2023年9月19日火曜日

第18回 KAJIMA 彫刻コンクールの 1次審査通過8名が決定

 鹿島の開催する「 KAJIMA 彫刻コンクール」は、1989年に創業150周年を記念して、建設業に関わりのある文化活動支援を目的に、屋内彫刻と建築空間が出会う新しい空間の創造を目指し隔年で開催され、今回の開催で18回目となる。

第18回KAJIMA彫刻コンクールは、9月4日に第1次審査を終えて、模型応募作品総数 201点の中から8点の入選作品が決定された。応募作品のテーマ性や表現手法は多岐にわたり、素材もバラエティに富んだ内容で、時代の変化を感じさせる新しい表現のある作品が見られたという。コンクールの目指している屋内彫刻と建築空間が出会う新しい空間の創造を意識し、建築的な要素を積極的に介在させた作品が入選しており、実物作品においても完成度が期待されている。

今後、8名の入選者は、制作補助金 70万円の支給を受けて実物作品の制作に着手し、2024年2月下旬頃に開催予定の第2次審査に臨むことになる。


第1次審査入選者
橋本和幸・・・・・・・・・・「森の聲」
西村浩幸・・・・・・・・・・「彫刻家具 (みんなの本棚)」
里   佳孝・・・・・・・・・・「どこに屋根を置くか」
神まさこ・・・・・・・・・・「DISSONANCE」
松岡圭介・・・・・・・・・・「memento mori -iris-」
林  岳 ・・・・・・・・・・・「帷(とばり)」
Karolina Konieczny・・・・・「Curlicue」
林 勝煌・・・・・・・・・・「知恵の森」
 


9月4日に開催された1次審査のようす


 
「第18 回 KAJIMA 彫刻コンクール」お問い合わせ先
「KAJIMA 彫刻コンクール」実行委員会 事務局
E-mail:gad-sculpture@kajima.com 

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