2012年8月2日木曜日

国士舘大学 SUPER JURY Vol.29

国士舘大学建築学系の学生選抜作品講評会が7/28に同大学梅ヶ丘キャンパスにて開催された。建築学系の非常勤講師および専任教師に加えゲストの建築家を迎え入れ、公開で年2回行われている講評会。今回のゲストは入江徹氏(琉球大学准教授)、中田千彦氏(宮城大学准教授)、前田圭介氏(UID一級建築事務所)、室伏次郎氏(神奈川大学名誉教授)の4名。学部2・3年生および大学院1年生の計19人が作品の発表をした。
各学年の課題は下記の通り。
学部2年生「超都心に建つ、超高齢者の家」
学部3年生「あそびとまなびの交流幼稚園」
大学院生「東北沢の住まいと環境の設計」
設計の発表の他にも現在、意匠系研究室で行われているプロジェクトの活動紹介も行われた。国広研究室は8/24より開催される『新宿クリエイターズ・フェスタ2012』に出展予定。南研究室は1/1で学内にフォリーを作成するプロジェクトを進行中。8月には両研究室合同で福岡にてワークショップも行われる。

総評では、作品についての饒舌に説明するが課題のキーワードについて触れていくと言葉が詰まってしまう生徒が多い。出来てきている作品は良いものなのでプレゼンや言葉で伝えることを身につけて欲しいという指摘もあった。国士舘大学の卒業生でもある前田圭介氏は、自分たちの学生時代に比べて講師の先生も幅広く豊富になっていて建築を学ぶ環境が充実しているで、これからもたくさんの先生にアドバイスをもらいながらがんばってほしいと話した。後期は1月頃に開催予定。4年生の卒業制作の発表も行われる。

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