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2026年4月9日木曜日

難病者の社会参加をテーマにしたシンポジウム「『難病×はたらく』の未来をデザインする

 NPO法人両育わーるどと株式会社日建設計は、2026年4月7日(火)、インクルーシブデザインの実践拠点「PYNT竹橋」にて、難病者の社会参加をテーマにしたシンポジウム「『難病×はたらく』の未来をデザインする~ クリエイティブの力で“RDワーカー”の可能性を引き出す ~」を開催した。

ディスカッション「誰もが働きやすい職場・社会とは?をデザインから考える」には、日建設計より山梨知彦氏(日建設計チーフデザインオフィサー、シニア上席理事)、西 勇氏(日建設計インクルーシブデザイン研究チーム)が参加。RDワーカーを提唱する重光 喬之氏(NPO法人両育わーるど 理事長)、外崎 郁美氏(電通 クリエイティブ・ディレクター/コピーライター)とのディスカッションが行われた。

山梨氏は1回目の日本建築学会賞受賞後に発病、その後、新たな病気を発病し、病気と向き合うようになった。今回のイベントで自身がRDワーカーだと認識したとのこと。
山梨知彦氏、西 勇氏(左から)

ひとりひとりが何が出来るか、皆が働きやすくするためにどういう風なことができるかの問いに「多様性の時代と言われているが標準を設計するのではなく、個別解を数多く設計するかという時代になってきているのではないか。設計は将来ビジョンがあってそこに到達する予測するようなデザインの仕方だが、最近は状況を見て軌道修正することが大事になってきている。リノベーションすることで建築の魅力が増す。社会はそういう方向にきているのではないか。設計をして作って御仕舞でなく、建築が出来てから反省し、どうやって軌道修正をしていくかが重要になってきているのではないか。社会が健常者を含め、皆に合った設計をしていく時代でないか」と述べた。

会場には電通クリエイティブチームによるRDワーカーをテーマにした作品が展示され、各クリエイターより作品発表が行われた。

RDワーカーは“Rare Disease Worker”の略。Rare Diseaseは英語で「希少疾患」を指すが、RDワーカーにはIntractable Disease(難病)、Chronic Disease(慢性疾患)も含み、指定難病や難治性慢性疾患の人々を指す。RDワーカーとはそのような難病と共に働いている、働こうとしている人々の総称。

NPO法人両育わーるど:https://ryoiku.org/

2025年11月17日月曜日

【日建設計】社会課題解決プラットフォーム「PYNT竹橋」開設

 株式会社日建設計は、社会課題解決に向けた活動を行うプラットフォーム「PYNT」活動を行っている。これまで日建設計東京ビル「PYNT東京」(飯田橋)にて活動を行っていたが、新たに竹橋オフィス「PYNT竹橋」(パレスサイドビル内)を開設した。

「PYNT東京」を入口(人同士の出会い、コミュニティ化)として、「PYNT竹橋」は生まれたアイデアを社会実装へと導く出口(事業化、実践の場)として機能する。今年新たに実施したプログラム「FUTURE LENS」は、地域で活動する社会起業家3社に建築都市の専門家である日建設計社員が共に社会環境デザインを推進する。

PYNT竹橋はパレスサイドビル5階に開設。ロビーは皇居側から首都高速側までつながっている。通常はテナント区画で閉鎖されているので、両サイドがつながったのはパレスサイドビル初とのこと。

PYNT竹橋はインクルーシブデザインを採用。床材やテーブルは車いすの方が使いやすい材料や工法が取り入れられている。

車いすの利用者が使いやすいように机の脚を奥に配置
車いすの高さに合わせたカウンター
休憩室になる会議室
PYNT竹橋は以前は毎日新聞役員室とのことで、天井に使用されていた部材をカウンターに再使用されている。
託児室になる会議室やラジオブース、100人収容可能なワークショップスペースなど、PYNT竹橋では様々な人々と共創活動できるスペースになっている。
託児室になる会議室
ラジオブース
ワークショップスペース
日建設計では、全国各地にPYNTを設立、ネットワーク化することで日本全体の社会課題解決を推進する社会インフラとなることを目指す。
日建設計 共創プラットフォーム「PINT」:https://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html
株式会社日建設計:https://www.nikken.jp/ja/index.html