2017年6月16日金曜日

日台のクリエイティブをつなぐ”泊まれるギャラリー”NIBUNNOがオープン

6月9日、”泊まれるギャラリー”をコンセプトとした複合施設NIBUNNOの内覧会へ。
こちらは、4年限定の”泊まれるギャラリー”。自動車部品倉庫をリノベーションした施設には、宿泊部屋、展示スペース、ラウンジが揃っており、想像力に満ち溢れた空間に滞在し、施設内ににちりばめられた素敵なクリエイションと出会うことで、身の回りのモノ・͡コトから豊かな美を育むきっかけとなる今までにない宿泊体験を味わうことができる。
▲地下1階、地上5階建て

NIBUNNOを運営するのは日本に拠点を構える台湾のデザイン事務所、BXG株式会社。代表の李章聖(リショウセイ)氏、アートディレクターの林唯哲(リウィンツ)氏、マネージャーの許庭嫚(シュティンマン)氏の台湾人3名により2016年に設立した。

設計を担当したのは、日本と台湾の2拠点で活動を行なう建築家の虎尾亮太氏(虎尾+謝建築設計)。隈研吾建築都市設計事務所で設計室長として多数のプロジェクトを担ってきた虎尾氏とBXGのメンバーが意見を出し合いながら空間を作り上げた。実はこちらの建物は、地域の再開発により、2020年には取り壊しが決まっている。4年後には更地に戻るということを逆手に取り、時の経過を表現した”二分の(NIBUNNO)”を、設計コンセプトとして打ち出すことで、空間デザインの既成概念を打ち破り、空間の解体を半分にとどめ、過ぎ去った残り半分の時間を表現している。
▲解体当時のようす。上半分だけが解体されているのがわかる

「”解体を半分にとどめる”という結論にたどり着くまでには、試行錯誤が続きました」と虎尾氏。ホテルとしての快適性と、アートのための空間を両立するために、解体の比率をどの程度にするべきか、ずいぶん悩んだのだそう。
 ▲FL+700の模型
 
▲FL+1000の模型
 ▲採用されたFL+1300の模型
▲FL+1600の模型

試行錯誤の結果、座ったときの目線の世界をぎりぎり囲うことができるという理由からFL+1300(およそ半分の比率)以上に限って解体することにした。この”1300”という数字は、本内覧会の告知ポスターのキービジュアルにも使用された。
また、解体していく中でたくさんの墨出しが見つかり、建築当時の職人さんたちの手の痕跡が見えてきたことから、あえてその痕跡を残すという見せ方を取っている箇所も。
▲そのまま残された墨出し
▲石膏ボードがむき出しの客室の壁
▲1階の大きな窓は配管用の穴を開けるための機械で
解体しながら作ったのだそう
 ▲本来はこのような配管のための穴を開けるための工具
 ▲ご覧の通り鉄筋もむき出しだ

こうして、東京タワーにほど近い自動車部品倉庫だったビルは、リノベーションにより、展示スペース、宿泊施設(2階、3階にそれぞれ1部屋ずつ)、デザインオフィス、ショップ、ラウンジなどの機能を備えた宿泊施設に。6階建てのビル全館で日本と台湾発のオリジナル作品を随時展示し、ゲストに日本と台湾のクリエーションの魅力に直接触れる機会を創出。まるでギャラリーの中に滞在しているかのような新しい宿泊体験を提供する。
▲施設のフロアガイド
▲レセプションにつながるエントランス
▲レセプションでは日台デザイナーの作品を販売
▲こちらは台湾版のSuica(ICカード)
洗練されたデザインで人気なのだとか

客室は2階と3階にそれぞれ1部屋ずつ。2階が日本人デザイナーの作品、3階が台湾人デザイナーの作品によって彩られており、作品は3か月に1回のペースで入れ替える予定だ。
▲上が2階で下が3階
展示されているアートも、照明や家具も異なる
▲2階の客室では石膏ボードがむき出しだったが
3階ではアート作品をはめ込んでいる
▲コンパクトなスペースに対応すべく考案されたトイレのドアは
なんとL字型のまま開く。この不思議な感覚はぜひとも体感していただきたい
▲5階のラウンジのようす
5階だけは構造の都合で白とグレーのコントラストが逆になっている
▲5階ラウンジのベランダからの眺望
各部屋からも窓越しに東京タワーが見える
▲各階の案内灯もかわいい

日本と台湾がそれぞれ培ってきたデザインやアートの底力を、かねてより海外に向けて発信していきたい考えを温めてきたというアートディレクターの林氏は、東京藝術大学在学中に日本文化に衝撃を受け、お互いの良さを伝えたいと考えるようになったという。また、台湾には日本のデザインを紹介する常設の施設が多く存在しているが、その逆は少ないのだとか。そこで、”発表の場”づくりに挑戦したいと考え、本施設の立ち上げに至ったのだそう。「クリエイティブ業界における日台の交流を深めていけたら」と林氏。

また、地下のギャラリースペースでは、日本と台湾のクリエイティブ交流を図るイベントや展示を次々と仕掛けていく予定。3月のプレオープン以降、ゲストはエアビーアンドビーとして利用する海外の方が多いとのことだが、もちろん日本人も宿泊が可能だ。本オープンをきっかけに、ぜひ訪れてみては?





■NIBUNNO
所 在 地 :東京都港区東麻布1-8-2
電話番号:03-6823-2496
https://www.facebook.com/nibunnoroom/

2017年6月15日木曜日

B&B Italia OUTDOOR Collection New Design 2017

6月8日、2017年に発表されたB&B Italia OUTDOOR Collectionのプレス発表会へ。

2007年のコレクション確立から10年が経ち、美しく、心地よく、思いのままに過ごせるアウトドアリビングへの探求を続け、ますます拡充を続ける OUTDOOR Collection。
今回発表されたのはNew Design 2017の<RAY Outdoor Fabric><Gio>をはじめとした代表的なアウトドア製品の数々。会場となったショールームの1階には、紫外線や雨などの屋外環境に適した特殊素材と前衛的な技術によって完成した製品がズラリ。テラスやバルコニーに彩りを与え、類ない屋外空間を演出する。





また、ショールームの3階にもアウトドアコレクションのコーナーが。アルミニウムのフレームにポリプロピレン編みの”リボン”を採用した「RAY OUTDOOR FABRIC」や、アルミニウムのフレームに”ロープ”を採用した「RAY OUTDOOR NATURAL」など、屋外だけでなく、屋内でも使いたくなるデザインがそろう。
▲手前のダイニングテーブルのチェアには
ナチュラルチークと相性の良いベージュ色のウェビングリボンを使用
 
▲チェアやソファに使用する布地は、
防水や撥水など4つの性能から選ぶことができるそう


新作展示会は8月20日まで。
なお、6月30日までは17:00~19:00までAperitivoを開催中。イタリア語で食前酒を意味するAperitivoは、夕食前に軽く食前酒を飲みながら会話を楽しむイタリアの習慣でもある。OUTDOOR collection製品に座りながら、夕暮れの素敵なひとときを過ごしてみては?





■Go into the new season アウトドアコレクション展示会
会  期:~8月20日(日)
営業時間:11:00~19:00
定 休 日 :水曜日
場  所:B&B Italia Tokyo
     東京都港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE 1F,3F

2017年6月14日水曜日

「ローゼンダール コペンハーゲン ACT2.0」展示会

外苑前にあるサンワカンパニー東京ショールームにて、デンマークのライフスタイルブランド「ROSENDAHL COPENHAGEN(ローゼンダール社 コペンハーゲン) ACT 2.0」の新作展が開催。1987年に誕生して以来、世界の第一線で活躍する著名デザイナーとともに、革新的で洗練されたプロダクトを生み出してきた「ROSENDAHL COPENHAGEN」。2015年にファッションデザイナーであったDavid Andersen氏(デイビッド・アンデルセン)をクリエイティブディレクターとして迎えたことが転機となり、これまでのブランドアイコンとされてきたモチーフやアイテムを再解釈。「原点回帰」というテーマのもと生まれた、新たなプロダクトを紹介している。
会場のスタイリングはデンマーク文化への造詣が深いインテリアスタイリスト・作原文子氏が担当。
また同会場で、マルニ木工が作原氏が中心となり活動するプロジェクト“mountain morning”とのコラボレーションした「MARUNI60」限定スツール「マルニ60 Limited Edition Vol.2」を発表。ワークアイテムを得意とする作原氏がセレクトしたリップストップ生地とデニム生地を張った2種類のスタッキングスツ-ルに、クリエイターの内田洋一朗氏が”mountain morning”のカリグラフィーを施した特別仕様。さらに、サイドテーブルとしても使えるような板座スツールも数量限定にて発売する。
展示会は6/16(金)まで。

「空港をビジネスの拠点に」Regus expressが羽田空港第1ターミナルにオープン

6月6日、羽田空港国内線第1旅客ターミナル・マーケットプレイス5階にオープンした「リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナル」の内覧会へ。
▲フロントのようす

こちらは、羽田空港という世界各国、日本全国を往来するすべてのビジネスマンにとって最高のビジネスロケーションにオープンした、搭乗までの待ち時間や到着後すぐの商談、会議等に利用できるワークスペース。
▲本事業所の間取り図、広さは150坪ほど

運営するのは世界最大のレンタルオフィスプロバイダーであるリージャス・グループの日本法人、日本リージャス株式会社。レンタルオフィス、会議室、ビジネスラウンジとして利用可能で、中でも「リージャスエクスプレス」は、空港や駅、サービスエリアなど、移動手段として利用されるスポットに焦点を当てたブランドだ。

会議室は全部で5部屋。4名~最大18名まで収容可能で会議室はガラスで仕切られており、隣のようすが見えるようになっている。
▲4人用の会議スペース
▲6人用の会議スペース
▲普段は9人用のスペースとして仕切られている会議室も
仕切りを取り払いつなげれば18人用に
▲さらに、会議室やラウンジは事業所の外廊下側もガラスになっており
中のようすが見え、開放感のあるつくりとなっている
 
▲会議室の名前には空港らしく世界の都市の名前が
▲窓側のオフィスのようす
窓からは続々と飛行機が飛び立つ
 ▲窓側の部屋は2~4名用のセミプライベートオフィス
別会社の人と空間をシェアするコワーキングとしての利用も可能
▲こちらは1~2名用のプライベートオフィス

オフィスエリアは、壁紙等の内装の変更に加え、壁を取り払って大人数用に改装することも可能で、ある事業所では改装後、1社でワンフロアすべてを利用しているというケースもあるのだとか。

また、中央にあるビジネスラウンジには、電源、Wi-Fi、ドリンクが完備されており、ワークスペースの利用者は自由に利用することが可能。さらに、リージャスのメンバーシップである「ビジネスワールド」に加盟すれば、世界100ヶ国以上にあるリージャスのラウンジを利用することもできるようになる。
 ▲ラウンジの中央には飛行機の時刻表も
▲コピー機やドリンクサーバーも完備
▲窓側にはライブラリーもある

レンタルオフィス、会議室、ビジネスラウンジはいずれも1時間単位で利用でき、レンタルオフィスについては1か月単位での契約も可能。

羽田空港国内線旅客ターミナルを管理・運営する日本航空ビルデング株式会社は、第1旅客ターミナル5階エリアに、ビジネスパーソンをターゲットとした複合商業施設を開発するビジネスモールプロジェクトを進めており、リージャスエクスプレス羽田第1旅客ターミナルは、このプロジェクトの第1フェーズとしてオープン。今後は、2018年夏のグランドオープンに向けて『羽田で過ごしていただく』ための多様なニーズに応じた施設を順次展開していく予定だという。





■リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナル
所 在 地 :羽田空港国内線第1旅客ターミナル マーケットプレイス5階
面    積:約490㎡
営業時間:8:00~20:00
基本設備:オフィス部屋(37室)、ワークステーション(87室)、会議室(5室)
     高速インターネット回線、Wi-Fiほか
https://www.regus-office.jp/