2011年9月16日金曜日

「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展

21_21DESIGN SIGHTにて「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展が9月16日より開催される。9月15日プレスカンファレンスが開催された。



会場設計は坂茂氏。



坂氏は「最初にこの話を頂いたとき、大巨匠2人の作品をどう見せるか、これは難しい仕事だと思った。そしてここにペン氏の繊細なイラストとポスターを展示するにはどうしたら良いか考えた。ポスターとイラストを同時に見せたかった。しかし、ポスターの変化の流れにはイラストが邪魔になる。時代の流れをポスターで見せたい。そこで、白い壁を作り、ここにポスター、対面のコンクリート壁にイラストを展示した。お互いの距離が離れているので、ポスターとイラストを同時には見れないが、別々に見ることで新たな流れが見えてくる。
ペン氏オリジナル写真の展示には、ギャラリーと柱の間に壁を作り、新たな空間を作り出した。柱の間に写真を展示することで柱の間ひとつの空間として表現できた。」と述べた。
会場は坂氏の言葉のとおり、新たな壁で仕切られ、21_21DESIGN SIGHTとは思えない空間構成になっている。









ポスター・イラスト、ペン氏オリジナル写真展示の他、服作りからポスターデザインまでのプロセスをまとめたアニメーションや、プロジェクターによる写真の大画面投影が行われている。


アニメーション

アニメーションドローイング



会場には坂茂氏デザインの椅子が使用され、坂茂氏デザインの椅子に座りながら、二大巨匠の作品を見ることができる。





2012年4月8日まで。

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