2017年3月9日木曜日

木場の集合住宅オープンハウス

末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.設計による、江東区木場の運河横に建つ集合住宅。
周辺は近年高い建物が増えているが、室内は思いのほか明るい。これは都心での悪条件化で最大の採光と通風を得るかを考え、アルゴリズムを用いた2916パターンから最適パターンを導き出した。
その結果、高層ビルの間から太陽が現れるわずかな方角に道路側開口部が向き、正面から見るとねじれた感じになっている。
このねじれにより夏の日射取得を減らしながら、冬の日射取得量を最大化している。
夏の南風を室内に迎え入れる様に開口部平面形状を構成。中央の中廊下にも風の道が出来る様に開口を設けている
中央は季節ごとの太陽高度を表したもの
様々なバルコニー形状
屋上から運河方面を見る。
道路側室内。
裏手は運河に面している。思いのほか明るい。
入口は2枚の扉で構成され内扉を開けていても外扉を閉めておけばプライバシーを守りながら、通風を確保できる。

網戸付き木製ルーバー(外扉)

0 件のコメント: