野良犬のケンチク彷徨記
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2026年6月9日火曜日
【良品計画】「くつろぎを考えた木製アームレスソファ」の発売開始
2026年6月8日月曜日
【 The Chain Museum】元木大輔設計のGallery & Bakery Tokyo 8分で田島大介の個展を開催
The Chain Museumは、京橋の複合施設「Gallery & Bakery Tokyo 8分」で、田島大介の個展「無限虚無」を2026年6月20日から7月21日まで開催する。会期中は無休、入場無料。
本展は、緻密な描写と誇張された遠近法で構成される架空の巨大都市を主題とし、新作と既存作品を織り交ぜながら構成する。田島はケント紙にインクで描く手法を用い、膨大な建築物や構造体が密集する都市風景を極端なパースで描き出す。画面には無数のディテールが重層的に配置され、視線を奥へ奥へと誘導する構図が特徴で、鑑賞者に圧倒的な量感と空間的な広がりを同時に感じさせる。左右対称や整然とした秩序ではなく、増殖を続ける都市の断片群を積み上げることで、現代社会の不均衡なエネルギーを視覚化する点に意義がある。
2026年6月5日金曜日
茶室《カタラ庵》を出展 : UIA 世界建築家大会2026 バルセロナ・JIA 展示ブース
《カタラ庵》は「World Food Waste Tea House」プロジェクトの一環として構想され、世界各地で生まれる食料廃棄物を建材へと変換し、その土地の環境や文化に応答する新たな茶室を創出する試みである。
三菱地所設計の藤貴彰氏らが、これまでに《ベネチ庵》(ヴェネチア・ビエンナーレ2023)、《アラビ庵》(ドバイ・デザインウィーク2023)を制作・発表し、国際的な評価を得ている。
茶室を制作するにあたり、各地の緯度に基づいてパーツの形態を決定するアルゴリズムを構築。建材をつなげるパーツには、食料廃棄物を加工したコンクリート並みの強度を持つフードコンクリート(写真1)を使用し、利用する廃棄物や環境によって異なる茶室が生まれる可能性を持ったプロジェクトである。
2023年に制作された《ベネチ庵》では、ヴェネチアの経度から導かれた形態とイタリアの食品廃棄物であるパスタなどを建築材料として活用した茶室を生み出した。建材はすべてスーツケースに収まるサイズとすることで、自主運搬・セルフビルドを可能とし、輸送時のCO₂削減にも寄与した、サスティナブルなデザインがなされている
今回の出展会場であるカタルーニャ地域はワインやオリーブオイルの生産で知られる一方、大量の有機廃棄物が日々生み出されている。《カタラ庵》(写真2)はオリーブ搾りかすやコルクといった地域の素材を建材として利用することで、有機廃棄物を、土地の記憶や産業の痕跡を宿した資源として捉え、新たな建築へと転化するプロジェクトである。
■展覧会詳細
展覧会名(英):Catal-An Tea House, JIA Exhibition at UIA World
Congress of Architects 2026 Barcelona
展⽰⽇程:6 ⽉29 ⽇(⽉)〜7 ⽉2 ⽇(⽊)10:00〜17:00
※7 ⽉2 ⽇は14:00 まで
展⽰会場:DHub(Disseny Hub Barcelona)
B1F「Exhibition:
UIA Member Sections」
主催 :(公社)⽇本建築家協会 協⼒:藤貴彰(株式会社三菱地所設計)
協賛:⽇本オリーブ株式会社、⽇本化⼯機材株式会社、NORDIC STEAM 株式会社、株式会社三菱地所設計、寺岡オート・ドアシステム株式会社、株式会社松⽥平⽥設計、株式会社JR 東⽇本建築設計、株式会社ユニオン、郡リース株式会社、株式会社総合資格、⽇新⼯業株式会社、株式会社オクジュー、株式会社オカムラ、東リ株式会社、株式会社⼤建設計、株式会社安井建築設計事務所、株式会社東畑建築事務所(6 ⽉1 ⽇時点)
展覧会公式HP:https://uia2026bcn.org/
【エクシィズ】リサイクルタイルブランド「ecorevo(エコレボ)」の特別サンプルキットを「世界環境デー」に数量限定で無償提供
2026年6月4日木曜日
【サンゲツ】カーテン見本帳「2026-2029 AC」を発刊
同見本帳は、カーテンの役割を単なる装飾から、空間の可変性を叶える要素へと拡張する編集方針を掲げた点に特徴がある。サンゲツは、意匠性、機能性、環境対応を組み合わせた製品提案を通じて、住宅・非住宅の両領域での採用拡大を図る構えを示している。
2026年6月3日水曜日
【昭文社】 サグラダ・ファミリアの全貌に迫る! 『図解でスッと頭に入るガウディと サグラダ・ファミリアの世界』を発売
2026年6月2日火曜日
【山口産業】2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で建設に関与したクウェートパビリオンの一部を佐賀県に寄贈
山口産業は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で建設に関与したクウェートパビリオンの一部を佐賀県に寄贈し、佐賀県立産業技術学院(多久市)へ移設することで合意したと発表した。
こうした取り組みの背景には、万博施設の活用方法に対する発想転換がある。一過性のイベント終了後、施設を解体または保存するだけにとどめず、地域社会の中で継続的に活用する方向へとシフトする動きが広がりつつある。山口産業は、万博で生まれた象徴的空間を地域に根付かせ、交流や創造を促す拠点として機能させることで持続的な価値創出につなげたい考えとみられる。人々が自然に集まり、関係性を築く場としての役割が期待されている。
同社にとっても万博事業は技術面での重要な経験と位置付けられる。国際的な舞台で培った施工技術や設計ノウハウを地域へ還元することで、自社の技術発展と地域振興の両立を目指す意図がうかがえる。産業技術学院を核として教育と産業、地域社会が交差する空間が形成されれば、人材育成や地域活性化への波及効果も見込まれる。
万博後の施設活用は全国的な課題の一つとされており、民間企業と自治体が連携して再活用を図る今回の取り組みは、その一例として注目を集める可能性がある。山口産業は万博の成果を地域で継承し、新たな価値創造の拠点として機能させることで、多久市から次世代に向けた展開を見据える動きとなりそうだ。






















