2022年12月22日木曜日

Seamless type LED SO4シリーズ受注開始

DNライティング株式会社(本社:神奈川県平塚市)は、湿度に強く防水性を備え、屋外や浴室照明に使える電源内蔵型照明器具SO4シリーズの受注を開始する。浴室や屋外使用に耐える保護等級IP65の高い防水・防湿性を持つ。塩害の影響のある場所でも使用できる重耐塩性製品の特注対応も可能。
ナロー配光タイプとワイド配光タイプの2タイプをラインナップ。2022年12月27日から受注を開始する。
SO4-LEDN(ナロー配光)
SO4-LED(ワイド配光)

2022年12月15日木曜日

オカムラオフィス「We Labo(ウィラボ)」オープン

株式会社オカムラは12月8日に「人と人が活かし合う」社会の実現に向けたオフィス

「We Labo(ウィラボ)」について記者会見を行った。 

「We Labo(ウィラボ)」とは、「人と人が活かし合う」社会を実現するために、個性と個性がつながり合うことで最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティが発揮できる働き方を実験・検証するオフィスのことである。 


新しい働き方や環境を実験・検証する働き方改革の実践の場「ラボオフィス」の一つとして、職種、地位、世代、ジェンダーなどの違いを力に変え、個性と個性がつながり合うことによって最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティを生み出す。オカムラはそれを「ウィデンティティ」と呼び、このオフィスを「We Labo」と名付けた。従業員一人ひとりが自分の個性を発揮でき、他者としなやかにつながりコミュニケーションを通して働きやすい環境をつくり、「人と人が活かし合う」働き方を目指している。 「We Labo」は3つのフロアで構成されており、部門・役職に関わらず、仕事の目的や内容に応じて最適な場所を選んで働くABWを実践し、3フロアから働く場所を選択できるようになっている。 26階「EYES 伝統と未来を見つめる目」

 



役員エリアを中心に、これからのリーダーの働き方やビジョンを照らし出すフロア。積み重ねてきた知見を時代の先端と掛け合わせ、未来につなげる空間となっている。 テーブルと天井がリンクした有機的な楕円によりフォーマルな空間に柔らかな印象をもたらした「Boardroom」や、部門や役職の違いを超え、誰もが気軽に交流できる自由なスペース「Hub Lounge」などを設けている。 25階「EARS 時代と人々の声を聴く耳」

 



健やかに働くことができ、チームが活発に機能し、良い仕事と良い成果を生み出すことを目指している。多様性を生かし、互いにアイデアの種となるインスピレーションを得られる空間となっている。

グリーンに囲まれた居心地のいいオープンスペースはゆるやかに仕切られたチームのための空間。個人が使用できるワークスペースとしても使えるようになっており、他部門の人とのコミュニケーションの場としても機能している。

24階「HANDS モノとコトを生み出す手」 一人で熟考する時間を大切にするとともに、感覚や感情を共有し合い創造的な発想を引き出す工房のような空間。 「We Labo」 所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート24~26階 オフィス面積:4445㎡ 入居部門所属人員数:約490名 ホームページ:株式会社オカムラ - オフィス家具、ストア什器、物流システム (okamura.co.jp)

2022年12月14日水曜日

「原広司 ー建築に何が可能かー有孔体と浮遊の思想の55年ー」展開催

文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島)にて「原広司 ー建築に何が可能かー有孔体と浮遊の思想の55年ー」が12月13日より開催される。これに先立ち12日に関係者による内覧会が行われた。
本展覧会では原広司+アトリエ・ファイ建築研究所から国立近現代建築資料館に寄贈された建築資料の中から、原広司作品の根源である「有孔体」と「浮遊」をテーマとした図面とスケッチを年代を追って展示している。
挨拶に登壇した原氏は「創作的な仕事に携わる者は新しいことをしなくてはいけない。」と述べた。
会場中央には本展示会の為に制作された模型と「伊藤邸」に実際に飾られていたオブジェが展示されている。
原氏が作成した伊藤邸模型

令和5年3月5日(日)まで

2022年12月13日火曜日

YAMAGIWA 「光を読む―Joy of Lighting Design and Books」開催


オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売を行う株式会社 YAMAGIWA は、2022 年 12 月 8 日(木)から 2023 年 1 月 31 日(火)までショップ・ショールーム「YAMAGIWA TOKYO」にて企画展示「光を読む―Joy of Lighting Design and Books」を開催している。



本展は、デザイナーや建築家にスポットライトを当て、手掛けた照明のデザインの過程に心遊ばせ、光とかたちを味わう展示となっている。書籍とデザイナーと照明で構成された優美な空間を体感することができるだろう。



倉俣史朗、フランク・ロイド・ライト、バーナー・パントン、アキーレ・カスティリオーニ、マイケル・アナスタシアデスなど、多くの名作照明のアーカイブを再解釈し、デザイナーや建築家の関連書籍を含めたシーン・スタイリングを黒田美津子氏が展開している。



また、YAMAGIWA が 1985 年から 1994 年まで発行していた雑誌『WAVY Vol.14』(1989 年発行)に掲載された倉俣史朗の貴重なインタビュー記事の抄録を先着 500 名様に配布している。





「光を読む―Joy of Lighting Design and Books」


会期         :2022 年 12 月 8 日(木)― 2023 年 1 月 31 日(火)

            ※水曜日・日曜日・祝日定休 ※入場無料

営業時間       :11:00~18:00

            ※12 月 8 日(木)のみ 17:00 まで

会場         :YAMAGIWA TOKYO

            〒105-0014 東京都港区芝 3-16-13 MARUWA ビル 3F

アクセス       :都営大江戸線「赤羽橋」駅から徒歩 4 分

            都営三田線「芝公園」駅から徒歩 6 分

書籍展示協力     :Artek

            FLOS Japan 

            Gallery Tamura Joe

            Joe Suzuki

            Kvadrat Japan

            LE KLINT

            Louis Poulsen Japan

            SEMPRE HOME

            SPIRAL

            Vitra

            Yudai Tachikawa

空間構成・スタイリング:黒田美津子(Laboratoryy)

光を読む―Joy of Lighting Design and Books | 建築コンペ・イベント情報 --【KENCHIKU】

2022年12月9日金曜日

タチカワブラインド新展示スペース開設

立川ブラインド工業株式会社は 12 月 1 日(木)、銀座ショールームおよび大阪ショールームに、オフィス・店舗・施設向け製品の展示スペースを新しく開設した。 

新たな展示スペースを設けることで、大型の再開発が続く首都圏や、2025 年に万博開催を控えている大阪市内を中心としたエリアにおける非住宅市場への対応強化を図っている。

  

銀座ショールームは住宅向けの製品を中心として展示を行っていたが、オフィス・店舗・施設といった非住宅向けに開発された製品を展示するスペースを地下1階に新しく設けた。 

手動で動かす従来型のブラインドや、電動で動かせるブラインドなど幅広い種類のブラインドを比較することができる。 

タチカワブラインドの製品は、光・視線・温度を快適に保つ工夫が多く取り入れられており、あらゆる場面を想定した、細やかな操作が可能である。またサイズはオーダーで決めることができ、範囲内の数値であれば対応可能とのこと。 住宅向けの製品は1階スペースに展示がされているため幅広い製品の中から用途にあった製品を見つけることができるだろう。 



タチカワブラインド 

WEBサイト:タチカワブラインド|窓まわりと間仕切りのインテリア総合メーカー|タチカワブラインド (blind.co.jp)


タチカワブラインド 銀座ショールーム  

場所:東京都中央区銀座8-8-15 青柳ビル  B1・1F・2F 

   JR・銀座線「新橋駅」より徒歩5分 

営業時間:10:00-18:00 ※ご予約はWEB予約で承っております。

休館日:月曜・祝日(※祝日が、土曜・日曜と重なる場合は営業)

     年末年始・ゴールデンウィーク・夏季休暇 


タチカワブラインド 大阪ショールーム   

場所:大阪府大阪市北区中津2-3-5 1F・2F 

   地下鉄御堂筋線「中津駅」より徒歩5分 

   阪急神戸・宝塚線「中津駅」より徒歩7分 

営業時間:10:00-17:30 ※ご予約はWEB予約で承っております。

休館日:日曜・祝日

     年末年始・ゴールデンウィーク・夏季休暇 

2022年12月5日月曜日

グッドデザイン・ニューホープ賞決定

 公益財団法人日本デザイン振興会(会長:内藤廣)が主催する「グッドデザイン・ニューホープ賞」最終審査・受賞祝賀会が12月3日東京ミッドタウンにて行われた。

グッドデザイン・ニューホープ賞は今年度より新たに設けられたものである。応募者は、個人またはグループとし、2022年4月1日現在で個人またはグループの全員が日本国内の各種専修専門学校・大学・大学院に在籍しているか、2021年6月以降に卒業・修了した者となる。応募者は・物のデザイン・場のデザイン・情報のデザイン・仕組みのデザインより応募カテゴリーを選択する。

一次審査により選出された優秀賞8作品受賞者による公開プレゼンテーション、審査員との質疑応答が行われた。

審査の結果、第3の家族(情報のデザイン)をデザインした奥村美香氏(法政大学)が第1回グッドデザイン・ニューホープ賞最優秀賞を受賞した。

第3の家族は、家庭環境に問題がありながら、既存制度の支援対象には該当しない「はざまの少年少女」が居場所を見つけるためのサポートプロジェクト。

公益財団法人日本デザイン振興会会長内藤廣氏は「これからは若い人のアイデアやしなやかさを活かせない企業は生き残れないと思う。とても良い企画なので、今後も続けてもらいたい」と述べた。

公益財団法人日本デザイン振興会

2022年12月2日金曜日

東京ミッドタウンに登場、nendoが手掛けるクリスマス装飾 「Glitter in the air」

六本木にある東京ミッドタウンで11/17~12/25の期間で「MIDTOWN CHRISTMAS 2022(ミッドタウン クリスマス)」が開催中。 館内では、デザインオフィス nendo が手掛けた空気(air)によって輝き(glitter)を生み出すクリスマス装飾「Glitter in the air」が登場した。 
ガレリアB1のクリスマスツリーを中心に、吹き抜けエリア・ガーデンテラスにも輝きを纏ったインスタレーションが展開。「光の粒子」が空中を舞い、ひとつの場所に集まることでツリーが生まれたような表現としている。
クリスマスツリーは、きらきら輝く光をかたどったように切り抜かれたパーツの集まって構成された、高さ7.5mの円錐型のツリー。
見ためシンプルなツリーだが、精巧なつくりで各パーツの裏には小型のファンが設置され、それぞれ個別に制御されている。約400台のファンが連動しながら風を送り、揺れながら動くだけでなく、特定のタイミングで風を受けることで静止することも可能に。また、一定の風量を継続して送ることで、パーツを持続的に浮き上がらせていたりもする。それらの動きを組み合わせながら、光のパーツは螺旋状に上昇する動きや、点状のランダムな動き、波紋のように広がる動きなど、さまざまな表情が生まれた。
▲デザインを手がけたnendoの佐藤オオキ氏
11/25に行られたプレス内覧会ではnendoの佐藤オオキ氏も参加。オーナメント装飾でもなくデジタル技術でもないツリーの見せ方で、ずっと見ていても心地よいものをつくりたいと思い、今回のツリーができたという。日本での商業施設内でのオブジェは初めてで、多くの人に楽しんでもらえると嬉しいと話した。
展示は、12/25まで。約5分の演出が2種類交互に繰り返されるようになっている。

2022年12月1日木曜日

慶応義塾大学にて建築特別公開イベント開催

2022年11月28日30日の3日間、慶応義塾大学にて建築特別公開イベントが行われた。

通常は公開していない演説、旧ノグチ・ルームの公開を含めた三田キャンパスを見学する

ことができ 



演説館は1875年に建てられた、木造2階建ての建物である。特徴的な外観は板瓦貼り


なまこ壁となっている。慶応大学一帯の三田山上は戦争の被害があったが、奇跡的に破損を


免れ1967年に国の重要文化財に指定されている。 


 



旧ノグチ・ルームは鉄筋コンクリート構造で建てられた第二研究室の談話室部分を移築した


ものである。彫刻家 イサム・ノグチ と建築家 谷口 吉郎 によって空間が生まれ、ノグチが


デザインした家具類や関連して制作された彫刻3体が残されている。建築家 隈研吾が移築


デザインを担当している。その他、キャンパス内に点在する建築や彫刻など戦前から残る


造形物に思いをはせることができるだろう。


 



2022年10月3日-12月16日まで同じく慶応義塾大学三田キャンパスのアートスペース


にて、アート・アーカイヴ資料展「XXIII 槇文彦と慶應義塾 II:建築のあいだをデザイン


する」が開催されている。建築物同士の関係性を重視した思想を持つ槇文彦による慶応大学


湘南藤沢キャンパスの計画について展示されている。三田キャンパス内にも 槇 文彦 設計


図書館、大学院校舎があるため併せてみることができる 


 

 



 


 

慶應義塾三田キャンパス 建築プロムナード ー 建築特別公開日 

 

アート・アーカイヴ資料展XXIII 槇文彦と慶應義塾 II:建築のあいだをデザインする