2024年7月26日金曜日

TOPPAN バーチャル空間での3Dシミュレーションプラットフォーム「MiraVerse(R) Core」で「公開用Webサイト制作機能」を提供開始

TOPPAN株式会社は、Webサイト上でバーチャル体験ができる「MiraVerse(R) Core」新機能として「公開用Webサイト制作機能」の提供を、2024年7月より開始した。本機能により、「MiraVerse(R) Core」を利用する企業は、簡単な設定だけでシミュレーションを公開できるようになり、導入時のコストを大幅に低減することができる。

「MiraVerse(R) Core」は、Webサイト上で、企業の商品や空間を3Dデータで再現し、自由な視点・自由な組み合わせでのシミュレーションを提供するサービス。これまで利用企業が「MiraVerse(R) Core」を使ったシミュレーションサイトを公開するには、専用のJavaScriptプログラムを利用したWebサイトの構築が必要であり、コストが発生していた。「公開用Webサイト制作機能」の提供により、サイト構築にかかるコストを大幅に低減することでき、手軽にシミュレーションサイトを公開することが可能となった。

公開に必要なWebサイトとサーバーをTOPPANが提供。利用企業は「MiraVerse(R) Core」に3Dデータを登録し、公開設定を行うだけで、公開用URLを受け取ることができる。Webサイトで動作するため、ハイスペックPCは不要。

「公開用Webサイト制作機能」を用いて公開したWebサイトは、ヘッドマウントディスプレイや「Apple Vision Pro」などで、自由な視点移動、3Dデータの表示切り替え、色/材質の変更、3Dアニメーションの再生、キッチンの高さなどを直感的に確認するなどの、実物大のバーチャル空間を手軽に体験することが可能となる。

 ■ 価格

「公開用Webサイト制作機能」は「MiraVerse(R) Core」の基本価格に含まれる。

・サービス導入初期費  80万円~

・月額サービス利用料  60万円~

※ 価格は登録するデータ量や月間アクセス数によって変動。

※ 3Dデータ制作は別途費用が必要。

「MiraVerse(R) Core」詳細ページ:https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/miraversecore.html

2024年7月25日木曜日

AIを活用した革新的家具デザインサービス「カナエテAI」リリース

カナエテ株式会社は、ユーザーがキーワードを選択するだけで多様な家具デザイン画像を生成できるAIサービス「カナエテAI」をリリースした。

カナエテAIでは、デザインキーワードを多数用意し、ユーザーの選択したキーワードを反映した画像を生成できる。キーワードの組み合わせは1億通りを超え、さらには学習機能により2度同じ画像が生成されることはない、唯一無二のデザインになるという。



カナエテAIでは、専門的な知識や技術を持っていなくても簡単に使うことができる直感的な操作性を実現し、素材や形状、スタイル、カラーなど、多岐に渡るキーワードの中から自分の「欲しい」を選択していくだけで、AIが好みに合わせたデザイン画像を生成できる。

 

カナエテ株式会社
 https://company.kanaete.jp/

カナエテAIサービスページ  


2024年7月24日水曜日

パナソニックグループ マンションリノベーション向けパナソニックバスルーム「MR」リニューアル

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、価格高騰・狭小化が進むマンション市場向けに、マンションリノベーション向けのパナソニックバスルーム「MR」を刷新した。

新築マンション価格の高騰や特に都心部で顕著な狭小化を背景に、中古マンションや空き家への注目が高まっており、2019年から展開しているマンション向けのパナソニックバスルーム「MR」をマンションリノベーション市場を対象に「シンプルで美しいバスルーム」をコンセプトに刷新した。 

本製品は、邸別に生産が可能な完全受注生産のため、ユニットバスの工事で一番時間を要する壁面の器具や金具を取り付けるための穴あけ加工を出荷前に工場で行うことで、現場でのトラブル回避やリノベーション市場で求められる施工時間の短縮(従来品約130分、MRシリーズ約80分。)を実現した。


問い合わせ先

住まいの設備・建材 お客様ご相談センター

フリーダイヤル:0120-878-093(受付9:00~18:00)

MRバスリニューアルのポイント:https://sumai.panasonic.jp/bathroom/new/

2024年7月23日火曜日

三菱地所設計 木質3Dプリントを用いて資源を循環させる生産システム『Regenerative Wood』を構築 プロトタイプ・パビリオンとコンセプト映像を三菱地所設計 本店エントランスに展示中

株式会社三菱地所設計は、当社デザインスタジオおよび木質建築ラボにて、建築や家具のデザインから施工までに至る、 木質3Dプリントを用いた生産システム『Regenerative Wood(リジェネラティブ・ウッド)』を構築し、そのプロトタイプと位置付けた、木質3Dプリント建築物「TSUGINOTE TEA HOUSE」を、三菱地所設計本店 総合受付に展示している。

新たな建築生産の手法として注目が集まるの3Dプリント技術。『Regenerative Wood』システムは、フィラメント(3Dプリンターで建築部材を出力する際に材料となる成形用の樹脂素材)に、木の製材加工時に生じる木粉を用いることで、 廃棄物をリジェネラティブ(再生可能)な素材とする、資源循環の試みとなる。

本システムにおける木質3Dプリント建築物は、あらゆる木材加工の工程で廃材として生じる木粉を原料に、3Dプリントの安定性を確保した独自の木質3Dプリント材料を製造。プロジェクト現場付近の木を用いて原料を輸送する際に生じるCO2排出を抑制したり、3Dプリント時に出力部材の小材化を図ることで一般の物流に載せ、人の手で組み立てられるようにするなど、 生産フロー全体での環境配慮を図っている。


2024年7月22日月曜日

ダイテック 施工管理アプリ「現場Plus/現場Plus TF」最新バージョンリリース~デジタル工事写真の改ざん検知機能に対応

株式会社ダイテックが提供する施工管理アプリ「現場Plus/現場Plus TF」最新バージョンをリリース、デジタル工事写真の改ざん検知機能に対応した。

デジタル工事写真と電子小黒板には撮影の省力化、写真整理の効率化などのメリットがある一方で写真改ざんのリスクがつきまとう為、国交省は信憑性確認(改ざん検知機能)を有する機器・ソフトウェアを利用するよう指針を出している。今回リリースした「現場Plus/現場Plus TF」はJ-COMSIAの改ざん検知機能に対応した。

改ざん検知機能を提供する「J-COMSIA」は、ソフトウェアを用いた施工管理業務の効率化を目指し、これらに関わる調査や要件定義、情報提供などを行うことで建設業界だけでなく国民生活の高度化を目指す一般社団法人。信憑性確認機能(改ざん検知機能)は、「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC 暗号リスト)」の電子政府推奨暗号リストに掲載されている機能。撮影後の工事写真に不適切な修正が加えられていないかを確認することができる。

 ■「現場Plus」製品紹介 

https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/

■「現場Plus TF」製品紹介

https://www.daitec.jp/catalog/genba/genbatf_01.html

■J-COMSIA公式HP

https://www.jcomsia.org/

改ざん検知機能に合格しているシステム一覧

https://www.jcomsia.org/kokuban/software/

 

2024年7月19日金曜日

「中野サンプラザ」3Dモデルを中野区ホームページに公開

2023年7月に閉館した中野サンプラザの外観と建築内部を計測した3Dデータが中野区ホームページに公開された。

中野サンプラザは2023年7月の閉館を機に、文化財としてアーカイブ化することを目的として、最新機器を使用して各種計測を行い3Dモデルを作成し、デジタルアーカイブとして後世に残すだけでなく、学術研究やバーチャル空間等、利用者の自由な発想によるさまざまな利活用を期待してオープンデータとして公開された。

中野サンプラザ外観、エントランス、コンサートホール、チャペル、レストランをレーザスキャナ等により計測し、3D点群データ(las形式。x、y、zの三次元座標の情報と色情報を持った点の集まりから構成されるデータ)を作成するとともに、点群データを基に、3Dモデル(ifc、nwc、nwd、glb形式)を作成。データの利用については、東京都オープンデータカタログサイト(外部サイト)でデータをダウンロードする。

3Dカメラで撮影された建物内部の360度ビューとドールハウスビューを見ることができる(2027年3月27日まで)

問い合わせ先:中野区文化振興・多文化共生推進係

電話:03-3228-8863

メール:bunka-tabunka@city.tokyo-nakano.lg.jp


「中野サンプラザ 3Dデータを公開します!」

https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kanko/city-promotion/Sunplaza_3D.html

東京都オープンデータカタログサイト

https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t131148d0000000154



2024年7月18日木曜日

第11回POLUS-ポラス-学生・建築デザインコンペティション 公開審査会 最優秀賞決定

  ポラスグループのポラス(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)は、埼玉県越谷市のポラテック本社ビルで、「第11回POLUS-ポラス-学生・建築デザインコンペティション」の公開審査会と表彰式を開いた。 

 


 

最終選考作品5組のプレゼンテーションを経て、最優秀賞は、芝浦工業大学 末松拓海氏・中林由香氏2人の共作「原子たちのための家」が、優秀賞には北海道大学大学院 茂崎秀祐氏・中野文氏の「自動記述的なカタチの重なり」が選ばれた。 

 

最優秀賞 「原子たちのための家」

優秀賞 「自動記述的なカタチの重なり」

 

 
 コンペは「個が際立つ新しいシェアのまち」をテーマに、応募総数610点から最優秀賞と優秀賞を各1点、入選を3点、佳作を5点選び表彰した。