2019年7月4日木曜日

吉野石膏 総合性能試験センター新館完成

吉野石膏株式会社は、71日に千葉県袖ケ浦市に建設していた総合試験センター新館(以下、新館)の開所式を開催した。
新館には、大型耐火炉2基、音響試験装置(床遮断性能測定装置・吸音性能測定装置)、構造耐試験装置、型恒温恒湿室(環境チャンバー)を新設。

大型耐火炉


床遮音試験室
吸音試験室














床遮音試験室・吸音試験室は、東京大学名誉教授 橘秀樹氏が設計・監修。


構造耐力試験装置
















本試験装置で3種類の耐力試験が行なえる。
(面内せん断試験(耐力壁)・面内変形追従性試験(非耐力壁)・面外曲げ剛性試験)


面内せん断試験装置側



大型恒温恒湿室 (外観)


大型恒温恒湿室 (内観)




設置された大型恒温恒湿室は、マイナス40℃~80℃の温度と、30%95%の湿度を制御でき、海外市場のジャカルタやホーチミンに適合できる商品の開発を行う。

今後は、既存の試験センターと合わせて、付加価値商品の開発を加速し多様化するニーズへ迅速に対応していく。

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