2025年7月14日月曜日

インテリアデザイン会社、CCD(Cheng Chung Design)東京事務所開設

深圳に本社を置く大手インテリアデザイン会社、CCD(Cheng Chung Design)の東京オフィス内覧会及びレセプションが6月23日に開催された。
CCDは、世界に1000名以上のスタッフを擁するインテリアデザインのリーディングカンパニーで、米国Interior Designが2022年に発表した「グローバルホテルインテリアデザインランキング」において第1位を獲得している。CCDの「Eastern Artistic Conception in the Western Form(東洋美術の概念を西洋様式で)」のデザインコンセプトは国際的に高く評価されており、2021年の「Gold Key Awards」と「アジアブランド500強」選出を含む200以上の最上級の国際デザインアワードを受賞。CCD は香港、シンガポール、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、上海、北京などの主要都市に拠点を構え、高級ホテル、ハイエンド住宅、商業施設など幅広い分野に革新的かつ多様なデザインソリューションを提供している。
香港・ニューヨーク・シンガポール・ロンドン・ミラノの事業所展開を経て、東京オフィスの開設に至った。

9F建てのビル一棟を活かした構成で(2Fマテリアルルーム、3-4Fオフィス、8-9Fラウンジなど)造作の家具を中心とした特徴的なオフィス。「和洋の共生」を核に内装設計したという。
▲ラウンジスペース
▲オフィススペース

2Fは犀照科技(RARITAG)が考案したマテリアルのインタラクティブ空間で、ひとつひとつQRコードで管理されたマテリアルが揃う資料室のようなスペースとなっている。インテリアデザイン分野の動向に基づき、世界中45万以上の素材が集まり、2000以上のトップサプライヤーとも連携し、AI技術を活用したインテリアデザインのプラットフォームをもとに「IDEAFUSION兆材云庫」を構築しデザイン業界に広く公開している。素材を直感的に選び、専用のタブレットにかざことでマテリアルの詳細情報が読み込めたり、類似製品が提示されたりするシステムがあり、プロジェクトごとに使用素材をまとめたり、チームで共有することも出来る。
IDEAFUSIONは社内の使用に限らず、現在業界全体に開かれているという。
現在、CCDは東京でいくつかホテルプロジェクトが進行中。社員募集も行っている。

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