2023年2月22日水曜日

日建スペースデザイン「NSD のすっぴん展」開催中


NIKKEN SPACE DESIGN TRIAL LAB.にて「NSD のすっぴん展」が 2023 年 2 月 20 日か ら 2023 年 3 月 3 日まで開催している。

 デザインを考える際のアイデアの種や検討のプロセスを公開。顧客の要望や期待をデザイ ンに反映させ、どのように空間にデザインを落とし込んでいるか、実際のプロジェクトをベ ースに魅せる展示企画となっている。

 


会場に展示されたものの中には実際に触ることのできる展示があり、製品や作成過程がわ かる冊子などを手に取ってみることができる。 




併催 ZOOM ウェビナー「第 2 回 NSD Salon」では、月刊商店建築 編集長 塩田健一氏を モデレーターに迎え、「インテリアデザイナーの脳内をのぞく」と題し、NSD のビジョン 「デザインの力を信じ、全力で世界を豊かにする」をテーマに、実証性を本音で語る姿を見 ることができる。 




NSD のすっぴん展 


  開期:2023 年 2 月 20 日(月)~3 月 3 日(金)10 時~19 時(土日祝日は閉館) 

 入場料:無料 

  会場:NIKKEN SPACE DESIGN TRIAL LAB. 

     東京都千代田区飯田橋 3-6-5 飯田橋東口ビル1階 

アクセス:JR 飯田橋駅東口より徒歩1分 

     東京メトロ飯田橋駅(東西線/南北線/有楽町線) 

     都営地下鉄大江戸線飯田橋駅 A2 出口より 徒歩 1 分

NSDのすっぴん展 | 建築コンペ・イベント情報 --【KENCHIKU】

2023年2月21日火曜日

日本女子大学「建築デザイン研究科(仮称)」設置を発表


日本女子大学は、2024 年4月に日本女子大学大学院「建築デザイン研究科(仮称)」を新たに設置する構想について発表した。 

人⽂、理工、芸術を融合した総合学問である「建築デザイン」を追究する研究科として設置することで、学部から大学院まで継続性のある教育体制を提供する。これまでに著名な建築家を多数輩出してきた歴史、居住者の視点を重視する伝統を受け継ぎ、工学的な知識と併せて、より専門性の高い提案、実践ができるデザイナー、研究者、職業人の育成に寄与する。当研究科の設置は、本学の大学院としては、1996 年の理学研究科設置以来の新研究科設立となる。 

「建築デザイン研究科(仮称)」の情報については、詳細が決まり次第ホームページ等で発信するとのこと。(https://www.jwu.ac.jp/unv/) 


学校法人 | 日本女子大学 入学・広報部 広報課  


〒112-8681 東京都⽂京区目白台 2-8-1  

HP:日本女子大学 (jwu.ac.jp)

Facebook:@Official.JWU  

Instagram:@japan_womens_university  

Twitter:@JWU_official  

2023年2月20日月曜日

2022年度「JIA 新人賞」受賞者決定

2023年1月18 日(水) に2022 年度第 34 回「JIA 新人賞」受賞者が決定した。 

受賞者は、畑友洋氏(畑友洋建築設計事務所) 「甲陽園の家」と 千葉元生氏・山道拓人氏(ツバメアーキテクツ) 「BONUS TRACK」であった。 


 【2022 年度受賞者・作品名】(応募登録順)  

  

畑友洋(ハタトモヒロ)/畑友洋建築設計事務所 

「甲陽園の家」(コウヨウエンノイエ)





ツバメアーキテクツ / 千葉元生 + 山道拓人 

 「BONUS TRACK」 (ボーナストラック)  


千葉元生
山道拓人

Photo:山岸 剛 

Photo:morinakayasuaki 

2023年2月10日金曜日

新製品「 AJ Oxford Table Lamp 」「 Patera Ø300」2023 年春発売

 AJ Oxford Table Lamp 

アーネ・ヤコブセンが手掛けた《AJ オックスフォードテーブルランプ》を復刻発売。この照明は、1960 年代初頭、オックスフォード(英国)のセント・キャサリンズ・カレッジのためにデザインされた。タイムレスかつ美しく洗練されたデザインが魅力である。 


Patera Ø300

デンマーク人デザイナー〈オイヴィン・スロット〉が手掛けたモダンなクリスタルシャンデリア《パテラペンダントシリーズ》の最小サイズとなる Ø300 を発売。スモールスペースでもパテラの柔らかくダイナミックな光を実現している。 


オックスフォード AJ

Design:ヤコブセン・アーネ 

ランプ : E26 LED 電球 (白熱電球 40W 相当) 

仕上/材質:メタルシェードタイプ:ブラックメタルシェード+乳白色三層吹きガラス 

      ガラスシェードタイプ:乳白色三層吹きガラス 

サイズ: Ø220mm H280/410mm 

    1.8/1.9kg(メタルシェードタイプ)1.6/1.7kg(ガラスシェードタイプ) 

*未確定情報含む 

メタルシェードタイプ( H410mm ):¥139,700(税抜価格¥127,000) 

メタルシェードタイプ( H280mm ):¥123,200(税抜価格¥112,000) 

ガラスシェードタイプ( H410mm ):¥118,800(税抜価格¥108,000) 

ガラスシェードタイプ( H280mm ):¥102,300(税抜価格¥93,000) 



パテラ Ø300 

Design:オイヴィン・スロット 

ランプ:E26 LDE 電球(白熱電球 80W 相当) 

取付:引っ掛けシーリング 

材質/仕上げ:塩化ビニール/ホワイトマット仕上 

色:ホワイト 

サイズ:Ø300 H280mm(シェードのみ)H295mm(パイプ含む) 

全長:未定 

質量:0.8kg 

*未確定情報含む 

¥129,800(税抜価格¥118,000)

2023年2月7日火曜日

2025年大阪・関西万博「スイスパビリオン」発表


2023年2月1日に東京・スイス大使館にて2025年大阪・関西万博に出展する「スイスパビリオン」が発表された。 

「魔法の球体」と発表されたスイスパビリオンは、緑豊かな景観の中に 5 つの「球体」を埋め込んだ球体建築が印象的な設計となっている。シャボン玉をイメージした展示室のシェルは、軽量構造で支えられたフォイルで構成されており、重量は 400kg 以下と従来の建築物の 1%程度で、2~3台の運搬用自転車で運ぶことができる。空気のように軽い建築に仕上げた構造は万博史上最も軽い構造となった。このフォイルはリサイクル可能で、万博終了後は特別にデザインされた家具に加工される予定である。 


(左:石毛事務総長 右:サルチリ政府代表) 


 


2025年大阪・関西万博「スイスパビリオン」 


【計画・設計チーム】 

NUSSLI(二ュスリ) 

Manuel Herz Architekten(マヌエル・ヘルツ建築事務所)  

Bellprat Partner (ベルプラット・パートナー) 

Robin Winogrond(ロビン・ウイノグロンド) 

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab [D-lab] 

スタジオ AA-MORF  

2023年2月6日月曜日

DNライティング「オンライン展示会」開催


DNライティング株式会社は東京と大阪で開催したリアル展示会を2023年2月7日~3月10日までオンラインで開催する。毎年秋に行なっているDNL新商品発表会の内容をオンライン開催することは今年が初めてのことである。 



オンライン展示会では、「細く・曲がる・繋がるヒカリ」をテーマに、新商品を使用した具体的な設置事例を見ることができる。まだ見ていない方はもちろん、すでにリアル展示会に参加した方でも気になるあの照明器具はどんな仕様だったのかなど、好きな時間、好きな場所から、あらためて振り返ることができる。参加には事前の登録が必要となる。 

 


ON-LINE EXHIBITION 2023 


会期:2023年2月7日~3月10日 

会場:オンライン 

HP:DNライティング株式会社 (dnlighting.co.jp)

2023年2月3日金曜日

(仮称)恵比寿西一丁目計画

SALHAUS設計による9階建テナントビル

施主のサッポロ不動産はサッポロビールの系列会社。2020年3月の緊急事態宣言中に計画が開始。ポストコロナを見据えた新しい形のオフィスビルを目指した。構造は鉄骨の柱梁フレームの中にアーチ状の木造方杖架構を挿入し耐震性を向上させている。地震力のみに作用する方杖は耐火被覆が不要の為内装を兼ねることができる。当初は鉄骨構造だったが、打ち合わせ時に施主より木造でと希望が出たが、耐火木造だと非現実的となりこの形になった。地震力の大きさに応じ、低層階(1~5階)と高層階(6~9階)で異なる2パターンの方杖架構を設計。低層階はスパンごとに配置した集成材アーチに長手方向に流れる直線材ブレースを噛み合わせた架構、高層階は直線材の組み合わせて合掌状の方杖架構を構成。使用した木材は一般流通材を使用し、汎用性の高い技術の確立を目指した。また、内部空間で木造空間を作ることで建物の付加価値を上げることを目指した。

低層階室内(事務所スペース)
高層階室内(事務所スペース)
事務所スペースは両サイドに机、中心に作業スペースを設定している。
木造方杖構造体は構築鉄骨からファスナーを出し木造構造体を固定。

5階から6階にかけて階段が南北に切り替わりる。6階にはテラスと無人コンビニが設置され、他テナントとの交流の場になるよう設計されている。

テラス

インターオフィスの提案で家具のサブスクリプションを行った。使い方が想定されているのでこの空間に合った家具メニューを用意している。

サブスクリプション家具(例)

SALHAUS

2023年2月2日木曜日

「sanwacompany Art Award / Art in the House 2023」受賞作品決定


株式会社サンワカンパニーが主催する「sanwacompany Art Award / Art in the House 2023」の受賞作品が決定した。 本アワードでは、 人々のくらしをより良くする一つの方法として、 住生活とアートとの調和をご提案するべく、 「アートのあるくらし」をテーマとした作品を募集。 なお、 受賞作品は3月26日(日)までサンワカンパニー東京ショールームに展示している。 来館は予約が必須となっている。 


グランプリ:千本木 晴(Senbongi Haru) 

作品名「daily tool」 


サンワカンパニー社長特別賞:新 正春(Shin Masaharu) 

作品名 (左)「Bone, Skin, Texture」(右)「肌が触れ合う際に発生する斥力について」

 

All photo by Takuya Matsumi 

 

ファイナリスト入選:寺岡 波瑠(Teraoka Haru) 

作品名「不条理建築」 

ファイナリスト入選:細井 えみか(Hosoi Emika) 

作品名「Window II」 

ファイナリスト入選:LILY NIGHT(リリーナイト) 

作品名「Ontology of the Future」「Sphere」シリーズ 


 


sanwacompany Art Award / Art in the House 2023 作品展示 


【展示期間】 2023年1月20日(金)~3月26日(日) 17:00迄 

【会場】サンワカンパニー東京ショールーム 7F ※来館前に見学のご予約をお願いします。 

【予約フォーム】サンワカンパニー 東京ショールーム|サンワカンパニー (sanwacompany.co.jp)

【アクセス】東京メトロ銀座線「外苑前」1a出口より徒歩1分 

【特設サイト】sanwacompany Art Award / Art in the House 2023 受賞者決定!グランプリ展は3月26日まで | / ARTLOGUE

2023年2月1日水曜日

国際文化会館創立70周年映画『THREE ARCHITECTS』配信

創立70周年を迎えた公益財団法人国際文化会館では、「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた、持続可能な未来をつくることに貢献する」という使命を果たすべく、各種70周年記念事業を展開し、その一環として、70周年記念短編ドキュメンタリー映画『THREE ARCHITECTS』を製作した。 


・70周年記念短編ドキュメンタリー映画『THREE ARCHITECTS』はこちら 

70周年記念短編ドキュメンタリー映画『THREE ARCHITECTS』 - YouTube


【あらすじ】 

モダニズム建築の巨匠、前川國男、坂倉準三、吉村順三により設計された国際文化会館。港区名勝指定の日本庭園と見事に調和し、戦後モダニズム建築の傑作と称されるその建物は、終戦からわずか10年の1955年に竣工し、翌年、日本建築学会賞を受賞。本作では、若かりし頃にル・コルビュジエに師事し、アントニン・レーモンドと働いていた国際感覚あふれる3人の建築家たちが、当時の日本において、国際的な文化施設をつくるにあたり設計にこめたものを、様々な切り口から彼らを知る人々にたずねた。 

インタビューにはミナペルホネンのデザイナーで、日ごろから坂倉準三、吉村順三の建築に親しんできた皆川明氏。建築家で建築史家の藤森照信氏は、歴史的観点から設計の経緯を分析。青木淳氏は建築家ならではの知見で設計の意図を分析し、萬代恭博氏は建築家のバックグラウンドから解説、アナ・トストエス氏は国際的な観点から国際文化会館の建物の意義を読み解いた。 



70周年記念短編ドキュメンタリー映画『THREE ARCHITECTS』

 

上映時間:17分41秒 

出演:皆川明(デザイナー)、アナ・トストエス(建築家・建築史家)、 青木淳(建築家)、藤森照信(建築家、建築史家)、萬代恭博(建築家)※登場順 

監督:新山正彰 

撮影監督:小山一平 

言語:日本語・英語 

製作:Geek Pictures