タカショーデジテックは、和の屋外照明ブランド「yomosugara(よもすがら)」の新製品「Suiren(スイレン)」シリーズを8月31日に発売した。
「yomosugara」は、日本の原風景や自然観を現代の照明デザインとして再解釈することを目指して立ち上げられたブランドだ。ブランド名は万葉集にも登場する古語「よもすがら」に由来し、「夜通し」「一晩中」を意味する。昔の人々が夜の時間の中で風景や人に思いを巡らせた豊かな時間を現代に取り戻したいという思いが込められている。
同ブランドが着目したのは、日本人が古くから親しんできた自然の光だ。夕暮れから夜へ移り変わる薄暮の明るさや、水辺に映る月明かりの揺らぎなど、自然と共にある穏やかな光をモチーフに据える。海外のランドスケープ照明に見られる装飾性や強い存在感とは異なり、周囲の環境に静かに寄り添う光によって、心地よい夜の風景を生み出そうとしている。
「Suiren」は、水面に浮かぶ睡蓮の葉をモチーフにデザインされた照明シリーズで、透明な層に包まれた灯具が、まるで水に覆われたようなみずみずしい表情を生み出す。高さや大きさの異なる3タイプを展開し、複数を組み合わせることで自然な高低差とリズムをつくり出せるのが特徴だ。植栽や水景、アプローチ空間などに配置することで、庭園の中に溶け込むような情景を演出する。
「yomosugara」は和風空間だけを対象としたブランドではない。日本的な自然観や光の捉え方をベースにしながらも、ホテルや商業施設、住宅など幅広いランドスケープ空間への展開を想定している。海外の設計者やデザイナー、日本文化への関心が高い層を主なターゲットとし、日本発の屋外照明ブランドとして海外市場での展開を進める考えだ。
タカショーデジテック




















