2011年11月30日水曜日

東京都市大学建築学科・如学会 建築100人展2011

今年で開催6年目になる、東京都市大学建築学科の卒業生の活動を紹介する「建築100人展」が11月20~22日開催された。また3月11日の東日本大震災についての展示「考・震災展」の併せて開催された。






21日には東京都市大学TCU世田谷祭シンポジウムプログラムとして「考・震災シンポジウム」が開催され、「考・東日本大震災 -わたしたちは震災から何を学ぶか?-」をテーマに、東日本大震災の特質と課題、復興まちづくりへの動きについての発表を行った。


22日には建築ジャーナリストの淵上正幸氏による「高松宮殿下記念世界文化賞の建築家たち-世界をリードするスーパースター・アーキテクト」講演会が行われた。

2011年11月21日月曜日

トステム財団 都市・建築セミナー2011

11月18日、トステム財団主催の都市・建築セミナー2011「フランシーヌ・ホウベン(メカノー):環境を構築する」が新宿明治安田生命ホールにて開催された。


1997年の「デルフト工科大学図書館」から進行中のプロジェクト「ウェイ・ウ・イン芸術センター」などの作品を動画をまじえながら話をされた。4回目の開催となる本セミナーは初の女性建築家によるもので、会場の女性から「女性として強みなどあったら教えてください」という質問もあがった。

2011年11月11日金曜日

JAPANTEX2011

社団法人日本インテリアファブリックス協会は東京ビッグサイト/西ホールにて、「第30回JAPANTEX2011」が開催された。(2011.11.9~11.11)
今回のテーマは「Good day,Good style ~インテリアで できること~
国内外から156社が出展した。
今回の展示ブースで目を引いたのが、東リブース。
ほとんどのブースが通路に対して直角に商品を展示している中、巨大な傾斜でブースを構成した。
この傾斜は、南禅寺の大屋根をイメージしたもの。


内部は展示ブースでとは思えない贅沢な作りになっていた。


来年発売予定の「発電床」床材の展示では、実際にLEDを点滅させることが出来た。(↓ここを踏む)


LEDが点滅(動画)


「発電床」床材は、外部電力を一切必要とせず一歩の歩行でLED100~200球の点滅が可能。

2011年11月8日火曜日

石巻・長清水・南三陸町

11月6・7日にLDSP復興支援フィールドワーク事前調査に同行した。
仙台から三陸自動車道を通り、北上川から太平洋に向かう。
北上川河口近くにかかる橋(先日再開通)横に多くの児童が犠牲になった大川小学校がある。

慰霊に訪れる人が絶えなかった。
被災前周辺には多くの住宅が建っていたが、今は瓦礫があるのみ。

北上町十三浜では橋が落ち、新たな迂回路が出来ている。




南三陸町


長清水


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海岸線は全て被害を受けていた。
現状は瓦礫撤去。石巻は漁港関連施設が再開。

震災から8ヶ月が過ぎ、復興へ向かって動き出したところもあるが、殆どの地区がその状態にまでいっていない。

2011年11月7日月曜日

TOTOギャラリー・間「311 失われた街 展」

TOTOが企画運営するTOTOギャラリー・間にて「311 失われた街 展」が11/2より開催。
今回は特定の建築家の展覧会ではなく東日本大震災3.11の展覧会。

被災前の街並みを再現した模型展示(「失われた街」の復元模型)と壁面に3.11が引き起こした「事実」の展示(「311 SCALE」)という極めてシンプルな展示の構成となっている。


3F会場


岩手県、宮城県、福島県の各都市から大きな被害を受けた14の街区2500㎡のエリアを1/500模型で復元。あわせて、土地柄・被災状況・地図・被災前後の航空写真が記載されている。


模型はいくつかの大学13の研究室が共同で制作したもので、細部のディテールまで丁寧に作り上げられている。


3Fガラス面には新聞社から借りた報道写真を投影。
中庭には水がはられている。


4F会場
奥部では「311 SCALE」をタッチパネル操作し、スクリーンで閲覧することができる。



展覧会は12/24まで。

2011年11月4日金曜日

トラフ建築設計 「ガリバーテーブル」

東京ミッドタウンで行われているデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」

芝生広場内にはトラフ建築設計事所による長さ50mの巨大なテーブル『ガリバーテーブル』が設置された。

緩やかな斜面の芝生広場に水平線を引くように設置されたテーブルは、高低差を徐々にテーブルの高さが変化し、場所によって天板がベンチやテーブル、屋根へと変わる。
当イベントは、11/6(日)まで。