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2026年1月21日水曜日

【STUDIO55】「One-Stop BIM! Gauss」で名建築を1時間で3Dデジタルツイン化 リノベーション市場の課題解決へ

株式会社グループで、建設DXおよびCG/VRソリューションを手掛けるSTUDIO55は、建築家・内井昭蔵氏の代表作「江原町の家」のリノベーションプロジェクトにおいて、最新の3D撮影技術を活用した実証を行った。同社が提供するソリューション「One-Stop BIM! Gauss」により、従来の現況調査に比べて作業時間を80%削減し、高精細なデジタルデータの生成に成功した。

本プロジェクトでは、通常5時間を要する現況測量をわずか1時間で完了。最新技術「3D Gaussian Splatting(ガウシアン・スプラッティング)」を用いて、複雑な名建築をデジタルツイン化した。図面のない既存物件でも、スキャンからBIM・図面作成・VR化までをワンストップで実現し、リノベーション市場における「図面不足」と「人手不足」という課題に対応した。近年、リノベーション案件では詳細図面が残っていない、あるいは現況と図面が一致しないケースが多く、設計初期の現地調査に膨大な時間とコストがかかっている。さらに、建設業界全体で人手不足が深刻化し、人力による測量の限界が指摘されている。本プロジェクトでも、効率的かつ正確な現況把握が大きな課題となっていた。

STUDIO55は、最先端のスキャン生成技術「3D Gaussian Splatting」を搭載したソリューション【One-Stop BIM! Gauss】を導入することで、SLAM式ハンドヘルドスキャナによる計測で、建物外観だけでなく庭の植栽や敷地の高低差まで含めた高精細な現況データを迅速に構築できるようになった。導入により、作業時間80%削減:従来5時間の撮影工程を1時間で完了し、BIM/CADへの即時展開:取得データからBIMモデルを作成し、設計に必要な「白図(現況図)」の出力が可能となり、高精細ビジュアルデータを共有し、関係者間のイメージ共有を円滑化するという。




2025年11月11日火曜日

【大林組】大林組、中規模木造建築の準耐火構造提案を支援する計算ツール「SynchroMOK™」を開発

株式会社大林組は、火災時および避難時の倒壊防止性能検証法に基づき、木構造の燃えしろ深さをBIMと連携して効率的に算出する計算ツール「SynchroMOK™(シンクロモック)」を開発した。
■ 背景:中規模木造建築の普及に向けた課題
現在、建築物の木造化は低層住宅で83.9%、低層非住宅で15.5%と高い割合を示す一方、中高層建築物では住宅・非住宅ともに0.1%以下にとどまっている(林野庁調査)。公共施設の建て替えや市街地再開発が進む中、これらの建築物を純木造で新築することは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて重要な取り組みとされている。
中規模建築物を純木造で設計するには、火災時や避難時に建物が倒壊しないよう、主要構造部に高い安全性が求められる。木材が燃える際に表面が炭化する深さ、いわゆる「燃えしろ深さ」の計算は、火災継続時間の算定を含む複雑な工程であり、これまで設計上の大きな障壁となっていた。

■ SynchroMOKの特長:BIM連携による省力化と精度向上
大林組が開発したSynchroMOKは、同社のBIM業務標準「Smart BIM Standard®」に基づくBIMワンモデルと連携し、設計情報から構造データを自動抽出。燃えしろ深さの計算を効率化する。避難情報として歩行距離や速度などを入力するだけで、必要な構造情報をBIMから自動取得し、短時間で計算を完了できる。例えば、延べ面積2,500㎡の5階建て建物では、従来約4時間かかっていた計算が、SynchroMOKでは約30分で完了。80%以上の省力化を実現する。なお、SynchroMOKは建築確認申請に使用可能であることも確認済み。

■ BIM連携による性能評価の高度化
SynchroMOKは、既存の性能評価ツール「SmartHAK®」「SHAREDTIK®」「SmoothSEK®」と同様にBIMワンモデルと連携。これにより、法的審査に必要な情報の抽出がさらに高度かつ効率的に行えるようになる。

■ 今後の展望:純木造化の推進と設計効率の向上
大林組は、SynchroMOKによる木造化実現性評価の効率化を通じて、中規模建築物の純木造化提案を推進。カーボンニュートラルの実現に貢献する方針を示している。
また、今後は自社開発の性能評価ツールとBIMパラメータとの連携をさらに強化し、設計作業の一層の効率化に向けた取り組みを進めるとしている。



株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp

2024年7月9日火曜日

AMDlab 建築設計者向けWebサービス「WEBBIM(ウェブビム)」提供開始

株式会社AMDlabは、建築設計者向けサービス 「WEBBIM(ウェブビム)」 の先行リリース版を提供開始する。

WEBBIMは、ブラウザで動作する建築設計者向けの作図ツール。先行リリース版では、建築のボリューム検討に必要な日影計算機能と簡易的な作図が可能。2024年7月からユーザー数限定での提供を開始し、利用申し込みは専用フォームから受け付けている。

BIMは導入時に高い費用と学習コストがかかり、導入後も円滑なデータ連携が難しいことが課題となっている。WEBBIM(ウェブビム)はブラウザ上で利用可能で、高価なパソコンを必要とせずに動作するため、導入コストを削減できる。先行リリース版では、専用ソフトを使用することが一般的な「ボリューム検討」を機能として備え、ボリューム検討時に作成した図面を建築設計段階でもそのまま利用できるため、図面の再作成は不要。さらに、「建物カルテ」に入力した情報も自動連携されるため、文書情報と設計図間の整合性を確認する手間が軽減できる。

主な提供機能

ボリューム検討機能(日影計算機能)

建築設計機能

提供機能紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=Gos4IE6DobQ

利用に関して

提供サービス WEBBIM(無償・ユーザー数限定公開)※特許出願中

対応ブラウザ WindowsOS: Edge, Chrome MacOS: Chrome

無償利用可能期間 2024年7月から2024年11月末頃まで

利用条件

・株式会社AMDlabとのオンラインミーティングの実施が可能な企業

・実案件で製品の導入が可能な企業

申し込み方法

https://ddddbox.app より申し込み。(担当者よりメールにて順次ご案内)


株式会社AMDlabについて

名称    :株式会社AMDlab

代表取締役 :藤井 章弘

設立    :2019年1月4日

所在地   :兵庫県神戸市中央区栄町通5丁目2-2-202

公式サイト :  https://amd-lab.com

2024年2月27日火曜日

配筋を360度カメラでぐるりと撮影、BIMと重ね合わせてPC上で計測・検査

前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区)、アクセンチュア株式会社(本店:東京都港区)、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区)の3社は、360度撮影可能なデジタルカメラを使い、建設中の現場を動画撮影した後、その動画とBIMを重ね合わせたデータ上で対象物を測距した静止画を切り出す技術を活用して、配筋検査システムの開発した。

360度動画とBIMの座標を揃える技術を駆使。現場の床等に出した基準墨などに沿ってマークを設置、BIM上でもこの位置を設定することで、360度動画に3次元モデルの重ね合わせを可能とした。重ね合わせ映像の中に仮想のスケールを配置させ、画面上で任意の位置での目視検査を可能とした。短時間のレクチャーで誰でも撮影でき、動画であることから、各部材の全体像の連続した記録が可能になる。

工事記録における工事写真は、現場で撮影した静止画である必要があり、360度動画から静止画を切り出すということが、当該「撮影方法」として是認されれば、現場における撮影の手間が削減されることが期待される。

前田建設工業では2024年4月を目標に、社内において全国展開を図る予定。