2022年10月17日月曜日

東京ミッドタウン「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022」結果発表、受賞作品展示

東京ミッドタウンが、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・応援、コラボレーションを目的として開催している、デザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022」の受賞作品が発表された。受賞作品は、東京ミッドタウンのプラザ B1にて、10/13から11/6までの期間で展示中。
同アワードは、<デザインコンペ>と<アートコンペ>の2部門にて募集し、今年は計1,481点(デザインコンペ:1,218点、アートコンペ:263点)の応募作品の中からグランプリなど全16点の受賞・入選作品を決定。
<デザインコンペ>では、旅先でもらうお土産袋や生活の中でもらう袋を加熱加工し、アップサイクルしたお土産のような椅子『souvenyl chair』 、<アートコンペ>では、SNSで集めた着飾られた犬たちをモチーフに社会の中で‟本当の自分ではない誰か”を無意識に演じさせられている人々の肖像を描く『But he has nothing on at all』がグランプリに選出された。
他、受賞作品については下記の通り。
〈デザインコンペ〉テーマ:「TRIP」
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『souvenyl chair(スーベニール チェア)』ツルタシュリ
■優秀賞(賞金30万円)
『情景を重ねるポストカード』funsui/松尾沙也加、大塚眞浩、加藤槙之助、平野佳奈
『icetream(アイストリーム)』成瀬 峻
『器になる個包装』curry&hamburg/瀧澤 光、田村 開
■ファイナリスト(賞金5万円)
『旅風鈴』小林 遣
『花になるガム捨て紙』吉田峻晟
『Avatar』谷口えいみ
『tadayo - 部屋を旅する照明』はるえ と はやし/春江紗綾・林 海人
『振り掛け花火』井上 凪
『TOFU』TOFU/李 彥霆・吳 承澤・汪 佳慧・李 元浩
〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『But he has nothing on at all』中田愛美里
■準グランプリ(賞金50万円)
『35°39’55”N の旅』片貝葉月
『Sky Forming Apparatus』studio SHOKO NARITA/成田雄基・平澤尚子
■優秀賞(賞金10万円)
『空白を晒す』馬蹴れんな ※審査員特別賞
『tooloop』井村一登
『六本木の肌理)』平野利樹
受賞者に授与されるトロフィーは各年度ごとのオリジナルで、今回はデザインコンペの審査員、えぐちりか氏がデザイン、制作したもの。コンセプトは“問いかけるトロフィー”で、「一度きりの人生、死ぬまでに何を成し遂げたいか?」を問いかけてくるようなトロフィーにしたいと思い、骨をモチーフにしたとのこと。
期間中、来場者の一般人気投票をオンラインで実施し、「東京ミッドタウン・オーディエンス賞」を決定する。結果は11月下旬に公式サイトにて発表。

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