2010年日本建築学会賞・作品部門 日本建築学会賞、2009年度グッドデザイン賞 グッドデザイン大賞、2010年BCS賞 BCS賞等、数々の賞を受賞した岩見沢駅舎。
今回、岩見沢駅舎を見学する機会に恵まれた。
朝、岩見沢に到着。外は気温2~3度と寒いが、ガラスに囲まれた駅舎は暖かい。設計者の西村氏から暖房はしなくても暖かいと伺っていたが、ここまで暖かいのは意外だった。
建物はPC、ガラス、鉄、煉瓦で構成され、窓を支える構造体に古レールを使用し、一部鉄道ファンの間で話題になったとのこと。
煉瓦はサイロ等で用いられた「小端空間積み」という積み方の表情を再現。小端空間積みを応用して、一部を透かし積みにし、煉瓦の間にガラスを埋め込む等、各所に丁寧な作りを見ることが出来る。
夜の駅舎。
連絡通路
パンチングメタルが自転車置き場の目隠しや連絡通路天井に使用されている。
連絡通路・階段
昼はお年寄りや子連れの主婦、夕方になると学校帰りの学生が集まり、センターホールは賑わいっていた。
地方の活性化を図るための仕掛けとして設計された岩見沢駅舎。
地元の人に愛され、地域活性化のという重要な役割を、ここに来て改めて感じることが出来た。
0 件のコメント:
コメントを投稿