっており、このエントランスは本学の正面玄関に相当する重要な場所となる。
「潮流の場~滞留と対流~」設計内容
「潮流の場」とは、留まる人の滞在=滞留と、動く人の流れ=対流が交錯することで生まれる、常に変化し続ける空間を指す。水が岩にぶつかり渦や淀みをつくるように、このエントランスも利用者の動きに応じて表情を変えていく。滞留と対流がやわらかく共存することで、偶発的な出会いや交流を促し、新しい関係性が生まれる場となることを意図している。
「座る」「立つ」の2種の滞在行為を成立させるため、1人掛けベンチ、複数人掛けベンチ、ハイテーブルの3種類の家具をデザイン。合計13点をエントランスに点在させ、人の動きと活動を受け入れる空間構成をつくり上げた。

● 1人掛けベンチ
待合や作業など多様な用途を受け入れる家具。一般的な1人掛け椅子よりも広く、書物を広げる、荷物を置くなど様々な行動に対応する。2種類のベンチには水をイメージしたブルーの座面を使用。
● 複数人掛けベンチ
長期滞在を促すデザイン。「くの字」に曲げた平面により、
内側:複数人が賑やかに集う場
外側:一人で静かに過ごす場
を同時に成立させる。
● ハイテーブル
立ったままの作業やミーティングを可能にし、新たなラーニング・コモンズとして機能する。立位の自然な肘掛け高さである1000mmに設定。

■ 受賞学生コメント
● 苅部珠子さん(家政学部住居学科4年)
「意匠としての希望と、強度など実務的に求められる要件をすり合わせていく経験はこれまでになく、とても興味深く、また大きな学びとなりました。今回の貴重な経験を通して、自分が社会に出て建築に携わっていく姿を、より具体的に思い描けるようになったと感じています。」
● 武富零央さん(家政学部住居学科4年)
「今回、私たちの提案が当初のイメージにできる限り近い形で実現できたことを、大変うれしく思っています。提案を実物化できた機会は得難く、強度や納まりなど技術的な面では山口様をはじめ多くの方々に支えていただきました。心より感謝するとともに、大きな学びを得ました。今後、この場が使われ方の中で育っていくことを期待しています。」
※「建築デザイン学部」は「家政学部住居学科」を前身として2024年4月に開設。

■ 妹島和世 特別招聘教授コメント
「完成した家具の置かれたエントランス空間を目にして、『滞留』と『対流』という考え方がこの場所にふさわしいものだと、改めて実感しました。それぞれの家具はいろんな使い方に合わせて移動がしやすいため、並べ方によってエントランス空間が大きく変わります。『この場所にどのような空間をつくっていくのか』を学生たち自身が感じ、考えられる家具になっているのではないでしょうか。これからどのように使われていくのか、とても楽しみです。設計したお二人には、今後もものづくりに励んでいってほしいと思います。」

コンペレポート
https://www3.jwu.ac.jp/fc/public/architecture_and_design_special/05/index.html




2026年3月2日月曜日

【緑演舎】体験型ショールーム「res. base」オープン

グリーンプロデュースを専門とする緑演舎が手がける世界観を体感できるショールーム「res. base」が、武蔵小山にオープンした。約13年にわたり親しまれたグリーンショップTRANSHIP跡地に、フレンチレストランEmeを併設する形で新たな拠点として開設される。
「res. base」では、ネイチャーアクアリウムやパルダリウムをはじめ、水や霧を取り入れた多彩な水景演出を展示。また、全国各地から選りすぐった天然石を用いたオリジナルプロダクト、壁面や天井に特殊造形を施したグリーン演出など、緑演舎が培ってきたinterior landscaping & naturscape designの表現を間近で体験できる空間が広がる。




営業時間:月〜金曜 11:00〜18:00
※事前予約制(電話または問い合わせフォームより受付)
開放日:毎週水曜(祝日を除く)
※営業時間内は自由見学が可能
定休日:土日祝日
住所:〒142-0062 東京都品川区小山3-11-2-1F
電話:03-6421-6055
URL:https://www.ryokuensha.jp/showroom

※見学は予約制



社緑演舎(Ryokuensha Inc.)
https://www.ryokuensha.jp/

2026年2月27日金曜日

【tokono】京都の町家オフィスで初のポップアップストアを開催

国産材家具・雑貨ブランド「tokono」を運営する紅中は、2026年3月7日(土)から15日(日)までの9日間、同社京都オフィス1階の展示スペース「Gallery紅中」(京都市中京区・二条)にて、ブランド初となる期間限定ポップアップイベント「POP-UP STORE tokono×sasaki×Taisetsu Mokko」を開催する。

tokonoはオンライン限定で国産材の家具・雑貨を販売してきたが、今回が初のリアル店舗体験の場となる。画面越しでは伝わりにくい木材本来の質感や手触り、職人の技術を直接届けることを目的に企画されたもので、来場者は素材・意匠・クラフトの背景に触れながら、北海道・旭川を拠点とする2つの木工メーカー(ササキ工芸大雪木工)の製品を体感できる。


POP-UP STORE tokono×sasaki×Taisetsu Mokko
期間:2026年3月7日(土)〜3月15日(日)[9日間]
時間:10:00〜18:00
場所:株式会社紅中 京都オフィス
入場:無料



2026年2月26日木曜日

「KANADEMONO YOYOGI PARK」2026年2月27日(金)にグランドオープン


 KANADEMONOは、代々木公園に構えるショールームを全面リニューアルし、体験型拠点「KANADEMONO YOYOGI PARK」を2026年2月27日(金)にグランドオープンする。このショールームは、利用者から寄せられていた“実物を見て選びたい”という声に応える形で生まれた体験空間であり、予約不要で来場できる開かれた施設として位置づけられ、天板と脚の組み合わせが9,000通り以上に及ぶ同ブランドのカスタマイズサービスを、実物を見ながら比較・体感できる唯一の拠点となる。

ショールームの主な特徴
1|9,000通り以上のカスタマイズを構成する部材ラインナップを一望
THEシリーズを中心に、天板・脚など主要部材を壁一面に展示。
素材の表情、色味のニュアンス、触り心地を確認しながら選ぶことができる圧倒的なスケールの展示構成となる。※一部、常設していない脚は店頭で問い合わせ可能。
2|6つのスタイル空間で“自分の好み”を視覚的にイメージ
ミニマル、ジャパニーズミックス、ビビッドアクセントなど、多様なスタイルを6つの空間で再現。THEシリーズのシンプルなデザインを基盤に、同一アイテムでも全く異なる世界観を表現できることを示す展示構成となっている。
3|【New】VRで空間シミュレーション
家具の設置イメージが、その場で体験できるVR機能を新たに導入。
組み合わせを迷う利用者に向けて、スタッフが素材選びやサイズ検討をサポートする体制を整えている。



KANADEMONO YOYOGI PARK
東京都渋谷区代々木5-7-5 Portal Point Yoyogi-koen 1F
営業日:平日(火曜除く)、土日
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜日




KANADEMONO

2026年2月25日水曜日

【AERA】日本の伝統素材・桐と職人技に焦点を当てた新作チェスト「KIRIDANSU」を発表

日本発のインテリアブランドAREAは、日本の伝統素材・桐と職人技に焦点を当てた新作チェスト《KIRIDANSU(キリダンス)》を発表した。

この新作には、古くから日本に受け継がれてきた「箪笥と記憶」の文化が息づいている。かつて日本では、女性が嫁ぐ際に一竿の箪笥を携えて新しい家へ入る慣習があり、子が生まれるとその箪笥を譲るなど、土地によってさまざまな形で親から子へと受け継がれてきた。AREAのヘッドデザイナー・野田豪氏は、ニューヨークの店舗から新作チェストの依頼を受けた際、この伝統を現代へ再解釈したチェストを制作したいと考えたという。
母から譲り受けた箪笥を開けるたび、ほんのりと漂う樟脳の匂いに記憶が呼び起こされる——そんな情景を、次の世代へもつないでいく家具。箪笥という器に重ねられた愛情や時間が、人々の宝物となるような存在を目指した作品となっている。

野田氏は、日本の伝統的な桐箪笥をそのまま踏襲するのではなく、現代的な解釈を取り入れてデザインした。直線的なシルエットに対し、各所に柔らかな丸みを与えることで、モダンでありながら母性を感じさせる温かみを宿す形状へと仕上げている。
取手には真鍮無垢材を採用。触れない部分は燻むように深い色合いへ変化し、よく触れる部分は金色の輝きを増す。緑青が生まれるほどの長い年月をかけ、家具本体と共に美しい経年変化を楽しめる点も魅力となる。





AERA