2024年4月26日金曜日

本日4/26より開催、WHAT MUSEUM「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」

寺田倉庫株式会社が運営する「WHAT MUSEUM MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2024年4月26日から8月25日まで「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」を開催する。
現存する世界最古の木造建築「法隆寺五重塔」から、現在開発中の月面構造物まで、建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当てた展覧会。2023年9月30日から2024年2月25日に開催されていた前期展から作品を大幅に入れ替えスケールアップし、100点以上の名建築の構造模型を展示する同館過去最大の建築展となる。GWや夏休みに向け、建築に関わる方から親子連れまで、模型を通して構造デザインの世界をわかりやすく紹介する展示内容。
▲「円相」滋賀県立大学 陶器浩一研究室
建築だけでなく身近なファッションやプロダクトに取り入れられている「構造デザイン」についても紹介。さまざまなファッションブランドともコラボレーションしている下田悠太氏の「膜テンセグリティ」の実物の展示を含め、これから注目の若手の構造家も紹介する。
▲「枕型多面体と高床が同時展開する滞在モジュール/月の縦孔のベースキャンプ 」
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 佐藤淳研究室、佐藤淳構造設計事務所
模型所蔵:東京大学大学院 新領域創成科学研究科 佐藤淳研究室

開催期間中には、展覧会に関連した書籍の出版や、トークイベント、パフォーマンスイベント、ワークショップなども予定。詳細は公式サイトにて。

「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」
会期:〜2024年8月25日(日)
会場:WHAT MUSEUM 1・2F(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:11:00〜18:00(最終入場17:00)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)
入場料:一般1,500円、大学生/専門学生800円、高校生以下無料

ACTUS 北欧の名作椅子と日本伝統技法の融合「CH24 DORO-ZOME SUMI(炭)」300脚限定発売

株式会社アクタスは、2024年4月26日(金)より、デンマーク家具デザインの巨匠ハンス・J・ウェグナーがデザインした名作『CH24(Yチェア)』に奄美地方に伝わる染色技法『泥染め』を施した特別モデル「CH24 DORO-ZOME SUMI(炭)」を300脚限定でアクタス直営店、ライセンスショップ及びアクタス公式オンラインショップにて限定販売する。

今回のCH24特別モデルに施される染色技法『泥染め』とは、世界で唯一鹿児島県の奄美大島に存在する、約150万年前の粘土地層由来の泥を使用した染色技法。奄美大島の泥には多くの鉄分が含まれており、草木に含まれるタンニンと反応することにより、深みのある色へと変化する。今回染色に使用された泥には、奄美大島土着の車輪梅(しゃりんばい)の化学反応した色素と炭が含まれており、この泥をCH24のビーチ材のフレームに数回塗布していくと、やや赤みがかった黒に近い色に仕上がっている。自然由来の色と染色方法によって、木目が生かされた他にはない風合いが生まれた。

CH24 BEECH DORO-ZOME SUMI ACTUS LIMITED

製品名/Carl Hansen & Son×ACTUS×TIMBER CREW

    CH24 BEECH DORO-ZOME SUMI

サイズ/W55×D51×H76×SH45cm

価格/ 11万2200円(税込)

*300脚限定

取り扱い店舗/アクタス・直営店、アクタス・オンラインショップ

*2024年4月26日(金)より販売開始

ACTUS【株式会社アクタス】

公式HP URL:https://www.actus-interior.com/

公式オンラインショップ:https://online.actus-interior.com



2024年4月25日木曜日

マウントフジ初の作品集『マウントフジアーキテクツスタジオ作品集』5月発売

グラフィック社は、原田真宏と原田麻魚が率いる「マウントフジアーキテクツスタジオ」、初の作品集、書籍『マウントフジアーキテクツスタジオ作品集 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO WORKS -2024』を、2024年5月に発売する。

「風景でつくり、風景をつくる」という言葉が示すように、形も、素材も、すべてその地域から見出すことで生まれた代表作「道の駅ましこ」(2016)をはじめ、「Seto」(2013)や「半島の家」(2018)、「Entô」(2021)など20年の活動の中から全10作品を厳選収録。

「振り返るより次の作品、と建築創作を続けてきましたが、活動をはじめてから20年目の区切りということで、初めて作品集をまとめることになりました。多くの写真を中心に、テキストと図面を加えて、これまでの私たちのデザインの旅路を再現したような本になったと思っています。」

____原田真宏


◆海辺の家 | Shore House (2013)
◆Seto(2013)
◆道の駅ましこ | Roadside Station in Mashiko(2016)
◆Entô (2021)

目次

m3/kg | おおきな家(2006)

海辺の家 | Shore House (2013)

Seto(2013)

道の駅ましこ | Roadside Station in Mashiko(2016)

立山の家 | House toward Tateyama(2016) 

松栄山仙行寺 | Shoeizan Sengyoji(2018) 

半島の家 | Peninsula House(2018)

A&A LIAM FUJI (2019) 

Entô (2021) 

STROOG社屋 (2022)

書籍情報

書名:マウントフジアーキテクツスタジオ作品集 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO WORKS -2024

著者:原田真宏 原田麻魚

発売日:2024年5月

仕様:A4ワイド判 短辺綴じ 並製 総184頁

定価:4,400円(10%税込)

ISBN:978-4-7661-3863-4

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4766138635/

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17857085/

【書籍に関するお問い合わせ】

株式会社グラフィック社

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-17

ホームページ:https://www.graphicsha.co.jp/

隈研吾監修スツール・木工特別体験「タテヨコナナメ」【駿府の工房 匠宿】

静岡市の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」に、建築家・隈研吾氏が監修したスツール 「タテヨコナナメ」を組み立てる木工体験が4月27日(土)より開始する。

最低限の構造で出来た本体と三本の木材パーツを用い、木材パーツの付け方で意匠と構造を考えながら唯一無二のスツールを制作する。

育てるスツール「タテヨコナナメ」

子供から大人まで楽しめる「育てる」スツールをデザインしました。最初は不安定なスツールが、木の材料を補強していくことで人を支えられる程に強く育っていきます。一本一本は小さく強度のない木をたくさん集めて強い建物を作る、日本古来の木造技術を学び体験できるスツールです。追加する本数や場所、タテ・ヨコ・ナナメの角度は自由に決められます。作る人によってそれぞれが全く違う表情の、唯一無二の椅子となります。 皆さんだけの特別なスツールを作ってみてください。 
<隈 研吾> 

駿府の工房 匠宿 木工特別体験「タテヨコナナメ」 

体験料金:¥22,000-(税込)

体験開始:2024/4/27(土) より

体験時間:14:30~(土日祝のみの開催・完全web予約制)

所要時間:約2時間

体験人数:4名まで

予約方法:3営業日前までのweb予約申し込み制

※保護者同伴にて小学生から体験可能/中学生は保護者同伴を推奨。

特設サイト:https://takumishuku.jp/tateyokonaname

イトーキ リサイクルマテリアルを上質なデザインに仕上げたフェルトチェア「Refelt(リフェルト)」を発売

株式会社イトーキは、リサイクルマテリアルを原料にしたフェルトチェア「Refelt(リフェルト)」を2024年6月3日(月)より発売する。

フェルト状のポリエステル繊維を3次元プレス成型した3D背座シェル仕上。脚フレームには椅子で一般的に使用されるものより細い直径12.7mmの高張力スチールパイプを採用。

背座シェルには使用済みのペットボトルを回収、再資源化した繊維を約50%含むポリエステルフェルトを採用し、従来のプラスチックモールドによるチェアパーツと比べて製造エネルギーとCO2排出量を抑えた。座クッションにも製造過程や製品使用後に発生するウレタン端材を粉砕し再成型したチップウレタンを採用している。

ボディタイプはシェルチェア(4本脚、キャスター回転脚)とハイスツールの計3タイプ、フェルト背座シェルカラーにはライトグレーとダークグレーの2色をラインアップ。脚カラーはサテンブラックとライトグレーの塗装仕上げに加え、特別色カッパーと、アルミポリッシュ仕上げも選択できる。

※企業向けの製品のため、一般向けの販売は現在予定無し。


【問い合わせ先】

株式会社イトーキ スマートオフィス商品開発本部 商品企画部

TEL : 03-6910-3910

株式会社イトーキ:https://www.itoki.jp/

2024年4月24日水曜日

日本宅配システム株式會社 戸建向け新型宅配ボックス販売開始。

日本宅配システム株式會社は、マンション向け「戸別宅配ボックス」に続き、戸建向けの「戸別宅配ボックス」新型モデルの販売を開始した。

今回発表の「戸別宅配ボックス」新型モデルは、“1世帯に1台の宅配ボックス”という新しいコンセプトのもとで誕生した。1日1つ以上の荷物が届くことを想定した3ボックス設計で、宅配便のほかに大型郵便を投函できるポストも配置。さらに門扉を隔てた両面仕様とすることで、「門扉を開けない新しい宅配受取」を実現し居住者の利便性を高め、戸建エクステリアの付加価値向上を目指す。


日本宅配システム株式會社: https://www.j-d-sys.com

2024年4月23日火曜日

学校法人日本女子大学が日本建築センターおよび隈研吾建築都市設計事務所と寄附授業に関する協定を締結

学校法人日本女子大学は、創立記念日となる4月20日(土)に、一般財団法人日本建築センター(東京都千代田区、理事長:橋本公博)および株式会社隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区、建築家:隈研吾)と寄附授業に関する協定締結式を行った。

今回の協定締結により、全学的なグローバル教育の推進に向けて、本学の基盤教育である「教養科目」に英語で行う寄附授業が今年度より新たに2科目設置された。この寄附授業では、受託した建築デザイン学部が共同して授業担当者の選定および授業内容を作成し、開講した。

(写真左から)日本女子大学 今市理事長、 日本建築センター 橋本理事長、日本女子大学 篠原学長 による協定締結

(写真左から)日本女子大学 今市理事長、 隈研吾建築都市設計事務所 隈氏、 日本女子大学 篠原学長による協定締結

■協定により設置される授業(教養科目)

「持続可能な社会と建築デザイン」(一般財団法人日本建築センターからの寄附による授業)

この授業では、持続可能な社会の構築は、分野を問わず取り組むべき社会課題であり、持続可能な社会を構築する上で建築や都市のデザインが果たすべき役割について英語で学ぶ。

授業担当は、本学家政学部住居学科の卒業生である有限会社コミュニティー・ハウジング代表取締役、一般社団法人住宅遺産トラスト理事の木下壽子氏。


「Self-Building Public」(株式会社隈研吾建築都市設計事務所からの寄附による授業)

この授業では、「公共空間はセルフビルドすることができるだろうか」という問いのもと、日本、世界において「公共」をつくりだしている人にレクチャーや対話を英語で行う。

授業担当は、TAILAND主宰、株式会社隈研吾建築都市設計事務所パートナーであるクマタイチ氏。