森美術館が六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューにて、3/17~6/4までの期間で「へザウィック・スタジオ展:共感する建築」を開催中。
ヘザウィック・スタジオは、1994年にロンドンで設立された世界各地で革新的なプロジェクトを手掛けるデザイン集団。建築だけでなく、都市計画・プロダクトデザイン・インテリアデザインといった幅広い分野のプロジェクトに取り組んでいる。
日本での展覧会は初めてで、主要プロジェクト28件を一挙展示する。プレス内覧会では、トーマス・ヘザウィック氏が展覧会開催までの経緯や見どころを話された。
▲トーマス・へザウィック氏(展示会会場にて)
会場の展示デザインも自ら行い、日本の暖簾や垂れ幕に着想を得たユニークなものとなっている。
試行錯誤を重ね、新しいアイデアを実現する彼らの仕事を「ひとつになる」、「みんなとつながる」、「彫刻的空間を体感する」、「都市空間で自然を感じる」、「記憶を未来へつなげる」、「遊ぶ、使う」の6つの視点で構成。人間の心を動かす優しさ、美しさ、知的な興奮、そして共感をもたらす建築とは何かを探る。
▲「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景(上、下左)、
《上海万博英国館》上海 2010年(下右)
今年の秋に開業を予定している、日本で初のヘザウィック・スタジオ建築となる『麻布台ヒルズ/低層部』についての展示も公開。
また、建築プロジェクトの展示以外にも、ヘザウィック・スタジオが50年ぶりにデザインをリニューアルしたロンドン市内を走る二階建てバスの原寸大部分模型や、事務所でこれまで作成してきたクリスマスカード、実際に体験できる回転椅子『スパン』なども見どころ。
▲《クリスマス・カード》1994年-2010年、
「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景(上右)、
《麻布台ヒルズ/低層部》東京 2023年(予定)(下左)、
《スパン》2007年- Courtesy: Magis(下右)
事前予約制(日時指定券)を導入しており、専用オンラインサイトから購入できる。当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしで入館可能。展示は6/4まで。
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