野良犬のケンチク彷徨記
建築情報サイト『KENCHIKU』http://www.kenchiku.co.jp/ のブログです。建築系コンペ・イベント情報や建築作品等を掲載しています。 新製品情報やコンペ・イベント情報、建築作品等の情報をお待ちしております。 下記メールアドレスまでお送りください。 info@kenchiku.co.jp
2026年4月23日木曜日
【ワークスタジオ】繊維廃棄物を「都市森林」と捉える資源循環インフラを始動
2026年4月22日水曜日
【新潮社】名建築と青春が交差する漫画「ブループリント」連載開始 監修はクマタイチ
作中では、「地震に強い建物とは何か」「建築と建設の違いとは」「現代住宅の原型はどこにあるのか」といった、建築を学ぶ上で避けて通れないテーマが物語の軸として描かれる。専門的になりがちな題材を、登場人物の成長や葛藤と重ねながら描くことで、建築に詳しくない読者でも自然に理解できる構成となっているのが特徴だ。
また、本作の大きな見どころの一つが、実在する名建築の登場である。沖縄の「今帰仁村中央公民館」(象設計集団・アトリエ・モビル設計)や、「国立西洋美術館」(ル・コルビュジエ設計)、「前川國男邸」(前川國男設計)など、日本建築史・近代建築を語る上で欠かせない作品が物語の中に登場し、建築の魅力をリアルに体感させる。
マンガを手がけるのは中井あさがお氏。『サテライト・サーチライト』で第75回ちばてつや賞一般部門に入選し、本作が初の連載作品となる。中井氏は「『週末、建築を見に行くか』と思ってもらえたらうれしい」とコメントしており、読後に実際の建築を訪れたくなるような作品づくりを意識しているという。監修には建築家のクマタイチ氏が名を連ね、専門的な表現や設定にリアリティを与えている。
新潮社くらげパンチ
2026年4月21日火曜日
【小松ウォール工業】乃村工藝社と共同開発 可変型ユニットファニチャー「KICHI+」
製品コンセプトには「空間をワクワクさせる成長型の“基地”」という言葉が掲げられている。「KICHI+」は、働く人々の拠点となる“基地(KICHI)”として、使い手自身の発想や工夫によって空間を拡張しながら成長していく存在を目指す。棚板の高さは、オリジナルの「スナップボタン方式」により工具不要で直感的に変更でき、50ミリピッチでの調整にも対応する。レイアウト変更のたびに専門業者を頼る必要がなく、使用環境や用途の変化に柔軟に応じられる点が評価されている。
開発の背景には、乃村工藝社の社内研究開発組織「未来創造研究所」での問題意識がある。同研究所では、組織の成長や活動内容の変化に伴い、オフィスの改修や運用改善への投資が繰り返し発生している現状に着目。人が自然と集まりたくなる「場」を生み出すには、ユーザー自身の手で空間を組み替えられる可変性が不可欠であるとの結論に至ったという。一方、小松ウオール工業は、可動間仕切やトイレブースなどの分野で、長年にわたり空間を機能的に区切る技術を培ってきた。両社が検討を重ねた結果、収納性と可変性をあわせ持ち、空間に緩やかな境界を生み出せる「シェルフをベースとした什器」が最適であるとの認識で一致。小松ウオール工業の製作・施工技術と乃村工藝社のデザイン思想を融合させることで、「KICHI+」は具体的な製品としてかたちになった。
製品サイズは幅2400ミリ、高さ2400ミリ、奥行き1260ミリで、一般的なパーティションと同等の高さを持ちながら、存在感を抑えたプロポーションを実現している。天板にはシナ合板、フレームには焼付塗装を施したスチールを用い、無機質になりがちな執務空間に温かみを添える構成とした。棚一段あたり100キログラムの耐荷重を確保するなど、業務用途にも十分配慮されている。
2026年4月20日月曜日
【 イカロス出版】建築史家・倉方俊輔による旅先で建築を楽しむための一冊『建築を旅する 歴史と地域を楽しむ「建築ツーリズム」のすすめ』を発売
建築史家の倉方俊輔氏による新刊『建築を旅する 歴史と地域を楽しむ「建築ツーリズム」のすすめ』が、イカロス出版から、2026年4月15日に発売された。本書は、おとなのワンテーマシリーズの一冊として刊行され、建築を目的に旅をする楽しみを体系的に伝える内容となっている。
本書の最大の特徴は、北海道から沖縄まで日本全国を網羅し、「旅の目的としてぜひ訪れてほしい建築」60件を厳選している点にある。選者である倉方氏は、「建築とまち歩き」の分野でも知られる建築史家で、日本近現代建築史の研究と並行して、建築の魅力を社会に伝える活動を続けてきた人物だ。掲載されている建築は、幕末期から現代に至るまで、美術館や図書館、庁舎、ホテル、住宅など多岐にわたり、それぞれが建てられた時代背景や設計思想、地域との関係性を踏まえて紹介されている。
各建築の解説では、単なる作品紹介にとどまらず、なぜその場所に建てられたのか、どのような時間を刻んできたのかといった歴史的文脈が丁寧にひもとかれる。あわせて、周辺のまち歩きへと視線を広げるための鑑賞ポイントや、外観・内観の構成、装飾部に込められた意図など、現地で建築を味わうための視点も示されており、読者が実際にその場を訪れることを前提とした構成となっている。
イカロス出版
https://www.ikaros.jp/
2026年4月17日金曜日
展覧会『山田紗子展 parallel tunes』開催
4月16日よりTOTOギャラリー・間にて建築家、山田紗子氏の初の個展となる「山田紗子展 parallel tunes」が開催される。

2026年日本建築学会作品選集新人賞 発表
日本建築学会では、若手会員の作品発表を奨励し本会活動の活性化のために、2013年に「作品選集新人賞」を創設した。日本建築学会作品選集新人賞は、「作品選集」掲載作品の中で、応募年の4月1日時点で40歳未満の筆頭設計者を表彰するもので、第13回となる本年は、「作品選集2026」から22名の若手設計者を表彰することとなった。表彰式は2026年度日本建築学会大会(中国)で開催される。

立命館大学大阪いばらきキャンパスH棟 △
金澤 潤(㈱竹中工務店大阪本店設計部設計第4部門チーフアーキテクト)
田中はつみ(㈱竹中工務店大阪本店設計部設計第5部門主任)
(撮影:母倉知樹)

竹中育英会学生寮 △
熊谷 雄(㈱竹中工務店大阪本店設計部設計第4部門主任)
(撮影:鈴木文人)

狸上るビル △
千葉拓也(㈱竹中工務店東京本店設計部設計第2部門チーフアーキテクト)
(撮影:佐々木育弥)

ニコン 本社/イノベーションセンター △
中村恵理
(㈱三菱地所設計建築設計四部チーフアーキテクト)
沼田祐子(元 ㈱三菱地所設計/現 YNAS)
(撮影:島尾 望)

ジブリパーク △
西村拓真(㈱日本設計主管)
加藤瑞樹(㈱日本設計主管)
礒谷哲也(㈱日本設計主管)
(撮影:川澄・小林研二写真事務所)

深川えんみち △
長谷川駿(㈱JAMZA共同主宰)
内田久美子(㈱JAMZA共同主宰)
猪又直己き(㈱JAMZA共同主宰)
(撮影:楠瀬友将)

広州白雲駅 △
馬ま スーシュアン(㈱日建設計設計部門丁設計部アソシエイト)
手銭光明あき(㈱日建設計設計部門峰廣設計部)
(撮影:Mintwow/Yangmin)

山川藪文庫 △
籔谷祐介(富山大学講師)
北島陽貴(元 富山大学籔谷研究室/現 ㈱五井建築研究所)
(撮影:長谷川健太)






































