2019年3月13日水曜日

第16回 JLCAオープンセミナー 開催

3/5(火)東京ミッドタウンにて、(一社)日本ライティングコーディネート協会主催「第16回JLCAオープンセミナー」が開催された。
テーマは「空間リファインにおける 照明及び設備のコーディネート」。
講師(左):橋本  健 建築家 / 環境計画スタジオ一級建築士事務所 代表
コーディネーター(右):山中 敏裕(一社)日本ライティングコーディネート協会 
副会長 / ライツワークス 主宰
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今回のオープンセミナーは、JLCA伊藤 雅基 会長のご挨拶から始まり、建築家の方に「照明のことを中心に」お話をしていただくという趣旨。
セミナーの内容としては、非常に実務的・実用的であった。
今回の講師の橋本 健 氏は、奈良県生まれ。大学卒業後、上場企業に就職するも建築にめざめ、一念発起。専門学校に行き直し、設計事務所・浜野商品研究所を経て独立。環境計画スタジオ一級建築士事務所を設立という異色の経歴の持ち主。
また、2003年にはTVチャンピオン「狭小一戸建てリフォーム決戦」に出場し優勝、第4回リフォーム王となる。
スケルトンリフォーム、リファイン住宅、オフィスビルの再生に取り組まれている。
また、コーディネーターの山中 敏裕 氏は、大阪府生まれ。大阪体育大学卒業後、小泉産業株式会社(現コイズミ照明)入社。その後、1999年に独立し、ライツワークスを立ち上げ照明コンサルティング活動に従事。2006年にJLCAを設立し、現在に至る。
また、同じ関西出身ということもあり橋本氏との親交は長く深いとのこと。
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橋本氏が設計をする上で大切にしていることはお客様に寄り添うこと。
とにかくお客様にきちんと向き合って『絆をつくることが大事』とのこと。

図面を引く前に、まずは素案をつくってお客様の反応を見ながら一緒につくっていき、
基本的な方向性は誤らないように注意して、常に+αの差別化できる提案をしていく。

その上でお客様に「変わった」と実感していただけるよう、お金をかけるべきポイント
はハズさない。

また、建築家だけではなくチームとしてライティング・造園など、専門家に任せるべきところは任せることで空間ががらっと変わるとのこと。

特に照明計画は、ライティングコーディネーターではないとわからない点も多く、建築家とは違う視点からの提案があり、これが一番「変わった」とお客様に印象づけることへの近道とのこと。

これらにより「建売でも、注文住宅のような空間にできる」。

今回のセミナーについて関心を持った方は、以下のリンクに一度アクセスを。

JLCA /(一社)日本ライティングコーディネート協会:http://www.jlca.or.jp/

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