ラベル SE構法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル SE構法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年5月27日水曜日

【エヌ・シー・エヌ】第21回重量木骨プレミアムパートナー総会 開催

 エヌ・シー・エヌは4月16日、札幌市内で「第21回重量木骨プレミアムパートナー総会」を開いた。独自の耐震工法「SE構法」の登録施工店632社の中から選抜された工務店64社で構成するネットワークを中心に、提携するプレカット工場や資材メーカーを含む69社、約150人が全国から参加し、2026年度の重点施策と今後の連携の在り方について認識を共有した。
重量木骨プレミアムパートナーは、「顧客の資産と未来を守る」を理念に掲げ、構造性能と設計自由度を両立するSE構法の価値を実務の現場で体現する工務店ネットワークとして位置づけられている。総会冒頭では、代表取締役社長の田鎖郁男氏が2025年度の取り組みを総括し、インフレや建築資材価格の上昇が続く環境下では、住宅を単なる消費財ではなく資産としてどう示していくかが一段と重要になるとの認識を示した。そのうえで、単独企業では実行が難しい領域について、ネットワーク全体で補完し合いながら推進する2026年度の強化策を提示した。

続いて、常務執行役員の中川勝人氏が、各社の競争力を底上げするための具体的な施策に言及した。人口減少や新設住宅着工戸数の減少、住宅価格の高騰といった厳しい市場環境に触れつつも、富裕層の増加や中古マンション価格の上昇といった動きも踏まえ、注文住宅の価値をどう伝えていくかが問われていると指摘した。その解として、「建物のデザイン」「重量木骨のブランド力」「金融の仕組み」「会社の永続性」という四つの視点を軸に、グループとして住宅の資産価値を高めていく方針を明らかにした。

また、会社の永続性を考える具体例として、創業120周年を迎えた阿部建設の事例が紹介された。6代目の阿部将也氏が登壇し、「継承と多角化」をテーマに講演を行い、事業領域の拡張や組織・人材への投資を通じて、伝統と変革を両立させてきた経営の考え方を共有した。長期視点に立った経営判断の積み重ねが、企業価値の維持につながることを示す内容となった。

総会の終盤には、SE構法の品質を下支えするプレカット工場のうち、安定した性能と品質で資材供給に貢献したランバー宮崎協同組合に感謝状が贈られた。設計や施工に加え、部材加工を含む供給体制全体が住宅の品質と資産価値を左右するとの認識が、参加者の間で改めて共有された。

住宅市場の先行きが不透明感を増す中、エヌ・シー・エヌは、構造性能を基盤とした住宅の資産価値を明確に打ち出すことで差別化を図ってきた。プレミアムパートナー制度は、その思想を実践する中核的な枠組みであり、今回の総会は、選ばれた企業同士が課題意識と戦略をすり合わせる機会となった。資産価値ある住宅の具現化に向け、ネットワークとしての取り組みが次の段階へ進みつつあることを印象づける場だったといえる。

■「第21回重量木骨プレミアムパートナー総会」概要
日 時:2026年4月16日(木)14:00~17:00
会 場:札幌プリンスホテル
式次第:・開会挨拶
・2026年度方針のご提案 田鎖郁男(エヌ・シー・エヌ 代表取締役社長)
・2026年度 施策とプロモーション 中川勝人(エヌ・シー・エヌ 常務執行役員)
・重量木骨プレミアムパートナー 事例発表
・優秀プレカット工場表彰
・閉会挨拶
 
■「重量木骨プレミアムパートナー」実績(2025年1月~2025年12月) 
・プレミアムパートナー社数:64社
・平均受注金額:56,322,464円(昨年比プラス6,700,000円)
・平均平米数(延床面積):139.15平方メートル(昨年比マイナス2.1平方メートル)



エヌ・シー・エヌ
https://www.ncn-se.co.jp

2025年12月3日水曜日

【エヌ・シー・エヌ】「SE構法」初の全階木造5階建て構造見学会を開催 

エヌ・シー・エヌは、独自に開発した木造建築システム「SE構法」を採用した福岡市博多区の建設プロジェクト「(仮称)上川端ビル」の構造見学会を、設計・施工を担当するFDMと共催し、2025年12月19日(金)・20日(土)の2日間限定で開催する。
同ビルは、SE構法による初の全階木造5階建て店舗であり、都市部における大規模木造建築の活用モデルとして注目される。今回の見学会は、竣工後には構造躯体の公開ができないため、木造ラーメン構法による強固な構造を直接確認できる貴重な機会となる。中大規模木造建築を検討する設計者・施工者、脱炭素と事業展開の両立を目指す事業者に向けて広く公開される。

見学会のポイント
「SE構法」初の全階木造5階建て
見学会は、①解説付き構造見学会、②自由見学会、③ライブ中継によるオンライン見学会の3形式で開催。
都市型木造ビルの優位性
都市部特有の課題である工期短縮や狭小地での施工性向上を実現。さらに、支持層が地盤面下18メートルにある難条件を克服するため、建物の軽量化を図った。
環境への貢献
構造材・羽柄材を合わせ約100立方メートルの木材を使用し、建物全体で約50トンの二酸化炭素を貯蔵。FDMが提唱するスマートライフサイクルに貢献。
技術革新
5階建て対応の高強度耐力壁と高耐力柱脚金物を開発し、日本建築センターの構造評定を取得。これにより、標準システムで5階建てまで対応可能となった。

見学会概要
タイトル:「(仮称)上川端ビル」構造現場見学会
開催日:2025年12月19日(金)、12月20日(土)
開催形式:①解説付き構造見学会(各回定員20名)、②自由見学会(定員午前20名・午後10名)、③オンライン見学会(定員500名)
参加費:無料(予約制)
申込URL:各回専用フォームあり

解説付き構造見学会
開催日:12月19日(金)12月20日(土)11:00~12:30、13:30~15:00
内容:物件解説、SE構法概要説明、構造現場見学
申込:

自由見学会
開催日:12月20日(土)午前11:00~12:00、午後13:30~14:30
申込:

オンライン見学会
開催日:12月19日(金)13:00~14:00
Zoomによるライブ中継

物件概要
名称:(仮称)上川端ビル
所在地:福岡市博多区
用途:店舗
構造:木造(SE構法)、地上5階建て
延床面積:361.93平方メートル
設計・施工:FDM株式会社
構造設計:株式会社エヌ・シー・エヌ




エヌ・シー・エヌ

2025年5月28日水曜日

【エヌ・シー・エヌ】非住宅・木造建築フェア2025(東京ビッグサイト東1~3ホール) へ出展

株式会社エヌ・シー・エヌは、2025年6月4日(水)~6月6日(金)の3日間、東京ビッグサイト東1~3ホールにて開催される「非住宅・木造建築フェア2025」に出展する。

展示会では、厳しい法規制、建築コストの高騰、木造設計者・施工者不足など非住宅・木造建築市場の課題に対し、構造設計の技術と豊富な実績、構築した全国の施工店ネットワークなどから市場課題を解決するエヌ・シー・エヌグループの対応力について詳しく紹介する。

SE構法による大規模木造建築事例

■展示ポイント
〇大規模木造建築の企画から完成までのトータルソリューションを紹介
良品計画初の木造店舗として2024年にオープンした無印良品2店舗を事例とし、大規模木造建築の流れに沿ってパネルや模型・動画で解説。

〇大規模木造建築の最新加工・施工技術を紹介
エヌ・シー・エヌグループの強みである技術力を、特殊加工した木材の実物や模型の展示と共に紹介。本展示会ブースはエヌ・シー・エヌグループの広がり・繋がりを表現したものを社員が設計し、加工・施工はグループ会社の翠豊が担当。

〇システム化した独自工法「SE構法」の特長とバージョンアップを紹介
より強く、より使いやすく、コストダウンをした「SE構法 Ver.3」は、階高6m、延べ面積と最大スパンは無制限など大規模木造建築への対応を強化した。その強固な躯体模型、金物の実物などの展示。

〇エヌ・シー・エヌグループのDXのへ取り組みを紹介
エヌ・シー・エヌが開発中の設計・施工を支援するDXアプリケーションから、空間デザインを視覚化できることからクライアントへのプレゼンや、施工前のプランの問題点を防ぐなど、これからの大規模木造建築の現場で期待されるAR(拡張現実)の体験を提供。

 〇出展社セミナー
 木造ラーメンSE構法で実現する木造建築デザインと性能を解説!
 株式会社エヌ・シー・エヌ取締役常務執行役員 特建事業部長 福田浩史
 6月6日(金)12:30~13:00 ※講演会場5・無料
▼申込URL https://www.housing-biz.jp/












株式会社エヌ・シー・エヌ

2024年11月26日火曜日

【株式会社エヌ・シー・エヌ】「重量木骨island デジタル建築ギャラリー」を開設

 株式会社エヌ・シー・エヌ(は、全国各地の選び抜かれた66社の工務店「重量木骨の家プレミアムパートナー」(※1)が手掛けた「耐震構法 SE構法」(※2)による高級住宅ブランド「重量木骨の家」のウェブサイト上に「重量木骨island デジタル建築ギャラリー」を11月20日に公開した。

「重量木骨island デジタル建築ギャラリー」は、自由な設計が得意である「重量木骨の家」を検討する際に施主の参考となることを目的とし、見る人の空間体験をもとに、理想の住まいづくりのプランニングに役立てることが可能になった。

重量木骨island デジタル建築ギャラリーTOPページイメージ

■「重量木骨island デジタル建築ギャラリー」の特徴
リアルな住宅体験
360パノラマVRで住宅内部を歩く感覚で、生活動線をはじめ、空間全体のボリュームや家具の配置イメージ、壁の位置や窓の大きさなどをウェブ上で体感できる。

没入感や臨場感のある空間体験をウェブ来場者に与えることができ、図面だけでは把握しにくい要素を視覚的・身体的に体験していただけます。
 
実際の設計をもとにした展示
海辺の自然豊かな街をイメージしたバーチャル空間に、プレミアムパートナー(※1)が設計した7邸を配置。各邸宅には設計情報や工務店のURLがリンクされており、気になる住宅についてさらに詳しい情報を確認したり、相談が可能です。
 
構造躯体の可視化
「耐震構法 SE構法」の構造躯体イメージも360度VRで公開。完成後は見られない躯体部分を詳細に確認でき、安心・安全への理解を深めます。
 
エリアを超えた住まいづくりが可能
お住まいの地域外でも気になる工務店に設計を依頼できます。全国のプレミアムパートナーが連携するネットワークを活用し、共通の仕組みで性能と品質を確保。施工はエリア内の別の会社が担当します。
 
※1「重量木骨の家プレミアムパートナー」
全国から選び抜かれた66社の工務店が木造建築システム「SE構法」で建築する住宅のブランド。
※2「耐震構法 SE構法」
鉄骨造やRC造において主流であったラーメン構法を木造住宅に取り入れ、安全かつ便利に利用できるようにシステム化した当社独自の木造建築システム。



株式会社エヌ・シー・エヌ




2024年9月26日木曜日

【株式会社エヌ・シー・エヌ】SE構法による「無印良品」初の大規模木造建築がオープン


株式会社エヌ・シー・エヌが構造および環境設計を、関連会社である株式会社MUJI  HOUSEが設計施工を行う床面積2,000平方メートル規模の大規模木造建築店舗「無印良品 日田」が、9月26日にグランドオープンした。

無印良品 日田

「無印良品 日田」は、無印良品を展開する株式会社良品計画が、SE構法を採用した無印良品では「無印良品 唐津」に次いで2店舗目となる木造建築店舗(※1)でかつ、最高ランクの 『ZEB』認証(※2)を取得している。床面積2,000平方メートル以上の大規模建築、木造化、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスとなる『ZEB』認証の取得を同時に実現した物件は、国内初となる。
※1同じくSE構法が採用されZEB認証を取得した「無印良品 唐津」は9月6日にオープン済
※2『ZEB』認証
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)における評価。ZEBとは「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称。快適な室内環境を実現しながら建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことを指す。4段階のZEBが定性的及び定量的に定義されている。

無印良品 唐津
無印良品 唐津 架構図

■物件概要
名 称 :無印良品 唐津
建設地 :佐賀県唐津市
用 途 :店舗
構 造 :木造平屋建て(SE構法)
延床面積:2,430平方メートル
設計施工:株式会社MUJI HOUSE
構造設計:株式会社エヌ・シー・エヌ 特建事業部
オープン:2024年9月6日(金)
 
名 称 :無印良品 日田
建設地 :大分県日田市
用 途 :店舗
構 造 :木造平屋建て(SE構法)
延床面積:2,625平方メートル
設計施工:株式会社MUJI HOUSE
構造設計:株式会社エヌ・シー・エヌ 特建事業部
オープン:2024年9月27日(金)

 

株式会社エヌ・シー・エヌ  
https://www.ncn-se.co.jp/


2022年9月20日火曜日

SE構法による大スパン建築「DAICHI ISUMI」内覧会開催

2022年9月15日に千葉県いすみ市で、SE構法による「DAICHI ISUMI」の内覧会が開催

された。「DAICHI ISUMI」の設計は SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd の 谷尻 誠 氏、

構造設計を (株)エヌ・シー・エヌ 特建事業部 部長 の 大口 仁 氏が担当している。 



谷尻 氏は時間を見つけてはキャンプをすることが趣味であり、建築も設備もない自然の中

での体験を大変豊かに感じていた。なぜ外と内では同じ体験ができないのか。キャンプを

するとき、せっかく自然に来たのにゆっくりできる時間は少なく、テントの設営などに時間

をとられてしまうことは何とかできないのか。


そこで、自然の中の体験を建築を通して体験できるように、地方の豊かな自然を建築で

つなぐ事業「DAICHI」を立ちあげることとなった。今回の内覧会は「DAICHI」の第一棟目

となる住宅建築のお披露目であった。 




建築は雨風をしのげる程度に最小限の部材と最小限の設備で建てられている。壁をできる

だけなくすように部材がない状態から足していくように設計。空調設備はなくし、窓から

入る心地良い風、プールに溜めた水、暖炉の暖かい火など、自然のエネルギーを最大に

使った暮らし方を提案している。 



木造で建てたいという 谷尻 氏の希望のもと、今回採用したのはSE構法であった。SE構法は

木造のラーメン工法であるため大規模な2層吹き抜けと、約10mのスパンによる空間の中に

見える柱はなく、すっきりと仕上がっている。 



「DAICHI ISUMI」はSE構法により設計の自由度が増したことで、今回のコンセプトと

マッチし、自然と建築がうまく融合した住宅建築となった。 



「DAICHI ISUMI」 


   所在:千葉県いすみ市 

 主要用途:住宅 

構造/構法:SE構法 

   設計: SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd 

   施工:株式会社 セットアップ 

  SE施工:株式会社 E・M・LUMBER 

 構造設計:株式会社 エヌ・シー・エヌ 

 敷地面積:574.08㎡ 

 建築面積:148.18㎡ 

 延床面積:192.55㎡ 

   規模:2階建て 

 最高高さ:5,420mm 

   軒高:5,100mm 

   運営:株式会社 DAICHI