TOTOが企画運営するTOTOギャラリー・間にて「長谷川豪展 スタディとリアル」が1/14より開催中。今回で139回目を向かえるギャラリー・間の展覧会だが、個展の中では一番若い建築家で長谷川氏にとっても自身初の展覧会。模型だけの展示でなく中庭には実施設計の鐘楼が建てられた。
3F会場
展示されている模型は1/100から大きいもので1/1まで様々な縮尺によって表現されている。各プロジェクトのスタディで最も重要な模型を、今回新たに制作。展示台も実は模型になっていて、3Fの展示台は「桜台の住宅」の4m角テーブルの原寸模型。周りに設置されている椅子に座ると実際の距離感・スケールを体感することできる。
「五反田の住宅」(2006)
「石巻の鐘楼」(2012)
中庭には5層の鐘楼が建てられた。
展覧会終了後、宮城県石巻市にある幼稚園に移築するというプロジェクト。 鐘の音が復興への希望の象徴となればとの願いが込められている。
会期中のギャラリー・間では3回(12:00・15:00・17:00)鐘が鳴る。
1F部分は縁側空間、2Fはバルコニー、3Fは大きな吹き抜けになっており鐘が設置されている。
鐘は長谷川氏自ら鐘探しの旅に出て見つけてきたもの。
内覧会の日は長谷川氏により初の鐘の音を響かせた。
4F会場
4Fの展示台は高さ1mになっており、「狛江の家」の庭部分の原寸模型。
「駒沢の住宅」(2011)
「森のピロティ」(2010)
2/10(金)には関連の講演会が開催される。事前申込制で申し込みは1/22まで。(詳細)
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