2015年2月20日金曜日

21_21 DESIGN SIGHT「単位展-あれくらい それくらい どれくらい?」

21_21 DESIGN SIGHTで2/20より開催の「単位展-あれくらい それくらい どれくらい?」の内覧会へ。
単位をテーマとした本展は、多種多様なモノやコトの中にどのような単位があるのかを知り、実感することによって、モノがつくられたプロセスやデザインに対する考え方、さらには単位が生み出された文化や社会背景を見つめるきっかけとなることを考え企画。
単位というフィルターを通して、私たちが普段何気なく過ごしている日常の見方を変え、新たな気づきと創造性をもたらす展覧会。
リサーチは1年をかけて行われ、展覧会チームとしてデザイナーや建築家、研究者など異なるジャンルの10名が集まり、展覧会づくりを行った。会場構成監修は鈴野浩一氏(トラフ建築設計事務所)が担当。
展覧会の中の一部を紹介。

Giraffe's Eye
岡田憲一氏+冷水久仁江氏(LENS)、播本和宜氏+渡邉啓高氏(studio仕組)、劉功眞氏(LIUKOBO)
会場をはいってすぐのイントロダクションのスペースでは、展覧会設営の様子を会場の真上からビデオ撮影した動く地図(手前のインターフェースで拡大縮小可)で単位展がつくられていく様子を見ることが出来る。
りんごってどれくらい?
パーフェクトロン
装置の上でりんごの大きさを自らの手でかたちづくると画面にその大きさに近い球体(りんご、バスケットボールなど)が表示される。
速さの比較:マッハ1ってどれくらい? 情報の比較:1GBってどれくらい?
展覧会企画チーム/構成:菅俊一氏
イメージは出来ても目に見ることが出来ない「マッハ1」と「1GB」を映像化し体感できる。
21_21 DESIGN SIGHTってどれくらい? 
寺田尚樹氏(テラダモケイ
「21_21 DESIGN SIGHT」の1/100模型に、ボーリング場のレーンやテニスコートなど競技のフィールドを配置して大きさをあらわしている。1Fショップで1/100建築模型用添景セットも販売。
大工と曲尺
展覧会企画チーム/構成:AXIS+寺山紀彦氏(studio note)
会場の壁面には1cm~100cmまでのモノが並んでおり、いくつか抜けてるcmは募集中の表示が。
会場の1階スペースは、展覧会に合わせて無料開放。株式会社ナカダイによる、廃棄物を素材として捉えた他に類をみない量り売り「ナカダイ マテリアルライブラリー」ほか、展覧会チームの関連商品なども多数取り揃えている。
会期中はギャラリートーク、ワークショップの関連プログラムも多々あり。会期は5/31まで。

フジテレビデザインフェスティバル「テレビノヒミツ展」プレス内覧会

お台場フジテレビ1Fシアターモール内マルチシアターにて、第3回フジテレビデザインフェスティバル「テレビノヒミツ展」開催に先駆けて、プレス内覧会が開かれた。



同展は『もっとテレビ美術をしってもらいたい。楽しんでもらいたい。もっといろいろな人達と交流して、より広がりのあるデザインをしたい。もっとテレビ美術を目指す若者が増えてほしい』という思いから、2013年よりフジテレビにて開催されている。

第3回目となる今回は、『テレビ美術を通じてテレビをもっと楽しく見てもらおう』というコンセプトの下、昨年10~12月に放送されたドラマ「ディア・シスター」のトレーラーハウスのセットが展示されている。

内覧会では、フジテレビの美術デザイナー鈴木賢太氏が解説をしながら案内をしてくれた。

セットがどのように作られていくかを吹き出し型の解説付きで展示されている。







セットをつくる過程でエイジング(汚し)呼ばれる工程があり、経年変化しているリアルな感じを出していくのだという。


実際に撮影で使われたセットの中に入ることができるという貴重な体験もできる。
一般公開は3月1日(日)まで。詳しくは公式HPhttp://www.fujitv.co.jp/designfes/

2015年2月16日月曜日

シェアオフィス「WORK CLUB」ローンチイベント

東京・丸の内にあるHerman Miller Storeにて、シンク グリーン プロデュースハーマンミラージャパンランドスケーププロダクツの三社によるシェアオフィス「WORK CLUB」のローンチイベントが催された。




「機能をシェアする」仕事場から「人が集い、成果をあげる」仕事場へ

働き方が多様化する中、仕事場のあり方も変わってきました。単に机と椅子が並ぶオフィスから脱却し、働く人が成果をあげるオフィスづくりを行う企業も増えはじめています。

同様に、クリエイターや起業家など個人が多く利用するシェアオフィスでも成果を実感できることが
これからは求められると私たちは考えています。

空間・機材のシェアだけを主目的にするのではなく、利用する人々の創造性や生産性が高まる仕事場をつくりたい。

これまでシェアオフィスを運営してきた私たちThink Green Produceは、人々が快適に働くことを追求するハーマンミラー社、集いたくなる空間・場所を提案するランドスケーププロダクツ社とともに、人が集い働くことで、更なる成果に繋がっていく仕事場「WORK CLUB」をつくります。(配布資料より抜粋)



WORK CLUB」では、ハーマンミラーが提案する『人々のつながり、創造性、生産性、そして成功を生む、より自然で好ましいワークプレイス「Living Office」』の考えに基づき、人々の仕事の仕方を10種類の「働き方のモード」に分類し、利用希望者にどのような働き方のモードを重視していくかをヒアリングをした上で、利用者にとって最適なセッティングを提案していくというもので、従来の多くのシェアオフィスのようにただ場所を提供するだけではなく、デスクワーク+αの付加価値をつけて提供していくものだという。

10種の働き方のモードとセッティング

「WORK CLUB」のスペースイメージ


「WORK“CLUB”」と名付けられているのも、スポーツクラブのように鍛えたい筋肉に適したマシンを使うように、ただ働くだけではなく、そこで働くことで得られる効果に注目し、その仕事に適した環境で仕事をする選択があってもいいという考え方からきている。

現段階ではオープン日や場所は公表されていないが、今後の動向に注目したい。

2015年2月12日木曜日

パフ「Spring Exhibition 2015」

初台にあるパフのショールームにて開催の「Spring Exhibition 2015」へ。 春を彩るフレグランス商品、アーティフィシャルフラワー並びにインテリアアイテムの新商品を展示。
インテリアアイテムのクッションでは特に細かい刺繍の入ったものが人気とのこと。
前回、秋の展示会でも好評だったアロマティックの「デコラティブ・フレグランス」は、新たに飾るトレーや入れ物もあわせて提案している。
床に敷かれているデザインマットは、まだ販売日未定の商品だが手軽に空間の雰囲気を変えることも出来、耐水性もあるもの。もともとビンテージ風のプリントがされおり床にとても馴染んでいたので説明を聞くまで気付かなかった。種類も豊富にあるよう。
商品はショールームにて見ることができる。